どーもです。

先日お届けした季美の森ゴルフ倶楽部のラウンドで実戦投入したテーラーメイドのニューモデル「M1」シリーズ&「PSi」アイアンを、いつものメトログリーン東陽町で試打してきましたので紹介しましょう。「M1」シリーズのドライバーはヘッド体積が違う460、430の2モデルをラインアップしています。まずは、460から紹介してみましょう。

M1シリーズの特徴ですが、まとめてみるとこんな感じでした。
①クラウン素材に7層構造の複合素材「グラファイト・コンポジット」を採用。軽量化&低重心化に加え、重心位置をフェースセンター方向に移動させている。
②「フロント・トラック・ウエート・システム」(フェース左右方向のウエート移動)と「バック・トラック・ウエート・システム」(フェース前後方向のウエート移動)による調整機能「Tトラック・システム」によるより細かい弾道チューニングの実現。

この2つのポイントが重要ポイントのようです。とはいえ、ボクが確認したいのは、このクラブのオリジナルポジションでの実力。というわけで、今回もウエートはあくまでもデフォルトポイントでの試打としています。

では、見た目からいってみましょう。TM M-1 460 MAIN

フェース左右にウエートコントロールできる「フロント・トラック・ウエート・システム」が重心距離、フェース前後にウエートコントロールできる「バック・トラック・ウエート・システム」が重心深度を調整できるのは一目瞭然。これ、ありそうで無かった新システムですね。TM M-1 460 SOLE

フェースはややシャロー気味ですが、トゥ側に気持ちボリュームがある感じ。なお、R15よりも若干重心位置が低くなっているようです。TM M-1 460 FACE

かなりファットなボディですが、かなりヒップダウンしているのがわかります。TM M-1 460 SIDE

後ろ姿です。TM M-1 460 BACK

構えてみるとこんな感じ。テーラーメイドといえばホワイトクラウンですが、今回はカーボン素材を感じさせる黒を生かし、ツートンカラーになっているのが特徴。白い部分も、ボク的にはインパクトエリアが強調された感じで、なかインパクトをイメージしやすかったですね。TM M-1 460 TOP

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「TM1-116」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角9.5度、ライ角58度、長さ45.5インチ、総重量312g、バランスD2。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量57g、トルク4.1、中調子。TM M-1 460 SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

重量的には気持ち軽めで、素振りしてみるとシャフトはやや柔らかめで中間から先が気持ち走る感じでした。でも、変なねじれ感もなく素直に走るような印象でした。コースでいきなり打っていい感じだったのですが、果たしてレンジでも同じような弾道を打てるのか!? 実際に打ってみてまず感じたのは、とにかく直進性が高いことですね。これはコースでも感じていましたが、実際にデータを取ってみても安定してサイドスピンが少なかったです。球がしっかり上がって高弾道、かつ直進性が高いとあれば、ボクらアマチュアにとっては実に安心感がありながらも攻撃的なクラブなんじゃないかと思います。弾道調整システムを搭載していることからいわゆる上級者やアスリート向けモデルのオーラを感じますが、少なくともオリジナルシャフモデルはボクレベルなら普通に打てるし、ある種オートマチックなテーストも感じましたね。GST-3Bの3球平均データはHS44.3m/s、初速67.9m/s、飛距離247y、ミート率1.53で、ベストは写真の通りでした。TM M1 460 DATE

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、TM M1 460 ST3D

その各球データはこちら。TM M1 460 ST

【3球平均】
HS47.6m/s、初速65.8m/s、打ち出し角13.8度、バックスピン量2338.1rpm、サイドスピン-67.1rpm、飛距離254.2y
【ベスト】
HS48.1m/s、初速66.4m/s、打ち出し角13.8度、バックスピン量2374.9rpm、サイドスピン-169.9rpm、飛距離257.3y

打感はソリッド系かな。インパクト自体の柔らかさはあるように感じますが、やや弾き感もある感じでした。音は、中音系で心地よい響きでした。

弾道はこんな感じ。

そのスカイトラックデータがこちら。TM M1 460 MST3D

弾道的には、しっかり高弾道。ガッツリ球は上がってくれますね。スピン量も少なめで前述通りとにかく直進性が高いのがうれしいです。しかも、飛んでいるし~!! スカイトラックで251yマークでしたが、コースでは平均256.2y、最大飛距離281yを記録しています。

出球傾向は、ボクのスイングでほぼストレート。フッカーのボクが打ってもほぼストレート。ボク的には、ヘッドとシャフトのマッチングが良く、ボクのスイングにも合っているようで、タイミングが取りやすく安心して振れましたね。

その振り感ですが、ボク的にはかなりシャープに振れるイメージでした。素振りしたイメージではもっと全体が大きくしなりそうなイメージでしたが、意外とシャープに振れました。実は「ツアーAD GP-6S」モデルはコースで試打しましたが、ボク的にはオリジナルシャフトのほうがタイミングもあったし、実際に飛距離も出ていました。

今回ボクが試打して限りでは、このスペックでHS40~43 m/sあたりがドンピシャだと思いますが、実際にはHS45~46m/sあたりでもしっかり振っていけると思います。ボクが今回特に感じたのは、オリジナルシャフトとヘッドのマッチングの良さですね。本来、ヘッドの性能を最大限引き出すためにオリジナルシャフトが設計されていると思いますが、そのオリジナルシャフトがないがしろになっているモデルもぶっちゃけありますよね。でも、M1はぜひ1度オリジナルシャフトを試してほしいですね。ターゲット的には上級者&アスリートだと思いますが、オリジナルシャフトモデルは意外とオートマチック感もあるので、実はオールターゲットなんじゃないかと感じました。とにかく直進的に飛ばしたい人は、1度打ってみる価値アリですわ~!

<テーラーメイド「M1 460」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ&フェース=6-4チタン、クラウン=グラファイト・コンポジット
■シャフト(重量/トルク/調子):「TM1-116」(S=57g/4.1、SR=56g/4.5、R=52g/4.7/中調子)。「Speeder661 EVOLUTIONⅡ」(S=69g/3.8/中調子)。「ATTAS G7 6」(S=65g/3.8/中調子)。「KUROKAGE XM60」(S=63g/3.7/中調子)。「ツアーAD GP-6」(S=66g/3.1/中調子)
■価格:「TM1-116」装着モデル1本7万2000円+税。「Speeder661 EVOLUTIONⅡ」「ATTAS G7 6」「KUROKAGE XM60」「ツアーAD GP-6」装着モデル1本9万5000円+税。
■備考:左用無し
■発売予定:2015年12月上旬