どーもです。

コブラ・プーマ・ゴルフのニューモデル「KING F6」シリーズですが、いよいよ今日紹介するアイアンで最後となります。ロクに調べもせずにいつも通り#7を手配。実際に打ってから原稿を書く際に手元のカタログを確認すると、番手別に構造が違うというオチがついてしまいました。そんなわけで今回#7のみの試打になりますが、ご了承下さい。では、早速いってみましょう。

確認してみると、#4~#5が「Full Hollow Iron」ということで中空構造、#6~#7が「Half Hollow Iron」ハーフ中空構造、#8~PWがディープアンダーカットキャビティ、GW~SWがスペシャルウエッジという各番手によって性格がよりハッキリした構造となっているようです。今回試打した#7はハーフ中空構造のようです。というわけで、まずは見た目から。

構造的には、前述通りハーフ中空構造のようです。バックフェースはかなりボリュームがあって、重心深度が深そうなイメージでした。CPG F6 IRON BACK

フェースは、セミラージのイメージでした。フェース下部のラインがややラウンド形状になっているのが特徴的で、トゥトップもかなりツンとたったイメージですね。CPG F6 IRON FACE

ソールはセミワイドでしたね。ややトゥ側の幅が広めに確保されていましたが、よ~く見るとフェース側に「スピードチャネル」が施されているのも視認できると思います。CPG F6 IRON SOLE

ネックはセミグースネックです。見た目ではバウンス角もかなり強めに見えるので、打ちやすさを意識した番手なんじゃないかなと想像できますね。CPG F6 IRON SIDE

構えてみるとこんな感じ。トップブレードがかなり厚めですが、こうやって見るとブラックボディの影響か、セミラージフェースにわりにはややコンパクト感もあります。CPG F6 IRON TOP

今回試打したのは、スチールシャフト「XP95」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角30度、ライ角62.5度、長さ36.5インチ、総重量417.5g、バランスD1。シャフトスペックは、重量95g、トルク2.3、先中調子。CPG F6 IRON SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的にはちょっと軽めだったかな。でも、グリップはいい感じの太さでした。ワッグルしてみるといい感じのヘッドのきき方で、素振りしてみても振り抜き感がいい感じでした。実際に打ってみると、球の上がり方は文句なしの高弾道でしたが、ボクのスイングだと気持ちオートマチックにつかまりすぎる感じがあったのも否めないかな。セミグースの影響かもしれませんが、その辺も意識して若干右足よりにボールをセットしてもサイドスピンは900~1000rpmとやや多めな結果になってしまいました。とはいえ、弾道動画で確認いただけば分かると思いますが、ボク的には許容範囲内のドロー。これ以上は曲げたく無い感じもありますが、叩こうとすると若干まがり過ぎる感じでした。それにしても、ロフト角30度で170y近くまで飛んでいましたので、最近のアイアンの進化はめざましいものがありますね。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、CPG F6 IRON ST3D

その各球データがこちら。CPG F6 IRON ST

【3球平均】
HS39.1m/s、初速49.8m/s、打ち出し角16.5度、バックスピン量4413.4rpm、サイドスピン-993.5rpm、飛距離167.2y
【ベスト】
HS39.3m/s、初速50.0m/s、打ち出し角17.1度、バックスピン量4342.8rpm、サイドスピン-945.1rpm、飛距離169.3y

打感はソリッド系かな。ハーフ中空構造の影響か、フェースやや下目のヒットでは若干柔らかなイメージもありますが、芯を食った打感は柔らかさと弾き感がいい感じに混ざったソリッド系に感じましたね。打音ですが、芯を食った時は「チッ!!」とサスティンが短めで軽快な音でした。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちら。CPG F6 IRON MST3D

弾道的には、高弾道。オートマチックにクラブが球を上げてくれるイメージでした。スピン量は4000~4800rpmとボクのスイングではバラツキ感がありましたが、弾道動画データのスピン量4300rpm。最近ストロングロフト化しているので、訳がわからなくなりつつありますが、ボクのスイングはもともとスピン量少なめ。そんなボクでもこのスピン量が一般的にみれば少なめなのは分かりますが、ボク的には同ロフトの他のアイアンに比較するとやや多めに感じたのは思い違いかな!?

出球傾向ですが、ボクのスイングでやや強めのドロー系。前述通り弾道動画を見てもらえば分かると思いますが、ボクにとってはこの程度の曲がりは許容範囲。でも、これ以上は曲げたくないですね(笑)

シャフト挙動と振り感ですが、まずはシャフト挙動。これは先中調子とのことですが、ボク的に限りなく中調子に近いイメージでしたね。でも、スピン量と打ち出し角を見ると、まぁ、先中調子なんでしょうね(汗) 振り感ですが、ヘッド重量を感じやすいので、振り抜きがいいモデルだと思います。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックではHS42~43m/sあたりにオススメですね。 これも昨日紹介したUT同様オートマチックにハイドローが打ちやすいクラブだと思います。スイング的にもUT同様ボディターンのスインガーで、持ち球はフェード系のほうが良さそうな気配でした。ボクにとっては若干つかまりすぎの気配も感じましたが、あくまでもボクの個人的な見解なので(汗)

今回コブラ・プーマ・ゴルフ「KING F6」シリーズを試打してみましたが、総じてオートマチックに打ちやすいクラブだと思います。基本的にはボディターンタイプのスインガーで持ち球がフェードもしくはスライスの方がオートマチックにハイドローを打ちやすいモデルだと思います。特に、UT・アイアンを打てば、誰でもその辺を体感できると思います。この「体感できる」というのが、ボクらアマチュアにとっては重要なことなのじゃないかなと改めて感じさせてくれるモデルでした。

<コブラ・プーマ・ゴルフ「KING F6」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:(#4~#7)ボディ&フェース=17-4ステンレス、(#8~PW)ボディ&フェース=431ステンレス
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「XP95」(S200=95g/2.3/先中調子)。カーボンシャフト「フジクラ社製speeder」(S、R=62g//4.0/先調子)
■価格:スチールシャフト装着モデル5本(#5~PW)セット9万6000円+税、単品(#4、GW、SW)各1本1万6000円+税。カーボンシャフト装着モデル5本セット12万+税、単品各1本2万円+税。