どーもです。

ゴルフクラブのナンバー1ブランドとして不滅の金字塔を打ち立て、今なおトップを走り続けるダンロップスポーツ「XXIO」(ゼクシオ)シリーズ。その第9代目となる「XXIO9」の新製品発表会が開催されました。「XXIO9」のコンセプトは「ヘッド軌道が変わる、ヘッドスピードが上がる、飛びが一新する」でした。どういうことか? その辺を紹介しつつ、ブース試打の結果をレポしたいと思います。

まずは見た目ですが、ソール後部に配置されたウエートが特徴的ですね。PC XXIO9 DR MAIN

フェースはシャロー。この辺は大きな変更はなかったかな。PC XXIO9 DR FACE

クラウンはこんな感じでした。PC XXIO9 DR TOP

カットモデルがあったので、紹介しておきましょう。PC XXIO9 DR PARTS

今回「XXIO9」がコンセプトにした「ヘッド軌道が変わる」ですが、独自設計のシャフトとヘッドによりダウンスイング前半のヘッド軌道を変化させることに成功しているようです。

当日は野球の投球フォームを例に説明していました。PC XXIO9 PRE1

写真下部のように肘を伸ばした状態でボールを投げても、力強く速い球を投げることはできませんよね。つまり、速い球を投げる(=ボール初速を上げる)には肘をたたみ回転半径を小さくする必要があるという事実があります。

これをゴルフクラブに当てはめる訳ですが、先代「XXIO8」の方法論は「クラブを回りやすくすることで、スイングを変えなくてもHSをアップする」でした。そして「XXIO9」の方法論は

「クラブが無意識にコックリリースを抑え、ヘッド軌道を変えて、HSアップを実現」

のようです。

では、これをどうやってゴルフクラブに当てはめたのか?PC XXIO9 PRE2

① コックリリースを抑える=ヘッド重量を重くする
② 腕を速く回す=シャフトを軽量化、シャフト重心を手元に寄せる
この3つの要素が「XXIO9」のキモになっていました。

「XXIO8」とスペックを比較すると、
【クラブ重量】XXIO8:272g XXIO9:272g ±0g
【全長】XXIO8:45.5インチ、XXIO9:45.5インチ ±0g
【ヘッド重量】XXIO8:195g、XXIO9:197g +2g
【シャフト重量】XXIO8:43g、XXIO9:41g -2g
【シャフト重心】XXIO8:522mm、XXIO9:502mm -20mm(※手元側)
【グリップ重量】XXIO8:27g、XXIO9:27g ±0g
ということになっていました。

となると、どうやら今回のポイントはヘッドとシャフトのマッチングなんじゃないかなって。しかも、何気にシャフト要素も重要なんじゃないかなって感じました。

というわけで、ロフト角10.5度のオリジナルシャフト「MP900」Sフレックスモデルをブースで打ってみました。

重量的に軽めなのは承知の上ですが、ワッグルしてみると手元がかなり緩いというか、柔らかい感じです。素振りしてみると、ヘッド重量が重くなっている分「XXIO8」よりもさらにヘッドが遅れてくる感じ。「これは、チーピン出ちゃうな・・・」って思いながらの2球でしたが、な、なんと、バックスピンよりもサイドスピンのほうが多いという珍事発生!!PC XXIO9 DATE1

ボクが感じた「XXIO9」ですが、これはダウンで速めにコックがほどけてしまういわゆるアーリーリリースの人にオススメですね。アーリーリリースの人にとってはクラブがタメを作ってくれますが、タメが作れる人にとっては振り遅れる可能性があります。ボクがいい例で、振り遅れを感じるので余計に手首を返してチーピンという結果になりそうです。

ところが、「XXIO9」には専用開発Miyazakiシャフトも用意されていて、このマッチングが凄かった!! もちろん、専用開発Miyazakiもかなり柔らかめでしたが、「MP900」よりは手元にしっかり感がありましたね。こっちも2球打ってみましたが、その結果がこちらでした。PC XXIO9 DATE2

というわけで、「XXIO9」ドライバーはとにかくヘッドとシャフトのマッチングがキモですね。ボク的には先代「XXIO8」よりもよりターゲットが明確でわかりやすくなったように思います。また、シャフトを2種類用意することで、カバー域を広めているように思いましたね。「XXIO8」の正統進化バージョンってな感じかな!!

