どーもです。

キャスコ「ビッグスーパーハイテン TARO」シリーズですが、今日紹介するのはキャスコ特有のクラブ「アイティリティ(IT)」です。このTAROシリーズにはユーティリティ(UT)ではなく、ITが採用されているのですね。名器「パワートルネード」でも採用されていたITですが、このTAROにも採用という訳でその実力はいかに。では、いっていましょう。

まずは見た目から。

よりアイアンを意識したITということで、ウッド型UTよりもソールは狭くなっていますね。リーディングエッジの中央部分がやや丸く出っ歯のようになっていますが、これは球を拾いやすくするためですかね!?KASCO TARO IT SOLE

フェースはかなり特徴的ですね。ネックを左右入れ替えても、上下逆さまにしても変わらないような不思議な形状でした。これはかなり独特なんじゃないかと思います。KASCO TARO IT FACE

セミグースネックですね! ボディもかなりボリュームがある形状ですね。KASCO TARO IT SIDE

後ろ姿はこんな感じですが、ややトゥ側が立っているように見えました。KASCO TARO IT BACK

構えてみるとこんな感じ。アイアンを意識したITだけあって、トップブレードがアイアンのような見た目ですね。KASCO TARO IT TOP

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「TR-14I」Sフレックス装着モデルの4IT。スペックは、ロフト角22度、ライ角60度、長さ38.5インチ、総重量362g、バランスD1。ヘッド体積87cm3。シャフトスペックは、重量59g、トルク3.6、中調子。KASCO TARO IT SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的にはやや軽めでグリップも細め。この辺は首尾一貫ですね。体重をかけてシャフトをしならせてみると、やはりSにしては柔らかめな印象ですが、ドライバー&FWは違ってちょうど中間がしなる感じ。素振りしてみると、思った以上にニュートラルなイメージでした。実際に打ってみると、かなりオートマチックなテーストでしたね。クラブがしっかり球を上げてくれるし、ガッツリつかまえてくれるイメージでした。ボクのスイングでは若干つかまりすぎのイメージもありますが、ボディターンの払い打ちでスライサーにはこの上ない武器になってくれそうな雰囲気が感じられましたね。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、KASCO TARO IT ST3D

その各球データはこちら。KASCO TARO IT ST

【3球平均】
HS40.6m/s、初速52.8m/s、打ち出し角14.8度、バックスピン量3771.5rpm、サイドスピン-639.6rpm、飛距離184.5y
【ベスト】
HS41.5m/s、初速53.1m/s、打ち出し角13.7度、バックスピン量3860.5rpm、サイドスピン-611.7rpm、飛距離185.3y

打感は弾き系。FW と同じような打感で、音も同様に心地よい中高音系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。KASCO TARO IT MST3D

弾道的には高弾道ですね。クラブがしっかり球を上げてくれるイメージですね。スピン量も少なめで、グングン前に行く感じでした。

出球傾向ですが、ボクのスイングでドロー系。ボクのスイングだとややフェースが返りやすいイメージもありました。

シャフト挙動は思った以上にニュートラルでしたが、Sにしてはやや柔らかめな印象もありましたね。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/sあたりにオススメですね。このITはオートマチックに球を上げてくれて、つかまえてくれるイメージなので、ボディターンタイプの払い打ちで持ち球的にはスライサー向けでしょうね。このITはかなりオートマチックにつかまる印象が強いので、ヒッタータイプだとちょっと左が気になるかもしれませんね。そういう意味では、ドライバー&FWと若干テーストが違うような印象もありましたが、この辺は明日紹介するアイアンとの兼ね合いを確認してみた上で、シリーズ総括したいと思います。

<キャスコ「ビッグスーパーハイテンTARO」UT(IT)>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:スーパーハイテン、SUS630
■シャフト(重量/トルク/調子):「TR-14F」(S=59g/3.6、R=49g/4.3/中調子)
■価格:1本3万円+税