どーもです。

今日はPING「G」シリーズのアイアン型ハイブリッド(HB)「クロスオーバー」を紹介しましょう。「G」シリーズには昨日紹介したウッド系のHBに加え、アイアン型で今日紹介する「クロスオーバー」がラインアップされていますが、昨日のHBが好印象でしたから、この「クロスオーバー」にも自ずと期待が高まりますよね。では、早速いっていましょう。

まずは見た目から。

アイアン型HBですが、ブラックボディで精かんな感じですね。構造的には中空構造ですが、どうやらトゥ側ウエートが振られることで高慣性モーメントを実現しているようです。PING G CO BACK

フェースはシャローでトゥ・ヒール方向に長めですね。ネックのえぐれ感がなんか目に着いちゃう感じでした。これはライ角を調整するためのモノで、PINGのアイアンはみなこの構造ですが、それにしてもなんかすごいえぐれ方かも・・・PING G CO FACE

ソールはワイドソールで、しかも、トゥ側にボリュームがある感じでした。PING G CO SOLE

ネックはグースネックですね。ファットなボディでかなりワイドなソールですから、結構手前から入っても滑ってくれそうなイメージでした。PING G CO SIDE

構えてみるとこんな感じ。かなりロフトが立って見えますが、その分バックフェースの厚みが安心感を演出してくれているようにも感じました。PING G CO TOP

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「ALTA J50」Sフレックスの#4。スペックは、ロフト角21度、ライ角58.69度、長さ39.13インチ、総重量351.5g、バランスD0。ヘッド体積は未発表。シャフトスペックは、重量61g、トルク2.9、中調子。PING G CO SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

まず持ってみると、重量的にはやや軽めでしたが、昨日紹介したHBよりは重めでした。グリップは「G」HBと同じような太さだったかな。ワッグルしてみると、Sにしてはシャフトがやや柔らかめな印象でしたが、「G」HBに比較して中間から先のしなりが大きく感じたのは気のせいかな!? 実際に打ってみると、パチンといかにも弾いているような打感が印象的でしたね。まぁ、アイアン型HBは操作性を意識した結果でしょうが、ボクにはちょっとつかまりすぎの感じがしました。さすがに「G」HBを打った後にこの「クロスオーバー」を打ったら、「んっ!?」ってなっちゃったのは否めないかな。球の上がり方もイマイチだったし、つかまりも良く、ボクのスイングだとちょっとフック系。かなり意識してカット打ちするくらいでいい感じでしたが、そうなるとスピン量が増えすぎ!! スライサーにとってはいいかもしれませんが、ボク的にはシャフトを「TOUR90」「AWT2.0 LITE」のほうが良かったかもしれません。

スカイトラックの弾道データがこちらで、PING G HB ST3D

その各球データがこちらです。PING G HB ST

【3球平均】
HS40.2m/s、初速56.0m/s、打ち出し角12.9度、バックスピン量2947.1rpm、サイドスピン-897.4rpm、飛距離197.9y
【ベスト】
HS40.3m/s、初速56.1m/s、打ち出し角13.0度、バックスピン量2804.3rpm、サイドスピン-867.5rpm、飛距離199.8y

打感は弾き系で、球離れが「G」ハイブリッドよりも速め。「チッ」とサスティンが短めで甲高い感じの打音が特徴的でした。

弾道はこんな感じ。

そのスカイトラックデータがこちら。PING G CO MST3D

弾道的には中弾道かな。打ち出し角だけ見たら昨日の「G」HBで下目に外した時と一緒ですが、「クロスオーバー」はしっかり芯をくっているのにこの高さですからね。バックスピン量も少なめですが、サイドスピンが・・・

出球傾向ですが、ボクのスイングで強めのドローっていうか、フック!! ボクのスイングだと、アウトからカット打ちを意識するくらいでいい感じのドロー系でした。

シャフトと振り感ですが、シャフトは同じなのに中間から先がダウンで「ギュン!」としなる感じでした。これぞ、ヘッドとのマッチングなんでしょうね。振り抜き感はいい感じだし、しなり感を感じられるタイプですが、さすがにここまでしなる感じはダメかも・・・。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/sあたりにオススメですね。昨日の「G」HBに比較したら、操作性が高く、弾道も低く抑えられた弾道が打てますが、とにかくつかまりがいいですね。持ち球的には、絶対的にフェーダー&スライサーにオススメ。でもシャフトを変えたら、飛んでもないロースピンの強弾道になるかもしれませんね。そんな可能性を感じた1本でした。

<PING「G クロスオーバー」HB>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:7▽操作性:9▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:6▽ミスの許容度:8
■ヘッド:ボディ=17-4ステンレススチール、フェース=カーペンター455スチール
■ロフトバリエーション:#3=18度、#4=21度、#5=24度
■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト「ALTA J50」(S=61g/2.9/中調子、SR=52g/3.1/先中調子、R=50g/3.2/先調子)、「TOUR90」(X=87g/2.2/手元調子、S=82g/2.3/中元調子)。スチールシャフト「AWT2.0 LITE」(S=98g/1.6、SR=93g/1.8、R=87g/1.9/中調子)
■価格:カーボンシャフト装着モデル1本3万7000円+税、スチールシャフト装着モデル1本3万3000円+税。