どーもです。

ナイキのニューモデル「VAPOR FLY」シリーズですが、今日は「VAPOR FLY FLEX」ドライバーを紹介しましょう。これは先代「VAPOR FLEX」ドライバーに対応するモデルでしょうが、フェースに対して垂直に配置されたポケットの中のウエートの向きを変えることで、重心位置を変えられるモデルですね。そして今回の特筆事項は、クラウンにレジンが採用されていること。果たしてその仕上がりはどんな感じなのでしょうか。早速いっていましょう。

まずは見た目から。

ソール中央のフェースから垂直に配置されたナイキマークがあるところが、ウエートポケットですね。この中のウエートの向きを変えること重心深度をコントロールできるという仕組みのようです。NIKE VAPOR FLY FLEX DR SOLE

フェースはややディープ気味ですかね。「VAPOR PRO」同様四角い感じですが、ネック側下部の処理が特徴的かも。NIKE VAPOR FLY FLEX DR FACE

ボディはシャロー気味かも!? レジンは黒いところかな?NIKE VAPOR FLY FLEX DR SIDE

後ろ姿ですが、これは唯一無二のデザインでしょうね。NIKE VAPOR FLY FLEX DR BACK

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積は小さめで、洋ナシ型。この辺は「VAPOR PRO」と同じようなイメージかもしれませんね。NIKE VAPOR FLY FLEX DR TOP

今回試打したのは、カーボンシャフト「KUROKAGE XM60」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10度、ライ角58.5度、長さ45インチ、総重量319g、バランスD3。ヘッド体積440cm3。シャフトスペックは、重量63g、トルク3.7、中調子。試打ポジションは、ロフト角10度でニュートラル。これも1度オープンですね。NIKE VAPOR FLY FLEX DR SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

持ってみた感じはしっかり重量級。グリップは普通でしたが、VAPROグラファイトのグリップが太めだったので、若干細めに感じました。ワッグルしてみると、全体的にしっかり感がある感じで、どこがしなるのかがよく分からない感じでした。

まずはミッドポジションでの試打ですが、実際に打ってみると、まずその打感に驚きでしたね。なんかこれまでに感じたことの無い打感で、音も低め。ん~、どう表現したらいいんだろう。マイナスイメージにつながる可能性もありますが、恐れずにいってしまえば、なんか鈍い感じかな。擬音で表現するなら、「ボコッ!!」とか「バコッ!!」てな感じ。およそ金属ヘッドとは思えない打感でした。ミッドポジションでは多分若干重心深度が深めなんだと思いますが、その分ミスヒットの寛容性も気持ち高めなんじゃないかと思います。実際のデータをみても、弾道がよりそろった感じでした。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、NIKE VAPOR FLY FLEX DR MB ST3D

こちらがその各球のデータです。NIKE VAPOR FLY FLEX DR MB ST

【3球平均】
HS43.9m/s、初速61.1m/s、打ち出し角14.0度、バックスピン量2284.1rpm、サイドスピン-99.6prm、飛距離227.9y
【ベスト】
HS44.2m/s、初速61.5m/s、打ち出し角14.0度、バックスピン量2125.2rpm、サイドスピン-274.8rpm、飛距離229.2y

弾道はこんな感じ。

そのスカイトラックデータがこちら。NIKE VAPOR FLY FLEX DR MB MST3D

弾道的には、中弾道。ボクのスイングでは、球が上がりづらい印象でしたね。スピン量も少なめで、そもそもがボクにはちょっと厳しいモデルかもしれません。

出球傾向ですが、ボクのスイングでフェード系でしたね。つかまえようと思えばつかまりますが、いつもの感じで打つとフェードする感じでした。

続いてウエートを入れ替えたローポジションでの試打。素振りしてみると、ヘッドが軽い感じでした!! でも実際に打ってみると、出球がバラけちゃいました。重心深度が浅めなになるのか、スピン量少なめかつつかまりにくさもあったように感じましたね。その代わりといってはなんですが、飛距離はこっちのほうが出ました。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、NIKE VAPOR FLY FLEX DR LB ST3D

こちらがその各球のデータです。NIKE VAPOR FLY FLEX DR LB ST

【3球平均】
HS44.6m/s、初速61.9m/s、打ち出し角14.1度、バックスピン量214.7rpm、サイドスピン-238.9prm、飛距離231.4y
【ベスト】
HS44.1m/s、初速61.4m/s、打ち出し角14.8度、バックスピン量2140.2rpm、サイドスピン107.1rpm、飛距離232.2y

弾道はこんな感じ。

そのスカイトラックデータがこちら。NIKE VAPOR FLY FLEX DR LB MST3D

出球的にはほぼ一緒ですが、スピン量が若干少なめな結果となりました。

シャフトと振り感についてはシャープに振れる感じでしたが、全体的にしっかり感があってどこかがしなるといった感じではなく、均一にしなる感じでした。とはいえ、ボク自身がそのしなりを上手く使えていない感じがあったのも否めませんけど・・・

今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低でもHS44~45m/sは必要かもしれません。ボールのコアに採用されたレジンをドライバーのクラウンにコンポジットするというのは、画期的な試みだと思います。でも、結果的に「ちょっと特殊な打感になっていることは否めないかな・・・」といった感じです。トータルな感覚としては、先代「VAPOR FLEX」のほうがしっくり来る感じですが、新しいことにチャレンジする姿勢を評価したいですね。っていうのは、上から目線かなぁ!?

<ナイキ「VAPOR FLY FLEX」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
MID POSISON▽飛距離:7▽上がりやすさ:8▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:7
LOW POSISON▽飛距離:8▽上がりやすさ:8▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:6
■ヘッド:ボディ=811チタン+レジン、フェース=6-4チタン
■シャフト(重量/トルク/調子):「VAPORグラファイト+」(S=60g/3.9/中調子)。「KUROKAGE XM60」(S=63g/3.7/中調子)。「ツアーAD GP-6」(S=66g/3.1/中調子)。
■価格:「VAPORグラファイト+」装着モデル各1本7万円+税。「KUROKAGE XM60」「ツアーAD GP-6」装着モデル各1本8万9000円+税。
■発売予定:2016年3月4日