どーもです。

今日紹介するダンロップスポーツ「XXIO9」シリーズのアイアンが、XXIO9シリーズのオオトリです。いかなる進化を遂げたのか? ボクなりに分析しつつ、XXIO9シリーズの総括をできればと思います。では、早速いってみましょう!

まずは見た目から。

構造的には、ポケットキャビティタイプですね。先代はトゥ側後方にボリュームゾーンがありましたが、XXIO9は波形になっています。DUNLOP SPORTS XXIO9 IRON BACK

フェースはラージフェースですね。先代はシャロー気味なファースでしたが、XXIO9はトゥが立った感じでした。DUNLOP SPORTS XXIO9 IRON FACE

ソールはセミワイドかな。リーディングエッジとトレーリングエッジがいい感じに削れられていました。DUNLOP SPORTS XXIO9 IRON SOLE

ネックはグースネックでした。なんかバンス角もありそうですな!DUNLOP SPORTS XXIO9 IRON SIDE

構えてみるとこんな感じ。フトコロ部分が深めで、いかにもつかまりが良さそうですね。若干フックフェース気味だったかな。歴代XXIOシリーズがそうであったように…DUNLOP SPORTS XXIO9 IRON TOP

今回ボクが試打したのは、スチールシャフト「NSPRO890GH DST for XXIO」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角30度、ライ角62度、長さ37インチ、総重量405.5g、バランスはD2。シャフトスペックは、重量91g、トルク3.0、中調子。DUNLOP SPORTS XXIO9 IRON SHAFT STEEL

試打会場はメトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用です。

まず持ってみると、重量的には軽量級ですね。まぁ、これは想定の範囲内ですわ~! ワッグルしてみると、スチールシャフトでも先がしなりそうな気配でした。実際に打ってみると、その高弾道振りに驚きましたわ~!! ロフト角30度とストロングロフトですが、それでもこの球の上がり方にビックリです。先代よりもさらに高弾道に感じましたね。ってことは、さらに低重心化されたってことかな!? しかも打ち出し角が高く、ロースピンでしたわ~!! これ、凄いかも…

スカイトラックの弾道データがこちらで、XXIO9 IRON STEEL ST3D

その各球データがコレです。XXIO9 IRON STEEL ST

【3球平均】
HS39.8m/s、初速51.1m/s、打ち出し角17.8度、バックスピン量5131.1rpm、サイドスピン-639.9rpm、飛距離167.9y
【ベスト】
HS39.7m/s、初速50.9m/s、打ち出し角18.2度、バックスピン量4856.6rpm、サイドスピン-557.5rpm、飛距離169.4y

打感は弾き系で、球離れが速めに感じました。もうこれは、XXIOシリーズの打感なんでしょうね。音も高めで、いかにも弾いている感じでした。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちら。XXIO9 IRON STEEL MST3D

弾道的には、文句なしの高弾道ですね。狙っていきたい#7でこれだけ飛んでしまうと、なんだか複雑ですな。それにしても、バックスピンが少ないっすね!!

出球傾向ですが、ボクのスイングで軽いドロー系。バックススピンもサイドスピンも少なめで、直進性の高さを感じましたわ!

振り感ですが、スチールシャフトモデルは振り抜きがいいかもしれませんね。NSで感じやすいインパクト時のグニャリ感ですが、このDST for XXIOでは感じなかったかも。そもそも論ですが、弾き系ですからね~!

カーボンシャフト「MP900」Sフレックス装着モデルも試打してみました。こちらのスペックは、総重量371g、バランスD0。シャフトスペックは、重量57g、トルク4.0、中調子でした。DUNLOP SPORTS XXIO9 IRON SHAFT CARBON

重量的には超軽量級ですが、バランスがD0と軽めなので、振り遅れなく振れそうです。ワッグルしてみると、先が走りそうな感じでした。実際に打ってみると、さすがに先の走り感があって、つかまりがいいですわ~!! これはもう、スライサー向けでしょうね。

スカイトラックの弾道データがこちらで、XXIO9 IRON CARBON ST3D

その各球データがこんな感じでした。XXIO9 IRON CARBON ST

【3球平均】
HS39.7m/s、初速50.8m/s、打ち出し角16.0度、バックスピン量4151.2rpm、サイドスピン-1261.9rpm、飛距離168.0y
【ベスト】
HS40.5m/s、初速51.9m/s、打ち出し角15.9度、バックスピン量4101.5rpm、サイドスピン-1530.5rpm、飛距離171.2y

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちら。XXIO9 IRON CARBON MST3D

サイドスピンが1400回転越え!! ボクのスイングだと、フックですわ~!

振り感ですが、先が走る感じでしたね。でも、頑固なスライサーにはいいかも!? Sフレックスでも柔らかめでした。

今回ボクが試打した限りでは、スチールシャフト装着モデルでHS40m/s辺り、カーボンシャフト装着モデルでHS38m/s辺りにオススメですかね。スチールシャフトモデルはしっかり振り抜きたい人向けですが、カーボンシャフトモデルはラクに飛ばしたい人向けでしょう。頑固なスライサーには、よりつかまりを重視したカーボンシャフトモデルがオススメかな。

XXIO9シリーズですが、今回もデキはいいですね。ウッド系、アイアンの飛距離も申し分なしですが、今回はドライバーがアーリーリリースタイプのスイングまで矯正するMP900装着モデル、より振っていけるMiyazaki装着モデルの2タイプ用意されていますからね。従来モデルで感じていた、アイアンでスチールシャフトモデル使用者にとってドライバーが軽すぎなんじゃないかな問題も、今回のMiyazaki装着モデルの登場で解決ですかね。いずれにせよ、また売れそうですな!!

<ダンロップスポーツ「XXIO9」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:6▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:10
■ヘッド:フェース=チタン(SUPER TIX PLUS for XXIO)。[#4~#7]ボディ=SUS630ステンレス+タングステンニッケルソール+高比重タングステンニッケルインナーウエート。[#8~#9]ボディ=SUS630ステンレス+タングステンニッケルソールウエート。[PW・AW・SW]ボディ=SUS630ステンレス。
■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト MP900(S=57g/4.0、SR=56g/4.1、R=54g/4.2、R2=52g/4.3/中調子)。スチールシャフト NSPRO890GH DST for XXIO(S=91g/3.0、R=87g/3.1/中調子)
■価格:カーボンシャフト装着モデル8本(#5~9、PW、AW、SW)セット19万2000円+税、5本(#6~9、PW)セット12万円+税、単品(#4、#5、AW、SW)各1本2万4000円+税。スチールシャフト装着モデル8本セット15万2000円+税。5本セット9万5000円+税、単品各1本1万9000円+税。