どーもです。

ミズノ「JPX EⅢsv」シリーズですが、いよいよ今日が最終回。オオトリは「JPX EⅢ svチタンフェース」アイアンです。先代「JPX EⅢ」シリーズは「JPX EⅢフォージド」アイアンでしたが、今回は「JPX EⅢ sv チタンフェース」アイアンに変更されています。どう進化したのか、それはボクでも感じられるのか、そして昨日紹介した「ホットメタル」アイアンとの差はなんなのかをレポした上で、シリーズ総括もしたいと思います。

まずは見た目から。

先代「JPX EⅢ」アイアンを感じさせるバックフェースデザインですね。でも採用されたテクノロジーは別モノのようです。まぁ、フェースもチタンですしね!! ネック側の色の変わっている部分がウエートになっているようで、しかもトゥ側がカットされていました。ってことは、やはりつかまりを意識した結果ってことですよね!MIZUNO JPXEⅢSV TF BACK

フェースですが、先代とは全くの別モノ!! 兄弟モデルである昨日紹介した「JPX EⅢsvホットメタル」アイアンに比較してもひとまわり大きめなイメージで、トップラインの流麗さが何ともいえない感じ!MIZUNO JPXEⅢSV TF FACE

ソールはセミワイドといいたい感じですが、「ホットメタル」よりはワイドでした。しかも、トゥカットの影響か、かなり特徴的な形状になっていました。MIZUNO JPXEⅢSV TF SOLE

ネックはセミグースですね。MIZUNO JPXEⅢSV TF SIDE

構えてみるとこんな感じ。ちょっと、ピントが甘かったですね。すみません。なんか、「ホットメタル」よりもコンパクトに見える感じ。しかもロフトが立って見えますが、同じ29度なのでこれはボクのセット方法の問題ですね。いろいろとすみませんです(汗)MIZUNO JPXEⅢSV TF TOP

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「NSPRO950GH PM」SRフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角29度、ライ角61.5度、長さ36.75インチ、総重量414g、バランスD1。シャフトスペックは、重量97g、トルク未発表、中調子。MIZUNO JPXEⅢSV TF SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用。

持ってみると、重量的にはスチールシャフトモデルでもやや軽めなモデルですね。グリップは昨日紹介した「ホットメタル」に比較したらやや細めに感じましたが、まぁ、太さ的には適度な感じ。ワッグルしてみると、さすがにスチールシャフトはしっかり感があって、素振りしてみてもどこかがギュンとしなる感じはなかったです。実際に打ってみると、その打感は「ホットメタル」に比較すると柔らかめですね。一般的なチタンフェースアイアンに比較しても柔らかめな印象で、この打感は「さすがミズノ!!」ってな感じ。軟鉄鍛造のような柔らかでしたわ~。カーボンシャフトモデルの「ホットメタル」アイアンに比較したら重量的には重めですが、奇跡的にほぼ同じHSで振れていました。では、距離の違いはなんなのか? それはバックスピン量ですね。一般的にロースピンといわれるチタンフェースですが、それでも「ホットメタル」に比較したら3球平均で約850rpm増えていました。その分飛距離は落ちていましたが、ボク的には「チタンフェース」のほうがミスヒットの寛容性が高そうに感じました。

スカイトラックの弾道データがこちらで、MIZUNO JPXEⅢ SV TF ST3D

その各球データはこんな感じでした。MIZUNO JPXEⅢ SV TF ST

【3球平均】
HS39.2m/s、初速50.1m/s、打ち出し角17.7度、バックスピン量4434.7rpm、サイドスピン-886.7rpm、飛距離166.4y
【ベスト】
HS39.5m/s、初速50.6m/s、打ち出し角16.5度、バックスピン量4300.2rpm、サイドスピン-1065.4rpm、飛距離168.3y

打感は、マイルド系。「ホットメタル」を打った後だけにその差を感じやすかったのかもしれませんが、その分を差し引いても柔らかめだと思います。音も、落ち着いた中高音系で、とてもチタンフェースだとは感じませんでしたね。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちら。MIZUNO JPXEⅢ SV TF MST3D

弾道は高弾道。球の上がり方については「ホットメタル」同様ですが、見た目で重量感がある感じの「重い球」ってな感じでした。スピン量は、あくまでも「ホットメタル」に比較して多めですが、一般的な#7に比較したらスピン量少なめですね。

出球傾向ですが、ボクのスイングでハイドロー系。つかまりに関しては、「ホットメタル」よりはつかまる感じですが、UTほどつかまり過ぎの感じはなかったですね。ちょうどいい感じかな!?

シャフトと振り感ですが、NSにありがちなインパクト時のグニャリ感は無く、素直に中間がしなる感じでした。「ホットメタル」に比較したシャフトの重量感があるので、自分で振る必要はありそうですが、ボクにとってはこの「チタンフェース」のほうが振りやすさもありました。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/sあたりにオススメ。性格的にはオートマック系アイアンです。ガッツリ球を上げてくれて、つかまりもほどよい感じですが、「ホットメタル」に比較するとよりつかまる感じかな。この「チタンフェース」もボディターンタイプのスインガーで持ち球がフェード系もしくはスライサー向けのイメージですが、「ホットメタル」は打感はともなくとにかく飛ばしたい人、「チタンフェース」は打感も含め感覚重視の人向けに感じましたね。

「JPX EⅢsv」シリーズですが、性格的にはボディターンタイプのスインガーで払い打ちの人でもハイドローが打ちやすいモデルでしょうね。ドライバーについてはロフト角の調整、つかまりの調整ができるので、ある程度の幅がありそうですが、その辺の調整機能がないFW、UTを考えれば、ハイドローにこだわったモデルのように感じました。アイアンの2モデルもハイドローが打ちやすいモデルでしょうが、前述通りの性格なので選択肢としてとらえればいいのかもしれませんね。いずれにせよ、フェードヒッターもしくスライサーでもハイドローが打ちやすいモデルだと思います。

<ミズノ「JPX EⅢ sv チタンフェース」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:10
■ヘッド:【#5~#9】ボディ=ソフトステンレス(SUS431)、フェース=αβチタン合金(LD433Ti)【PW、GW、SW】ソフトステンレス(SUS431)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO950GH PM」(SR=97g、R=94.5g/未発表/中調子)。カーボンシャフト「Orochi Light」(SR=53g/4.2、R=48g/5.0/先調子)
■価格:スチールシャフト装着モデル5本(#6~PW)セット10万5000円+税、単品(#5、GW、SW)各1本2万1000円+税。カーボンシャフト装着モデル5本セット11万5000円+税、単品各1本2万3000円+税。