どーもです。

今日は、キャロウェイの「MACK DADDY PM・GRIND」(マックダディPMグラインド)ウエッジを紹介しましょう。マックダディとは、ご存じロジャー・クリーブランド氏のことです。ロジャーのウエッジを使ったフィル・ミケルソンが「すげぇ~な、オヤジ!!(MACK DADDY)」といったのがそのまま商品名になったという逸話ですが、今回のPMはそのフィル・ミケルソン監修というモデルです。2大巨頭のタッグで生まれたウエッジは、意外にもある種異形なウエッジ! というわけで、早速いってみましょう!

まずは見た目から。CALLAWAY MD PMG MAIN妙にトゥがツンと立っているのがわかると思います。バックフェース下部の緑のドットが、なんか妙にカッコ良かったりするのはオヤジの感覚かな!? でも、これでバックフェース下部が軽くなるので、重心位置が高くなっているはずですよね。CALLAWAY MD PMG BACKフェースがなんかすんごい形ですな!! このウエッジの特徴は、フェース全面にミゾが刻まれていることですね。形状的には、ネックからリーディングエッジにつながるラインが流麗で、リーディングエッジもやや丸みをおびていました。CALLAWAY MD PMG FACEソールはワイドソール。試打クラブの傷でソールの削り方がわかると思います。中央がやや窪んだ形状になっているので、実際には接地面積が少なめなのもわかりやすいと思います。CALLAWAY MD PMG SOLEネックはセミグースでした。CALLAWAY MD PMG SIDE構えてみるとこんな感じ。ネックの絞り方がスゴイっすね。とにかく、見た目的には「こりゃ~スピンかかるぜぇ!!」ってな感じですわ!CALLAWAY MD PMG TOP

今回試打したのは、スチールシャフト「ダイナミックゴールド ツアーイシュー星条旗バージョン」S200装着の58度モデル。スペックは、ロフト角58度、バンス角10度、ライ角64度、長さ35インチ、総重量487g、バランスD5。シャフトスペックは、重量129g、トルク未確認、手元調子です。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用。また、実戦は静岡・サザンクロスCC、ボールはスリクソンZ-STAR使用です。

持ってみた感覚ですが、重さ的にはしっかり重量級。バランスD5ですが、ワッグル時にはそんなにヘッドがきいているようには感じませんでしたが、素振りしてみるとヘッドがきいているのを体感できましたね。

まずはレンジ試打のフルショットですが、スカイトラックの弾道データがこちらでCALALWAY MACK DADDY PM GRIND FULL ST3Dこちらが各球のデータです。CALALWAY MACK DADDY PM GRIND FULL STボクのスイングでもバックスピンが平均8644.6rpmで、9175.8rpmなんて結果も。バックスピンで戻るには1万rpm必要なんて話を聞いたことがありますが、キッチリ打てればバックスピンで戻るかもしれませんね!! まぁ、そんなのをロクに経験したことがないので、ピンデットに狙ってスピンで戻っても意味がありませんけどね。ウエッジ自体フルスイングで強振するクラブではないですが、このウエッジは強振しなくてもいい感じにスピンがかかってくれそうなので、ボクレベルでもピンデットに突っ込んで行けそうなイメージを持たせてくれます。

続いてハーフスイングのスカイトラック弾道がこちらでCALALWAY MACK DADDY PM GRIND HALF ST3Dその各球データがこちら。CALALWAY MACK DADDY PM GRIND HALF STハースイングでもバックスピンの平均は5474.8rpm。これは、やはりスピンがガッツリかかってくれそうですね。結構ラインが出しやすく、ボクにしてこの苦手な距離で弾道がそろっていたのは好印象! ヘッド重量を感じやすいので、ヘッドの自然な落下に対して後は目標に対してフェース面を意識するだけで、かなりいい感じに打てました。

そして、15y意識のアプローチですが、そのスカイトラック弾道がこちらでCALALWAY MACK DADDY PM GRIND AP ST3Dこちらが各球のデータです。CALALWAY MACK DADDY PM GRIND AP STあくまでもボクの場合ですが、短めの距離のほうが左にもっていってしまう傾向が強かったですね。これは、ボクのクセでしょうけど(汗) ランがほとんどでないので、突っ込んでいけそう・・・、というか突っ込んでいかなくてはいけないかもしれませんね。

レンジのバンカーでバンカーショットも打ちましたが、これはそのままドスンでも、開いて薄めでも、どっちでもいい感じに打てそうですね。技術が必要かもしれませんが、このウエッジの形状としてトゥまでスコアラインが刻まれているということは、開いて薄めにいってもしっかりスピンがかかってくれるというのがポイントかもしれませんよね。

ということをふまえての実戦ラウンド使用での感想ですが、1番強く感じたのはラフでの強さ。どうしてもラフではスピン量が減りますが、それほど深くないちょっとしたラフなら、普通にFWから打つのとそれほど大きく変わらない感覚で打てたのがうれしいですね。

アプローチは52度を多用するので58度だとちょっと意識的に難しさが先攻してしまい、「突っ込まなくてはダメなウエッジ!」とわかりながら突っ込めなくてショートというのが多かったかな。これはウエッジのせいではなく、ボクの問題ですけどね

バンカーショットは1度だけ使用でした。その砂はやや湿って締まった感じだったので、軽く開いてドン! 若干打ち過ぎたのでピンはオーバーしましたが、でもトントントンで止まってくれたのは、実はボク自身ビックリでした。

実戦ではできませんでしたが、アプローチレンジでロブショット気味の短めなショットを打ってみましたが、おそらくこのウエッジはこのショットを打つためのものなんじゃないかと思います。ロブショットでもスピンをかけて止める。あるいは、ミケルソンだったら戻したりして・・・。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低でもHS45~46m/sは必要でしょうね。しっかり重量級なので、この重量を操れるパワーがあるということは最低限の必要条件でしょう。その上で、やはり多彩な技を具現化してくれるウエッジだと思います。ボク的には、決して簡単なウエッジではないと思いますが、ボクらアマチュアが打ってもスピンがしっかりかかってくれるのはいいですね。フェース全面にスコアラインが刻まれているので、やはり多少芯を外しても普通のウエッジよりはスピンがかかってくれます。もちろん、トゥトップまでスコアラインが刻まれているは、ロブショットが得意なミケルソンならではでしょうが、それでもボクレベルのアマチュアにもメリットはありです!

原稿を書いている間、ずっと引っかかっていたのは、「こんな感じのウエッジ、どこかで打ったよな・・・」でした。その疑問が解決したので紹介しておきますが、ゾディア「ポイント ファイブ スペック スタジオ」ウエッジでしたわ!!

<キャロウェイ「マックダディPMグラインド」ウエッジ>
■KAZ’s インプレッション(各10点満点)
▽スピン性能:10▽操作性:10▽抜けの良さ:10▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:9
■ヘッド:軟鉄鍛造
■ロフトバリエーション(ロフト/バンス):56度/13度、58度/10度、60度/10度
■シャフト(重量/トルク/調子):「ダイナミックゴールドツアーイシュー星条旗バージョン」(S200=129g/未確認/手元調子)
■価格:1本2万4000円+税
■備考:56度、60度は左用あり