どーもです。

宣言通り今週はフォーティーンウィークですが、今日明日はアイアンを紹介しましょう。今日紹介するのは「TC770フォージド」アイアンですが、思い返せばこのアイアンもすでに3代目となりますよね。自分のブログを読み返すと先代を試打したのは09年8月ですから、実に7年ぶりのモデルチェンジということいなるのでしょうか。そんな訳で、早速いってみましょう。

まずは見た目から。

デザイン的には、まさにフォーティーンらしいキャビティアイアンですね。先代試打時は#5でしたが、今回試打した#7もデザイン的には大きな変更はなさそうに感じました。14 TC770 BACK

フェースはややコンパク気味ですかね。トゥ・ヒール方向にコンパクトで、いかにも重心距離が短めなイメージで、セミアスリートもしくはアスリート系のアイアンの臭いを感じます。14 TC770 FACE

ソール幅はちょうどいい感じかな。狭過ぎず、広過ぎず、ですね。14 TC770 SOLE

ネックはほぼストレート。低・深重心も意識していそうな形状ですが、バウンスもそこそこ着いているので、打ちやすさも意識しているのかもしれません。14 TC770 SIDE

構えてみるとこんな感じ。ちょっとかぶせ気味でしたね(汗) トップラインが薄めで、トゥが立った感じ。ネックがほぼストレートのわりには、フトコロ具合がいい感じで、つかまりは良さそうに見えました。14 TC770 TOP

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR105」Sフレックス装着の#7。スペックは、ロフト角32度、ライ角61.5度、長さ37インチ、総重量419g、バランスD1.5。シャフトスペックは、重量106.5g、トルク1.6、元調子。14 TC770 SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用。

まず持ってみた感じですが、重量的には今のボクにはいい感じの重さでした。グリップもやや太めで、個人的にはグッドフィーリング。ワッグルしてみると、バランスがD1.5とそこそこ重めのわりにはヘッド重量をそれほど感じませんでした。素振りしてみると、イメージ通り振り抜き感は良さそうなイメージでしたね。実際に打ってみると、球はしっかり上がりますが、マッスルバック並のバックスピン量にも感じましたね。#7でロフト角32度は今や一昔前のアイアンか、アスリート系アイアンの設定ですが、おそらく飛び過ぎないように重心位置をやや高めにしているんじゃないかと思ったほどでした。#7で155y程度だと「あれっ!?」って思っちゃうのは、頭ではわかっていてもやはり飛び系ストロングロフトアイアンの飛距離に慣れてしまったのかもしれません。ある程度の操作性を実現しながら、決してシビア過ぎないイメージですね。狙っていきたい#7あたりからは飛びすぎないで、イメージ通りの距離を打てるアイアンのように感じました。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、14 TC770 ST3D

その各球データがこちら。14 TC770 ST

【3球平均】
HS37.1m/s、初速47.4m/s、打ち出し角18.4度、バックスピン量5143.2rpm、サイドスピン-541.0rpm、飛距離155.8y
【ベスト】
HS37.4m/s、初速47.7m/s、打ち出し角19.0度、バックスピン量5070.2rpm、サイドスピン-582.0rpm、飛距離157.7y

打感はマイルド系でしたね。芯を食えばかなり柔らかめでフェースに吸い着く感じですが、ちょっと芯を外すとやや硬さも感じます。それでも、多少芯を外すくらいならクラブがカバーしてくれる感じで、特にフェース下部のミスヒットには強そうな感じでした。音も、「パシャッ!!」といい感じ!

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちら。14 TC770 MST3D

弾道的には、高弾道でしたね。前述通り若干フェース下部に外しても、しっかり球を上げてくれる寛容性はありましたね。やや重心位置が高めなのか、スピン量は5000~5300rpmなので、ロフト角32度でもやや多めかもしれませんね。

出球傾向ですが、ボクのスイングでいい感じのドロー系。つかまりは程よい感じで、直進性が高いモデルにも感じました。

シャフト挙動と振り感ですが、シャフト挙動は手元がしなってダウンブローに打ちやすいイメージでしたね。ダイナミックゴールドほどの重さは無く、ちょっと軽めのダイナミックゴールドってな感じでした。振り感ですが、これは文句なしの振り抜き感でした!

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS43~45m/sあたりにオススメですね。アスリートマインドあふれるアイアンだと思いますが、クラブがミスヒットもカバーしてくれるイメージも感じられたので、アベレージ80台の人なら十分使えそうなアイアンですね。2回に1回は90切れる人のステップアップアイアンにも良いかな。とはいえ、少なくとも今回試打した#7はロフト32度だし、スピン量も多めなので、飛距離を求める人にとっては「飛ばない」アイアンと感じるかもしれません。そういう意味では、アイアンに飛びすぎを求めない中・上級者向けアイアンといえるでしょう。

<フォーティーン「TC770 FORGED」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:7▽上がりやすさ:9▽操作性:9▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9
■ヘッド:軟鉄(S25C)
■シャフト(重量/トルク/調子):「NSPRO MODUS3 TOUR105」(S=106.5g/1.6/元調子)
■価格:6本(#5~PW)セット12万円+税、単品(#4)1本2万円+税。