どーもです。

ヨネックスのユーテリティ「トライプリンシプル」UTと話題のアイアン2モデルを試打できました。まずは「トライプリンシプル」UTですが、このUTは何がすごいって、スコアラインが地面に対して斜めになっています。同社HPによれば「濡れた状態の芝、乾いた状態の芝でも、斜めのスコアラインはスピン量の差が少なく、距離のバラツキが少ない」とありましたが、そもそもレンジ試打なので・・・(汗) まぁ、そんな感じですが、しっかり試打はしてきましたので、早速いってみましょう。

この「トライプリンシプル」UTは、ロフト角20度の「ロング」、23.5度の「ミドル」、27度の「ショート」の3タイプがラインアップされていて、今回試打したのは23.5度の「ミドル」でした。そんなわけで、まずは見た目から。

ヘッドは大きめですね。トゥ側がスッと落とされているので、抜けが良さそうにも見えますね。YONEX TRIPRICIPLE UT SOLE

フェースはシャローですが、センター部分にボリュームがある感じでした。そして、スコアラインが斜め!! これはなかなか新鮮ですね。YONEX TRIPRICIPLE UT FACE

ボディはかなりシャローで、後方に長めのストレッチバック形状。YONEX TRIPRICIPLE UT SIDE

後ろ姿ですが、クラウンの凹みが視認できます。YONEX TRIPRICIPLE UT BACK

構えてみるとこんな感じ。クラウンの中央が凹んでいて、結果的に低重心化に寄与しているようです。ウッド型のキャビティUTってことでいいのかな!?YONEX TRIPRICIPLE UT TOP

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「WFS 300-U」Sフレックス装着モデルのミドルUT。スペックは、ロフト角23.5度、ライ角60.5度、長さ40.25インチ、総重量353g、バランスD2。ヘッド体積98cm3。シャフトスペックは、重量56g、トルク4.2、中調子。YONEX TRIPRICIPLE UT SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

まず持ってみると、重量的には軽めでしたが、そのわりにグリップはやや太め。バックラインが入っていましたね。ワッグルしてみた感覚は、手元にしっかり感がある感じでしたが、素振りしてみると手元のしっかり感がありながら中間がしなる感じの中調子の動きに感じました。バランスがD2ですが、ボクの感覚としてはD0って感じでバランスが軽めに感じました。実際に打ってみると、これはマジで打ちやすい!! 「残り180y、8番アイアン感覚で振ってください」がキャッチコピーですが、まさにその通り! とにかく振り抜き感がハンパなくいいのと、ガッツリ芯を食ってくれるのがいいですね。クラウンの凹み部分の先端がフェースを指していて、そこがそのまま芯のようですね。これは打点をイメージしやすく、しっかり芯を食ってくれると思います。クラブがしっかり球を上げてくれるので、上げようなんて意識は不要。つかまりについては、ボクのスイングでもちょうどいい感じだったかな。UTはつかまりがよいモデルも多いのですが、この「トライプリンシプル」UTはどうやらフェースが若干開き気味な影響もあってか、ボクのスイングでも程よいつかまりのイメージでした。ガッツリ打ち込んでいっても、つかまりすぎる傾向は一切無かったですね!! これはホント、打ちやすいっす!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、YONEX TRIPRICIPLE UT ST3D

その各球データがこちら。YONEX TRIPRICIPLE UT ST

【3球平均】
HS40.9m/s、初速54.7m/s、打ち出し角14.2度、バックスピン量3825.2rpm、サイドスピン-509.8rpm、飛距離194.6y
【ベスト】
HS40.7m/s、初速54.4m/s、打ち出し角15.4度、バックスピン量3543.5rpm、サイドスピン-561.5rpm、飛距離197.1y

打感はソリッド系。柔らかさと弾き系がちょうどいい感じにブレンドされているように感じました。音も違和感がない中音系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。YONEX TRIPRICIPLE UT MST3D

弾道的には、文句なしの高弾道ですね。クラブがガッツリ球を上げてくれるのはうれしいですね。スピン量は、ロフト角23.5度を考えれば3500~3800rpmは少なめかな。シャフトとのマッチングもあると思いますが、ロースピンの棒球が打ちやすいクラブだと思います。

出球傾向ですが、ボクのスイングでも軽いドロー系でした。スカイトラックデータほど曲がっているようには見えませんが、軽くドローしている感じは確かにしていました。でも、ナチュラルボーンフッカーのボクが、その構造上つかまりがよいといわれるUTでガッツリ振っていても軽いドロー系というのはうれしいかも!!

シャフトと振り感について、まずはシャフト挙動ですが、これは典型的な中調子の動きですね。でも、手元に若干重量感がある感じでした。振り感は、前述通りかなり振り抜き感がいい感じ! ボク的には、バランスがD2のわりにはヘッドが軽めにも感じたので、タメて叩いても振り遅れを気にしなくていいイメージでした。その辺のイメージがいい方向に向かったのか、とにかく振り抜きがいい感じでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックはHS40~43m/sあたりにオススメですね。キャッチコピー通り、「残り180y、8番アイアン感覚で打ってください」を体験できました。これ、実際に打ってみれば体感できると思いますが、ホントに打ちやすいです。この距離をこれだけラクに打てると、ゴルフが変わるんじゃないかって思うほどでしたから!! ん~、これはマジでセッティングしたい1本ですわ~! これはシャフトとのマッチングかもしれませんが、「WFS 300-U」Sフレックスは結構しっかり振っていけるので、ヒッタータイプでも充分振っていけると思います。実際に打っていないので何ともいえませんが、Rフレックスならボディターンタイプのスインガーに良さそうなイメージかな。それにしてもこの「トライプリンシプル」UTは、ゴルフを変えてくれる名器の予感がするかも!!

<ヨネックス「トライプリンシプル」UT>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=ステンレススチール、フェース=マレージング
■ロフトバリエーション:ロング=20度、ミドル=23.5度、ショート=27度
■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト「WFS 300-U」(S=56g/4.2、R=52g/4.4/中調子、※ミドル)
■価格:オープン価格