どーもです。

今日紹介するのは、PRGRの工房専用パーツ販売モデルである「iDナブラRSツアー」ウエッジです。試打ラウンドでは52・56度モデルの使用でしたが、レンジでは58度を主に打ってみました。というのはこのウエッジ、特に58度モデルは構えてみて「ペッタペタで抜けちゃいそう」といったイメージだったので選択していなかったのです。そんなオーラを発していたウエッジですが、早速いってみましょう。

まずは見た目から。PRGR iD NABLA RS TOUR W 58 MAIN

マットなサテン仕上げでシンプルなデザインですね。チェッカー模様がなかったら、超シンプルなモデルですな。
PRGR iD NABLA RS TOUR W 58 BACK

フェースはかなりの小顔系。リーディングエッジの丸みがいかにもってな感じです。
PRGR iD NABLA RS TOUR W 58 FACE

ソールですが、こうやってみるとワイドソールです。でも、トレーリングエッジがスッと落とされていますよね。しかも、トゥ・ヒールも落とされています。これによって、バンスは少なくなり、フェースを開いても使いやすくなっていますが、ボクレベルにとってはこれが「ペッタペタ」に見える要因だったりします。
PRGR iD NABLA RS TOUR W 58 SOLE

ネックはストレート。ホント、見た目ではほとんどバンスがありませんね。ちなみに、3.5度だって!! トレーリングエッジが削られているので、抜けは良さそうですけどね。
PRGR iD NABLA RS TOUR W 58 SIDE

構えてみるとこんな感じ。かなりの小顔で、いかにも操作性が良さそうです。メチャ開きやすいので、気を抜くと普通に構えているつもりでも開き気味になったりして・・・。
PRGR iD NABLA RS TOUR W 58 TOP

今回試打したのは、スチールシャフト「ダイナミックゴールド」S200装着モデルの58度。スペックは、ロフト角58度、バンス角3.5度、ライ角64度、長さ35インチ、総重量465.4g、バランスD2。シャフトスペックは、重量118g、トルク1.7、元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用。なお、52度・58度モデルは鶴舞CC東コースでの実戦試打で、ボールは「iDナブラ スピン」使用です。

まず持ってみた感じですが、重量的にはしっかり重量系。素振りしてみると、ヘッドの重量感もいい感じで、ショットもアプローチもいい感じに振れそうな感覚はありました。52度に関しては、ボクでもいい感じで使えそうな感じです。主に100yあたりに使用でしたが、やはり見た目のイメージ通り抜けがいい感じでした。寄せでもつっかかり感は全くなく、スパッと抜けるのがこのウエッジのミソでしょうね。バンスがあるモデルだと、多少手前から入ってもズズズッといった感じミスをカバーしてくれますが、バンスが少ないこのウエッジは、手前から入ったらそのままスパッと抜けてだるま落としになっちゃうのがボクレベルで一番でやすいミスでしょう。これは、52度も56 度も58度も共通だと思います。特に58度モデルは、ロフト以上にペタっとしたように見えちゃうので、ボクレベルだと、FWから普通にだるま落とししちゃいそうに感じちゃうのが怖さかな。

そんなイメージのあった58度モデルですが、レンジで打ってみました。

58度フルショットはボクのイメージで80yですが、結果はほぼイメージ通りでしたね。感覚的には硬いベアグランドのイメージで打ってみましたが、逆にバンスが少ない分アイアン感覚で打てるかも!
PRGR iD NABLA RS TOUR W 58FULL3D

5球のデータはこちら
PRGR iD NABLA RS TOUR W 58FULLST

【5球平均】
HS25.4m/s、初速32m/s、打ち出し角29度、バックスピン量8574.6rpm、サイドスピン-856.1rpm、飛距離86y

続いて50yイメージですが、こんなボクでもスピン量が安定した感じで打てました。
PRGR iD NABLA RS TOUR W 58HALF3D

5球データ
PRGR iD NABLA RS TOUR W 58HALFST

【5球平均】
HS20.8m/s、初速23m/s、打ち出し角27.8度、バックスピン量6603.1rpm、サイドスピン-604.5rpm、飛距離49.6y

最後に15yイメージのアプローチですが、むしろ短い寄せのほうがバラけていたりして・・・
PRGR iD NABLA RS TOUR W 58AP3D

5球データです!
PRGR iD NABLA RS TOUR W 58APST

【5球平均】
HS11m/s、初速12.2m/s、打ち出し角30.2度、バックスピン量3174.5rpm、サイドスピン-300rpm、飛距離15.2y

普通に構えての寄せ、開いての寄せなど多彩な技を発揮できる操作性の高いウエッジですが、逆をいえば構えた通り、振った通りの出球になるということですよね。その結果がボクの場合、やはり短い15yという寄せのバラケに出てきていますよね。クラブ慣性で振り抜けるショットはまだ使えそうにも感じましたが、より精度が求められる寄せではちょっとシビアですな。

最後にバンカーショットですが、58度モデルはバンカーレンジで試打。ここは砂が柔らかいのですが、トレーリングエッジからスパンと入れるイメージで打てればいい感じに行けますね。ショット感覚でリーディングエッジから入ってしまうとザックリ潜っていくので、バンカーショットではむしろ開いたほうが打ちやすいかもしれません。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS45m/sは欲しい感じですね。とにかく抜けが良く、多彩な技をしっかり具現化してくれるウエッジですね。前記していますが、操作性が高い分スイングのミスはそのまま出球に直結するシビアさはあります。スピンコントロールできる技術があれば、メチャクチャおもしろいウエッジなんじゃないかと思いました!!

<PRGR「iDナブラRSツアー」ウエッジ>
■KAZ’s インプレッション(各10点満点)
▽スピン性能:10▽操作性:10▽抜けの良さ:10▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:7
■ヘッド:軟鉄(8620)
■ロフトバリエーション(ロフト角/バンス角):52度/7度、56度/8度、58度/3.5度
■価格:ヘッド1個1万8000円+税