どーもです。

今日はミズノのニューモデル「MP-5」アイアンを紹介しましょう。これはもう誰が見てもザ・マッスルバックですね。昨日紹介した「MP-55」がMPとしては入門編といっても過言ではないアイアンでしたが、その「MP-55」と同時に発表されたのは、その対極に位置するようなザ・マッスルバック!! この2モデルを同時試打っていうのも、なかなかですよね!! まぁ、そんな訳で「MP-5」ですが、問題は、まず打てるのかどうかです。早速いってみましょう。

まずは見た目から。MIZUNO MP-5 MAIN

ザ・マッスルバックですな! 「MP-4」同様流麗なフォルム!! でも、「MP-4」よりも小振りかつ、バックフェース下部がより厚くなっていました。MIZUNO MP-5 BACK

フェースはコンパクトフェースですね。「MP-5」は「MP-4」よりも重心距離が短め、かつ重心深度は深めって感じかな。MIZUNO MP-5 FACE

ソールは狭め。これはもう打ち込んでいって突っかからないソールでしょうね。そうそう、これ、ルークソールです!!MIZUNO MP-5 SOLE

ネックはストレートでした。なんか、難しそうだけど…MIZUNO MP-5 SIDE

構えてみるとこんな感じ。いい顔していますが、やっぱり難しそう。かなり薄めで、パワーが必要かなって思っちゃいます。やはり、「MP-4」よりはコンパクトフェースに仕上がっていましたね。MIZUNO MP-5 TOP

今回試打したのは、スチールシャフト「ダイナミックゴールド」S200フレックス装着モデルの#5。スペックは、ロフト角27度、ライ角60.5度、長さ37.75インチ、総重量429g、バランスD2。シャフトスペックは、重量129g、トルク1.7、手元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用です。

重量的にはしっかり重め。グリップも太めでいい感じ。素振りしてみても、かなりシャープに振れる印象ですね。実際に打ってみると、「MP-55」に引けを取らない衝撃! 「MP-55」よりは単純にロフトが増えていますが、元来マッスルバックというアイアンは球が上がりづらいカテゴリーのアイアンでしたよね。今でこそマッスルバックでも球は上がりやすくなってきていますが、この「MP-5」はかなり上がりやすくなっていますね。とはいえ、さすがにこの「MP-5」は、「MP-55」のように払い打ちでも球が上がる感じはありません。でも、「上げなきゃ!!」という意識は一切不要です。重量的に振り切れれば、問題なく球は上がると思います。操作性も抜群で、振ったとおりの出球です。これは上級者にはいい感じですが、ボクレベルだと意図しないスイングのミスがそのまま出球に反映されるという怖さもあります。まぁ、その辺も含めてマッスルバックでしょうね。GST-3Bの3球平均はHS39.3m/s、初速54.7m/s、飛距離176y、ミート率1.38で、ベストは写真の通りでした。MIZUNO MP-5 DATE

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、MIZUNO MP-5 ST3D

その各球のデータがこちらです。MIZUNO MP-5 ST

【3球平均】
HS40.6m/s、初速52.0m/s、打ち出し角16.1度、バックスピン量4279.4rpm、サイドスピン-509.8rpm、飛距離176.2y
【ベスト】
HS41.4m/s、初速52.9m/s、打ち出し角17度、バックスピン量4187.8rpm、サイドスピン-663.6rpm、飛距離178.1y

打感はソリッド系。ボク的にはマイルドなつぶれ感の中に、しっかり打ち抜き感がある感じですが、「MP-55」に比較すると「MP-5」のほうがマイルドさは強調されていますね。でも、いわゆるあのマッスルバック特有のマイルドなつぶれ感よりも、ちょっと打ち抜き感があるように感じました。

弾道はこんな感じ。

スカイトラックデータはこちら。MIZUNO MP-5 MST3D

マッスルバックですが、しっかり高弾道。スクエアにキッチリ入れば、ボクでもこんな素晴らしい弾道が打てますが、もちろんこれはスクエアに入ればの話ですからねぇ…

出球傾向はボクのスイングで、基本的にドロー系。でも、スイング通りなので、アウトサイドインではいればフェードも出るし、ボクのスイングのクセで振り遅れればプッシュスライスもでるし、ギュンと手首を返せばチーピンも出ます。想像通りシビアなアイアンですが、それでも従来のマッスルバックに比較すれば、打ちやすさを感じたりするのは、やはり球の上がりやすさですかね。

振り感ですが、この重量を振り切れれば、かなりシャープに振れる印象でしょう。ボク的には、振り感はかなり好きな感でした。

続いて#7ですが、こちらのスペックはロフト角34度、ライ角61.5度、長さ36.75インチ、総重量440g、バランスD2。MIZUNO MP-5 7I MAIN

フェースMIZUNO MP-5 7I FACE

構えてみるとこんな感じでした。MIZUNO MP-55 TOP

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちらでした。MIZUNO MP-5 7I ST3D

#5ではいい感じにスクエアに入りましたが、#7ではちょっと「つかまったかな!?」って感じでした。その結果がこの弾道です。この辺のシビアさは、まさにマッスルバックならではでしょう。#5はたまたまスクエアに入った結果で、おそらくボクの実力的にはこの#7の弾道が真実かな。GST-3Bの3球平均データはHS37.1m/s、初速51.4m/s、飛距離154y、ミート率1.38で、ベストは写真の通りでした。MIZUNO MP-5 7I DATEAVE

スカイトラックの弾道データはこんな感じMIZUNO MP-5 7I ST3D

その各球データはこちらでした。MIZUNO MP-5 7I ST

【3球平均】
HS39.4m/s、初速50.5m/s、打ち出し角20.1度、バックスピン量5365.4rpm、サイドスピン-899.9rpm、飛距離163.5y
【ベスト】
HS39.6m/s、初速50.7m/s、打ち出し角20.2度、バックスピン量5161.2rpm、サイドスピン-1046.8rpm、飛距離164.9y

今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低でもHS45m/sは欲しいモデルでしょう。この重量をしっかり振り切れれば、しっかり球は上がります。でも、しっかりダウンブローで打てて、スピンコントロールで弾道を操りたい人にオススメのアイアンですね。マッスルバックというアイアンは、やはりスピンコントロールできてこそ楽しめるアイアンなんじゃないかと思います。コースで使い切る自信は、ボクにはありませんが、レンジで「こうやって振ったらこういう球が出る」というのを経験するにはおもしろいクラブかもしれません。って、本来のクラブ趣旨と違うかぁ!!

<ミズノ「MP-5」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:9▽操作性:10▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:7
■ヘッド:マイルドスチール(S25CM)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「ダイナミックゴールド」(S200=129g/-/手元調子)。「NSPRO MODUS3 SYSTEM3 TOUR125」(S=128.5g/-/手元調子)
■価格:「ダイナミックゴールド」装着モデル6本(#5~PW)セット11万4000円+税、単品(#4)1万9000円+税。「NSPRO MODUS3 SYSTEM3 TOUR125」装着モデル6本セット12万円+税、単品1本2万円+税。