どーもです。

今月頭にミズノのニューモデル「MP CLK」シリーズの試打レポートを紹介しましたが、「MP-55」「MP-5」2モデルのアイアンは試打クラブが出払ってしまいレポできませんでした。その2モデルを試打することができた!! まずは「MP-55」から紹介しようと思います!

「MP-54」を試打した際に、「こんなラクに打てるなんて、これをMPシリーズで出していいの!?」なんて思っちゃいましたが、今回試打した「MP-55」がさらにその上を行くんじゃないかって…。その辺も確認しつつレポしたいと思います。

まずは見た目から。MIZUNO MP-55 MAIN

構造的には「MP-54」はアンダーカットキャビティでしたが、この「MP-55」はポケットキャビティになるんじゃないかな。フェース下部のスイートエリア裏が「MP-54」よりも厚肉化しているようです。もちろん、これは打感向上を意識してですよね。MIZUNO MP-55 BACK

フェースは「MP-54」とほぼ同じ大きさじゃないかな。MPシリーズとしては、やや大きめです。でも、今回の「MP-55」はネック側がやや絞られて、トゥがツンと立ったように見えます。MIZUNO MP-55 FACE

ソールも広さ的には「MP-54」と同じ感じ。トレーリングエッジの丸みも似たような印象に仕上げられていました。MIZUNO MP-55 SOLE

ネックはセミグースで、これは「MP-54」よりも若干グースが強くなっていました。また、横からみてもポケット部分がわかるほどになっていましたが、それでもフェース下部への深さは「MP-55」のほうが浅いようです。MIZUNO MP-55 SIDE

構えてみるとこんな感じ。いい顔してまんなぁ~! やはり、今回の「MP-55」はややトゥが立ってつかまりそうな雰囲気を醸し出していますね。MIZUNO MP-55 TOP

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO950GH」Sフレックス装着モデルの#5。スペックは、ロフト角25度、ライ角60.5度、長さ37.75インチ、総重量400g、バランスD1。シャフトスペックは、重量98g、トルク1.9、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用です。

持ってみると重量的にはやや軽めですが、これは「MP-54」と同じ重量ですね。グリップがやや太めなのが、個人的には「いいね!」ポイントかな。見た目でややつかまりが良さそうに見えるのは、フッカーのボクにとっては「MPなのに…」なんて思ってしまいましたが、まぁ、新しいMPユーザーを創出するためには必要な要素なんでしょうね。「MPデビューキャンペーン」もやっているようなので、そういうコンセプトのアイアンだということも理解できます。素振りしてみると、やはりシャフトが軽めでその分ヘッドがきいているように感じました。実際に打ってみると、その高弾道振りにビックリ!! 「MP-54」でもガッツリ高弾道で驚きましたが、今回の「MP-55」はその「MP-54」を上回る高弾道! これぞ、進化か!? ってな感じっすね。こりゃ~スゲぇ~わ~! 実は「MPとしてこのクラブがどうなの!?」なんて思っていましたが、そんなことを通り越して、クラブとして単純にすげぇ~っす!! GST-3Bの3球平均はHS40.2m/s、初速56.2m/s、飛距離181y、ミート率1.39で、ベストは写真の通りでした。MIZUNO MP-55 DATE

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、MIZUNO MP-55 ST3D

その各球のデータがこちらです。MIZUNO MP-55 ST

【3球平均】
HS40.9m/s、初速53.1m/s、打ち出し角15.4度、バックスピン量3855.5rpm、サイドスピン-479.4rpm、飛距離186.3y
【ベスト】
HS40.5m/s、初速54.2m/s、打ち出し角14.4度、バックスピン量3904.5rpm、サイドスピン-504.8rpm、飛距離190.1y

打感はソリッド系。マイルドなつぶれ感の中に、しっかり打ち抜き感もある感じでしたね。「MP-54」をボクは自分のブログで「マイルド!!」と書いていますが、「MP-55」はソリッド系かな!!

弾道はこんな感じ。

そのスカイトラックデータがこちらでした。MIZUNO MP-55 MST3D

ヤバイでしょう、この高弾道! ロフト25度でこの球の上がり方って、ぶっちゃけおかしくないって突っ込みたくなるほどです。でも、これが今風のアイアンなんでしょうね。「MP-55」はスピン量もやや少なめで、打ち出しからドーンってな感じのいわゆる棒球をオートマチックに打てるのが魅力ですな!

出球傾向はボクのスイングで、軽いドロー系。見た目ではもっとつかまっちゃうんじゃないかとも思いましたが、つかまりすぎない感じは良かったですね。

振り感ですが、ややヘッドがきいているような感じなので、タメるタイプだと振り遅れそうな印象があるかもしれませんね。その辺を我慢してリストでギュンとやらなければ、いい感じに振れそうですね。そう、実は払い打ちのほうがよりあうんじゃないかなって思っちゃいました。

続いて#7ですが、こちらのスペックはロフト角32度、ライ角61.5度、長さ36.75インチ、総重量415g、バランスD1。MIZUNO MP-55 7I MAIN

フェースMIZUNO MP-55 7I FACE

構えてみるとこんな感じでした。MIZUNO MP-55 7I TOP

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちらでした。MIZUNO MP-55 7I MST3D

#5同様、ドーンな弾道です。そう、文句なしの超高弾道。しかも、スピン量少なめで完全な棒球ですね。個人的には「JPXでもいんじゃないの!?」って思っちゃうアイアンですが、まぁ、そんなことを抜きにしても、とにかく「こいつぁ~すげぇ~わ~!」って感じでしたね。GST-3Bの3球平均データはHS39.3m/s、初速51.8m/s、飛距離155y、ミート率1.31で、ベストは写真の通りでした。MIZUNO MP-55 7I DATE

スカイトラックの弾道データはこんな感じMIZUNO MP-55 7I ST3D

その各球データはこちらでした。MIZUNO MP-55 7I ST

【3球平均】
HS39.8m/s、初速51.1m/s、打ち出し角18.9度、バックスピン量5315,2rpm、サイドスピン-600.2rpm、飛距離165.6y
【ベスト】
HS39.3m/s、初速50.5m/s、打ち出し角19.4度、バックスピン量4946.6rpm、サイドスピン-711.5rpm、飛距離166.1y

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/sあたりにオススメ。MPの名を冠していますが、これはもうオートマチックに棒球が打てるまさに「MPの入門編」。払い打ちでも球が上がるんじゃないかって感じなのは、MPでは初めて感じた印象かな。MPデビューモデルとしてはもちろんですが、「クラブに任せられるところはクラブに任せ、プレーヤーはコース攻略に集中」なんて感じのプレーヤーにもオススメですね。ボク的には、スリクソン「Z545」に並ぶここ最近のアイアンではオススメモデルですわ!

<ミズノ「MP-55」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:マイルドスチール(S25CM)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO950GH」(S=98g/1.9/中調子)。カーボンシャフト「ツアースピリットMP-i」(80S=80g/-、75SR=75g/-、65SR=65g/-、60R=60g/-/中元調子)
■価格:スチールシャフト装着モデル6本(#5~PW)セット11万4000円+税、単品(#4)1万9000円+税。カーボンシャフト装着モデル6本セット13万8000円+税、単品未確認。