<ダンロップスポーツ「XXIO9」ドライバー>
■価格:オリジナルカーボンシャフト「MP900」装着モデル1本8万8000円+税
■発売予定:2015年12月5日

続いてFWです。PC XXIO9 FW

ドライバー同様にヘッド重量を重くした上で軽量・手元重心シャフトを新開発。ヘッド軌道の変化による飛距離向上を実現したモデルになっているようです。また、フェースとソールも新設計で、よりやさしく遠くに飛ばせるFWに進化しているんだとか!

<ダンロップスポーツ「XXIO9」FW>
■ロフトバリエーション:3W=15度、4W=16.5度、5W=18度、7W=20度、9W=20度
■価格:オリジナルカーボンシャフト「MP900」装着モデル1本5万5000円+税
■発売予定:2015年12月5日

次は、UT。PC XXIO9 UT

UTもクラブがアーリーコックを抑えることで自然とヘッド軌道が変わるというテクノロジーにより、先代「XXIO8」を超える大きな飛びを実現しているようです。

<ダンロップスポーツ「XXIO9」UT>
■ロフトバリエーション:U3+=17度、U3=19度、U4=21度、U5=23度、U6=25度
■価格:オリジナルカーボンシャフト「MP900」装着モデル1本3万8000円+税
■発売予定:2015年12月5日

最後はアイアンですが、見た目はこんな感じでした。PC XXIO9 7I MAIN

フェースPC XXIO9 7I FACE

トップラインはこんな感じ。PC XXIO9 7I TOP

アイアンもカットモデルがありました。こちらがボディでPC XXIO9 7I PARTS FLAME

こちらがフェースの表裏。PC XXIO9 7I PARTS FACE

そして、ソール内部とウエート&カバーです。かなり手が込んだ作りですよね!!PC XXIO9 7I PARTS SOLE

アイアンは打っていませんので、速めに試打してレポできればと思います。

<ダンロップスポーツ「XXIO9」アイアン>
■価格:オリジナルカーボンシャフト「MP900」装着モデル8本(#5~9、PW、AW、SW)19万2000円+税、5本(#5~9、PW)セット12万円+税、単品(#4、#5、AW、SW)各1本2万4000円+税。スチールシャフト「NSPRO890GH DST for XXIO」8 本 セット15万2000円+税、6本セット9万5000円+税、単品各1本1万9000円+税
■発売予定:2015年12月5日

当日はゲストに中島常幸プロ、山下和宏プロ、横峯さくらプロ、古閑美保プロが参加。PC XXIO9 GUEST

それぞれ、XXIO9については以下の通りにコメントしていました。

中島プロ クラブが勝手にタメを作ってくれてヘッドが走る。ヘッドとシャフトのマッチングが重要で、シャフトの完成度が高い。

山下プロ XXIOはアベレージゴルファー向けだと思っている人が多いだろうが、男子プロでも使っています。クルマに例えればスリクソンはマニュアル、ゼクシオはオートマ。クラブに任せられることはクラブの任せ、コースマネージメントに集中したいので、自分にはゼクシオがいい。

横峯プロ ゼクシオは完成度が高く、期待を裏切らないクラブ。これ以上オススメのクラブはないです。

古閑プロ 昔のように練習をしていませんが、それでもいい結果がでますね。XXIO9をテストで打ってみたら、何もしていないのにいきなりHS44m/sがでました。現役時代よりちょっと上がっていてビックリ!!

また、会場にはこれまでの歴代モデルが展示されていました。

写真左初代、右2代目PC XXIO9 1_2

写真左3代目、右4代目PC XXIO9 3_4

写真左5代目、右6代目PC XXIO9 5_6

写真左7代目、右8代目PC XXIO9 7_8

懐かしいさを感じるとともに、改めてXXIOの凄さを感じましたね。