どーもです。

PINGのニューモデル「G」シリーズをドライバーからアイアンまで全モデル試打出来ましたのでレポしたいと思います。「G」シリーズのラインアップはドライバーで3モデル、FWで3モデル、ハイブリッドで2モデル、アイアンは1モデルですがシャフトでスチールとカーボンの2モデルを打ちましたので、のべ10本の試打となりました。これだけ大量の試打は今のボクにとっては苦難ですが、結果的に2日間に渡る試打となってしまいました。その辺はFW紹介の時に書きましょう。というわけでまずはドライバーですが、「G」「G SF TEC」「G LS TEC」の3モデルがありますが、幕開けはデフォルトモデルの「G」ドライバーからいってみましょう。

まずは見た目から。

ソールデザインは「G30」ドライバーとほぼ一緒ですね。でもヘッド的には、どうやら全くの別モノのようです。PING G DR SOLE

フェースですが、PING伝統の形状だと思います。「G30」同様若干ディープ気味。見た目はどう変更されたかは分かりませんが、タービュレーターも見直されているようです。PING G DR FACE

ボディも「G30」と同じようにシャロー気味ですね。クラウンに凹みが見えると思いますが、これはトップビューの項でふれましょう。PING G DR SIDE

後ろ姿です。「VORTEC」という文字が見えると思いますが、これは「G」に採用された新技術。「VORTEC」の文字の下に凹みがありますが、この凹みにはヘッド後方の空気抵抗を軽減する効果があるようです。PING G DR BACK

構えてみるとこんな感じ。タービュレーターが視覚的にも打点を確認させてくれますね。そして、今回クラウンに凹みがあります。これは「ドラゴンフライ・テクノロジー」と命名されていますが、トンボの羽からヒントを得たそうです。クラウンを薄肉化(約0.4mmなんだとか!!)することでより低深重心を実現しているようです。PING G DR TOP

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「ALTA J50」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角59度、長さ45.5インチ、総重量298.5g、バランスD1。ヘッド体積は460cm3。シャフトスペックは、重量53g、トルク4.7、中調子。PING G DR SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

まず持ってみると、重量的にはやや軽め。グリップも細めだったかな。ワッグルしてみると、この「ALTA J50」はSフレックスでもG30に装着されていた「TFC390D」Sフレックスよりもかなり柔らかめかつ軽量なのが体感できました。素振りしてみても、中調子ですが中間から先にかけてのしなり感がある感じでした。実際に打ってみると、ボクのスイングのせいでやや右に打ち出していますが、弾道的には文句なし!! シャフトの差があるのか「G30」よりもスピン量がやや多め感じましたが、まぁ適正スピン量でしょうね。最近は低スピン傾向なので、若干感覚がマヒし始めているかも・・・(汗) 打ち出し角も高めで、魅力的なハイストレート!! 「G30」シリーズ比較テストした時のデータと比べてみても、この「G」は打ち出し角が15~16度で、「G30」よりも2~3度高めな結果になりました。

でも1つだけ解せないのが、「ヘッドスピード(HS)」。これは「G FES」での試打時にも感じたのですが、軽量モデルのわりにはHSが42~43m/sしか出ていないということ。「G30」のシャフトはカスタムシャフトの「ATTAS6☆」6S。病気で倒れる前の試打データですが、単に病気のせいとはいえない感じなんです。なぜなら、アイアンは倒れる前のHSで打てているし、他メーカーのドライバーは44~45m/sで打てているからです。今回これだけ軽量級でいつも通りに振っても、なぜか42~43m/sなんですよね。まぁ、それでもこれだけ飛距離が出ているわけですから、振り感では感じていませんでしたが、さらに進化した空力ヘッドのおかげか!?

スカイトラックの弾道データがこちらで、PING G DR ST3D

その各球データがこちらです。PING G DR ST

【3球平均】
HS42.8m/s、初速62.1m/s、打ち出し角14.5度、バックスピン量2842.8rpm、サイドスピン-280.1rpm、飛距離242.3y
【ベスト】
HS42.9m/s、初速62.2m/s、打ち出し角15.2度、バックスピン量2838.5rpm、サイドスピン-325.8rpm、飛距離243.4y

打感は弾き系。「G30」と同じような感じで、若干球離れも速めな感じ。音もちょっとカンカンした甲高さがありました。

弾道はこんな感じ。

そのスカイトラックデータがこちら。PING G DR MST3D

弾道はかなりの高弾道。ロフト角10.5度ですが、これだけ上がってくれると安心ですね。スピン量も2800rpmあたりなので適正スピン量だと思います。

出球傾向ですが、ボクのスイングでハイストレート。やや右に出ていますが、これはボクのスイングの問題もあるでしょう。でも、その辺を差し引いても、この弾道は魅力的ですね!!

シャフトと振り感ですが、「G」と「G30」との最大の違いはシャフトでしょう。今回の「G」に採用されている「ALTA J50」は、軽量かつしなり感のあるモデルなので、HS40~42m/sあたりの人が振りやすいモデルだと思います。まぁ、PINGのデフォルトモデルは結構「重い」&「硬い」傾向はありましたから、今回このシャフトは「日本仕様なんじゃないかな」って感じたほどでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/sあたりがドンピシャかなと思います。クラブの基本性格的にはオートマチック系でしっかり球は上げてくれますが、つかまりはそれほどいいようには感じませんでした。どう見ても重心距離が長めに感じますが、1度フェースが開いたら閉じることは困難かもしれませんね。ボクのスイングで右に打ち出してしまう傾向が強かったのは、その辺に原因があったとも思っています。フェースの開閉が多めのリストターンタイプには向かないモデルといえるでしょうが、シャットに引けるヒッターにはいいかもしれません。なぜボクのスイングでHSがでないのかは原因不明ですが、いずれにせよこの弾道と飛距離は魅力的ですな!!

<PING「G」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=811チタン、フェース=T9Sチタン
■シャフト(重量/トルク/調子):「ALTA J50」(S=53g/4.7/中調子、SR=50g/5.5/中先調子、R=48g/5.6/先調子)。「TOUR65」(X=66g/3.2/手元調子、S=61g/3.4/中元調子)。「Regio Formula B TYPE55」(S=56.5g/3.6、R=54.5g/3.6、R2=52g/3.6/手元調子)。「ATTAS G7 6」(X=66g/3.7、S=65g/3.8、SR=63g/3.8/中調子)。
■価格:「ALTA J50」「TOUR65」装着モデル1本6万5000円+税、「Regio Formula B TYPE55」「ATTAS G7 6」装着モデル1本7万7000円+税。