どーもです。

今更ですが、キャスコ「ビッグスーパーハイテン TARO」シリーズを試打できましたので、レポしたいと思います。「ジャパンブランド」、ニッポンのテクノロジーと美を集結したモデルのようですが、TAROという名前はニッポンを象徴するという意味がこもっているのかもしれませんね。今なら「ICHIRO」もありかもしれませんが…。まずはドライバーからいってみましょう。

まずは見た目から。

ソール形状ですがやや後方に長めですが、浅重心を意識したモデルのようですね。なお、「スーパーハイテン」ですが、キャスコが独自に開発した素材でチタンの2倍近い強さと硬さを持ち、たわみ速度が速いため、ボールとの接触時間が短くスピンを減らすことで大きな飛びを実現しているようです。KASCO TARO DR SPLE

フェースは基本的にシャロー系ですが、トゥ側にボリュームがある感じでしたね。KASCO TARO DR FACE

ボディはシャロー系ですが、気持ちミドルにボリュームあるような形状で、この辺に浅重心の秘密があるのかな!?KASCO TARO DR SIDE

後ろ姿です。KASCO TARO DR BACK

構えてみるとこんな感じ。ネック側がキュッと絞ってある洋ナシ型でした。でも、クラウンの投影面積がやや大きめにも見えて、安心感はありましたね。KASCO TARO DR TOP

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「TR-14D」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角60度、長さ45インチ、総重量307g、バランスD3。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量53g、トルク4.3、先中調子。KASCO TARO DR SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的にはやや軽めですね。グリップも細めでした。体重をかけてシャフトをしならせてみると、Sにしてはかなり柔らかめな印象で、中間から先のしなりが大きめに感じました。素振りしてみると、ヘッドがかなりきいているような感じでした。実際に打ってみると、クラブが球をしっかり上げてくれるイメージはありました。でも、つかまりがイマイチのようにも感じました。浅重心ということでなんか納得ですね。浅重心モデルはどうしてもつかまりがイマイチになる傾向が強いと思いますが、ボクは特にドライバーでその傾向が顕著に出ると思っています。おそらくこのTAROは、先中調子系シャフトを合わせることでつかまえようというコンセプトなんじゃないかな~と思った次第です。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、KASCO TARO DR ST3D

その各球データはこちら。KASCO TARO DR ST

【3球平均】
HS43.4m/s、初速59.8m/s、打ち出し角15.4度、バックスピン量3038.9rpm、サイドスピン-109.9rpm、飛距離232.2y
【ベスト】
HS43.7m/s、初速60.0m/s、打ち出し角15.6度、バックスピン量2833.6rpm、サイドスピン-366.3rpm、飛距離234.5y

打感は弾き系。かなり弾き感満載ですが、音もかなり甲高い感じ。この音も影響もあってか、弾き感満載に感じましたね。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。KASCO TARO DR MST3D

弾道的には文句なしの高弾道。しかも、見た目でもスピン量少なめで、グングン前に行くイメージ。スカイトラックデータでは2857rpmと適正スピンでした!! 弾道的にはいい感じ!

出球傾向ですが、ボクのスイングでほぼストレートでしたね。バランスがD3と重めなので、タイミングによって動画のフェード系が出ることもありましたが、イメージ的には「ん!?」となりますが、結果的には許容範囲内だと思います。

シャフト挙動は中間から先がしなる感じですが、この「TR-14D」はSフレックスでもかなり柔らかめ。先中調子のシャフトを合わせているわりにはこのスピン量ってことは、ヘッド自体かなり低スピンを意識したモデルなのかな…とか思ったりして!

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/sあたりにオススメですね。スイングタイプ的には素直なボディターンで払い打ち系の人向けかな。ボクレベルのヒッタータイプなら十分使えそうなイメージもありますが、HSが速めなリストターンタイプだと若干先が暴れそうな雰囲気もあるかな…と、あくまでも想像ですけど。発売からかなり時間が経っていますが、改めて打ってみるとそのコンセプトを体感できるのはボクらアマチュアゴルファーにとって重要な要素だと思います。低浅重心のヘッドに先中調子のシャフトを合わせているのが、このドライバーのミソだと感じました。

<キャスコ「ビッグスーパーハイテンTARO」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:9
■ヘッド:スーパーハイテン、マルエージング鋼、SUS630
■シャフト(重量/トルク/調子):「TR-14D」(S=53g/4.3、R=44g/5.8/先中調子)
■価格:1本8万8000円+税