どーもです。

ロマロのニューブランド「BALLISTA(バリスタ)」シリーズですが、まず第1弾として登場したのがUTです。バリスタときいて「ん!? コーヒー職人?」なんて思ってしまいましたが、どうやら「古代から中世にかけて使われた石弓の形をした兵器」のことのようです。知らなかったですわ~。そんなわけで、早速いってみましょう。

まずは見た目から。

構造的には中空タイプのようです。かなり低重心を意識したモデルのように見えますね。アイアン型ということで、球の上がり方を意識してでしょうが、果たしてその辺はどんな感じなのでしょうか。ROMARO BALLISTA UT BACK

フェースはかなりシャローですね。フェース下部ラインもラウンド形状になっているので、この辺は抜けを意識しての結果かな。ROMARO BALLISTA UT FACE

ソールは、ワイドソールになっています。しかも、2段階になっているのも視認できると思います。ROMARO BALLISTA UT SOLE

ネックはグースネック。相当抜けは良さそうな形状に見えますね。ROMARO BALLISTA UT SIDE

構えてみるとこんな感じ。アイアン型UTでバックフェースのマットブラック部分が2段階になっているので、トップラインを意識しやすい形状になっていますね。ROMARO BALLISTA UT TOP

今回試打したのは、専用開発オリジナルカーボンシャフト「RJ-BH」SRシャフト装着モデルの3U。スペックは、ロフト角21度、ライ角60.5度、長さ39.25インチ、総重量364.5g、バランスD1。ヘッド体積70cm3。シャフトスペックは、重量64g、トルク3.6、中調子。ROMARO BALLISTA UT SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的には若干軽めかな。グリップはやや太め。ロマロ製グリップですがややしっとり感があったように思います。ワッグルしてみると中間がしなりそうなイメージで、素振りしてみるとニュートラルにしなる感じでした。実際に打ってみると、アイアン型の影響か弾道は「RAY V」よりも若干低めに抑えられていたようにも感じましたね。スピン量も少なめでロースピンの強弾道系のイメージでした。スカイトラックデータを見てもらえばわかると思いますが、1、2球目は普通に打ったライナー系の弾道でしたが、3球目は敢えてアウトから擦り気味に入れてみましたが、距離は変わらずむしろ球は上がった感じでした。そういう意味は、中空構造の深重心モデルならではですかね。出球的には「RAY V」よりもそろっていましたが、飛距離的には「RAY V」に軍配でした。アイアン型の宿命か見た目のイメージで「難しさ」を感じてしまいましたが、これはウッド型の「RAY V」と棲み分けも考えてなんじゃないかと思いました。

スカイトラックの弾道データがこちらで、ROMARO BALLISTA UT ST3D

その各球データがこちらです。ROMARO BALLISTA UT ST

【3球平均】
HS40.8m/s、初速53.1m/s、打ち出し角13.7度、バックスピン量3707.9rpm、サイドスピン-363.2rpm、飛距離186.0y
【ベスト】
HS39.8m/s、初速53.3m/s、打ち出し角13.7度、バックスピン量3714.1rpm、サイドスピン-534.2rpm、飛距離186.9y

打感は弾き系。中空構造特有の弾き感でしたが、なんか打ち抜き感があっていい感じでしたね。音は「パチン!!」と軽快で高め。その影響もあって弾き感をより強く感じたかもしれませんね。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちら。ROMARO BALLISTA UT MST3D

弾道的には、中弾道かな。この動画の弾道はガッツリ芯を食った当たりでしたが、弾道を見る限りフェードしているように見えますが・・・。やはり、スピン量は少なめですね!!

出球傾向はボクのスイングで軽いドロー系でしたが、動画のようなフェード系が出ることもしばしば。むしろアウトサイドイン系のほうが合うのかな!?

シャフト挙動と振り感ですが、まずはシャフト挙動から。これは典型的な中調子系で、ニュートラルなしなりに感じました。振り感ですが、これはなかなかいい感じですね。打ち抜き感というか、振り抜きがいい感じでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS42~43m/sあたりにオススメですかね。アイアン型UTなのでヒッタータイプ向けのようなイメージがありましたが、もしかしたら払い打ちのでも行けそうな気配もありました。とはいえ、球の上がりがイマイチなので、払い打ちだと球が上がりきらない可能性も高いんじゃないかと感じましたけどね。まさに、ターゲットを射貫く石弓のように攻撃的なUTであることに間違いは無いですね。

<ロマロ「バリスタ」UT>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:7▽操作性:9▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:8
■ヘッド:ボディ=17-4チタン、フェース=15-3-3-3チタン
■ロフトバリエーション:U2=18度、U3=21度、U4=24度
■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト=フジクラ社製「RJ-BH」(S=65g/3.4、SR=64g/3.6、R=62g/3.8/中調子)。スチールシャフト「NS950GH」(S=98g/1.7/中調子)。
■価格:カーボンシャフト装着モデル1本4万8000円+税。スチールシャフト装着モデル1 本 4万1000円+税。ヘッド単体3万4000円+税(ソケット、ヘッドカバー付き)。