どーもです。

三菱レイヨンのニューモデルシャフト「ディアマナBF」シリーズが発表されましたので、早速試打させていただきました。「ディアマナ」シリーズも今回のシリーズで第四世代になります。BFは青マナの流れを組むモデルで、「BLUE FORCE(ブルー・フォース)」の頭文字からBFとなっているようです。池田勇太プロ使用モデルも試打できましたので、その辺も併せてレポしたいと思います。

まずは見た目ですが、よ~く見るとロゴも変わっていました。以前は丸みのある書体でしたが、第四世代では若干角張った書体に変わっていました。

デザイン的には、表がこんな感じでMITSUBISHI RAYON BF COSME

裏はこんな感じでした。MITSUBISHI RAYON BF COSME REVERSE

青を基調にしていますが、なんか落ち着いた感じに仕上がっているようにも感じました。

青マナの流れを汲むモデルなので、スイング通りの球筋が出ることが想像できましたが、基本的には実際に打ってもその通りでしたね。良いスイングをすればナイスショットだし、スイングが悪ければそのままの結果が出球に反映されます。そういう意味では、我々アマチュアゴルファーにとっては厳しさのあるモデルだと思いますが、上級者やプロにとっては、逆球が出ない安心感のあるシャフトだと思います。

まずは、「BF60S」を試打。以下の試打クラブのヘッドは全てテーラーメイド「M2」です。MITSUBISHI RAYON BF 60S

まず持ってみて、バット径がやや太めに感じました。確認してみると、やはりやや太めでした。体重をかけてしならせてみると、先端部が若干硬めになっているように感じましたね。ワッグルしてみると、感覚的には典型的な中調子のイメージで、素振りをしてみるとニュートラルなしなりで、プレーヤーのスイング次第ってな感じでした。

実際に打ってみると、切り返しからダウンにかけてシャフト重量を感じやすいので、振りやすさを感じました。ある程度重量を感じたい方にとっては手元で操作ができなくなるので、出球も安定する傾向が強いと思います。その上で先端部の剛性が若干上がっている感じもあって、タイミングが良ければしっかりつかまりますが、悪いとコスリ球も出る感じでしたね。「BF60S」は今のボクでもしなりを感じましたので、HS43m/sでも十分使えそうなイメージでしたね。

続いて「BF60SR」を試打してみると、若干しなり自体が多めになるのか、ボクのスイングででは振り遅れのコスリ球傾向が強かったです。

次に打ったのは「BF70S」。MITSUBISHI RAYON BF 70S

今のボクには厳しそうなイメージでしたが、意外や意外!! 今回打った中では、これがボクにはベストマッチングだったのではないかと思っています。自分に合ったクラブは、重さをそれほど感じないものなんですね。持った瞬間に「あっ! これいいかも!!」ってな印象でした。こちらも体重をかけてしならせてみると、「BF60S」よりもしっかり感は強くシャフト自体の硬度も高くなっていました。

実際に打ってみると、ボクのスイングでナイスショットを連発!! ボク的には、切り返しからダウンにかけてのタイミングが取りやすく、重量感は「BF60S」と同じようなイメージでしたが、ねじれ感が少ないように感じましたね。ガッツリ芯を食ったロースピンイメージの強弾道を連発でした。

スタッフさんから、「池田勇太優勝の際に使っていたのが、この『BF70TX』ですが打ってみますか?」って。ネタになるかなということで、実際に打ってみると・・・

全然しなりを感じませ~ん!!

池田勇太プロは通常同社のシャフトを使用する際には先端を1インチカットしているようですが、今回のBFについてはカット無しで使用しているようです。つまり、それだけ先端部がしっかりしているということでしょうね。

ボクは振り遅れのコスリ球を連発で、早々に諦めました。「BF70S」と「BS70TX」の間に大きな壁があるように感じましたわ~!

念のため最もハードな「BF80TX」も打ってみましたが、まさに棒ですわ!! 2球でギブアップしました(笑)

逆に軽量級の「BF50S」も打ってみました。ボクの場合、切り返しで感じる重量感が軽くなってしまい、手元で操作できちゃう感じで右に左にバラケテしまいました。ボクのように手打ち系のタイプは、シャフト重量も振り切れる範囲で重い方がいいということを改めて感じました。

試打後にスタッフさんに新技術の確認をしましたが、どうやら手元剛性と先端剛性が上がっているようです。特に先端部は池田プロのエピソードにもあった通りですが、これはボクでも感じられました。でも、手元剛性も上がっているということは気が付くかなかったですね。先端部は「MR70」という新素材にボロンを複合させることで、高弾性をキープしつつ強度も実現しているようです。このBFは「弾く」でも「粘る」でもなく、「撥ね返す」というのがコンセプトのようです。

ボクのイメージとしては、やはり「スイング通りの出球がでるシャフト」のイメージですね。スイングミスが出球ミスとして返ってくるシビアさはあります。でも、逆をいえば、このシャフトを使ってナイスショットが出るようになれば、良いスイングができているということでしょう。クルマに例えれば「F1」レベルかも知れませんが、向上心のある方はぜひ挑戦してみてください!!

<三菱レイヨン「ディアマナBF」シリーズ>
■スペック(重量/トルク/調子):「ディアマナBF50」(X=60g/4.9、S=57.5g、SR=55g、R=54g/5.0/中元調子)。「ディアマナBF60」(X=69g/3.8、S=65.5g、SR=
63.5g/3.9/中元調子)。「ディアマナBF70」(TX=80g、X=77g、S=73.5g/3.4/中元調子)。「ディアマナBF80」(TX=89.5g/2.8、X=87g/2.9、S=83g/3.0/中元調子)。
■価格:4万円+税
■発売予定:2016年8月5日

もう1つ、ボク自身使っているアイアン用カーボンシャフト「OT i」に「OT i 105」が加わったようなので、そちらも打たせていただきました。試打したのは「S」フレックスで、ヘッドはミズノ「MP-55」の#7でした。MITSUBISHI RAYON OTI105

見た目は従来モデルのままですね。当たり前ですが、数字は105になっています(笑)

体重をかけてしならせてみると、確かに自分の「OT i 95」よりも硬めなイメージで、実際に打ってみると今のボクでも十分振り切れました。挙動的には自分の95とほぼ変わらないイメージでしたが、全体的にやや硬めな分曲がりも少なかったように思いました。スチールシャフトで「ダイナミックゴールドS200」とか使っている人あたりが乗り換えるのには良さそうな感じでした。

<三菱レイヨン「OT i 105」>
■スペック(重量/トルク/調子):「OT i 105」(X=110g/2.7、S=104g/2.8/中調子)