どーもです。

アナライズを主宰するマーク金井氏渾身の力作「バンパー」ドライバーが発売されましたが、早速試打させていただきました。マーク氏がこの10年間胸に秘めていたアイデアが具現化されたバンパードライバーは、重心距離に着目。なんと9mmというモノですが、残念ながらルール適合外モデルです。でもこのクラブを打つと、ゴルフクラブを難しくしているのは重心距離だということを体感できると思います。では、早速いってみましょう。

まずは見た目から。

ソールデザインは、シルバー部分だけみれば同社の「ナチュラルパター」ですね。それに、ソールをつけたようなデザインとなっていました。「EASY」の文字が踊っていますな!!ANALYSE BUNMPER SOLE

フェースは気持ちディープ気味ですが、このドライバーのキーポイントはなんといってもシャフトの位置。すごい場所からシャフトが挿さっていますが、ここにすることで重心距離が短くなったというわけです。なぜ、ここは後述しましょう。ANALYSE BUNMPER FACE

ボディはセミディープですが、こうやってみると普通のドライバーですな!ANALYSE BUNMPER SIDE

後ろ姿です。ANALYSE BUNMPER BACK

構えてみるとこんな感じ。見慣れないシャフト位置に最初はとまどうかもしれませんが、センターシャフトのパターみたいですね。これは見た目でも重心距離が短いのがわかると思います。ANALYSE BUNMPER TOP

今回試打したのは、専用開発オリジナルカーボンシャフト「バンパー」装着モデル。スペックは、ロフト角12.5度、長さ45.25インチ、総重量309.4g、バランスD0。ヘッド体積未発表。シャフトスペックは、一切不明です。ANALYSE BUNMPER SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用です。

まずは持ってみた感覚ですが、重量的には気持ち軽めだったかな!! グリップは、ボクにはいい感じの太さでした。シャフトをしならせてみると、思った以上にしなやかで、特に手元がやや緩めな印象でした。素振りしてみると、切り返しでヘッドの存在感がなくなるような感じはありましたが、これも重心距離が短くなった影響なのかな!? 実際に打ってみると、あら、ビックリ!! 1発目からいきなり芯を食った分厚いインパクトで、ドーンと230y表示上部に着弾という快挙! 試作品段階では重心距離0mmのモデルも作ったようですが、ヘッド挙動が安定せず、逆に難しくなってしまったため、試行錯誤を繰り返しこの9mmにたどり着いたようです。460cm3の大型ヘッドではだいたい重心距離が40mmあたりと長めになっています。当然、つかまりは悪くなります。1度開いたフェースは閉じにくくなり、必然的にスライスが出やすくなりますよね。ゴルフクラブの難しさは、重心位置がシャフトの延長線上にない事だといわれますが、今回の試打で改めて実感できました。誰でも着目しそうなポイントですが、実際に作っちゃうマーク氏の行動力に感服ですな。

スカイトラックデータの弾道データはこんな感じでANALYSE BUNMPER ST3D

その各球データはこちらANALYSE BUNMPER ST

ここ最近距離表示が「辛い」「おかしい」と思っていたスカイトラックですが、どうやら設定が知らぬ間に「メートル」になっていたようです。先週PRGR「スーパーeggドライバー ロングスペック」にコメントを頂きましたYamaoka Hidekazu様のからのご指摘で気付きました。ホントにありがとうございます!

リハビリ入院中のメニューに「間違い探し」が組み込まれていましたが、これが苦手で・・・(汗) 「まだまだリハビリも必要なのかな・・・」なんて感じてしまいました。ご指摘がなければ永遠に気付かなかかったかもしれませので、この場をお借りしてお礼を言わせてもらいます。

本当にありがとうございました!! 

というわけで、すでに試打した分についてはヤード換算して表記しておきますが、8月中旬までのネタは・・・(汗)

【3球平均】
HS42.3m/s、初速60.5m/s、打ち出し角16.3度、バックスピン量3964.9rpm、サイドスピン-106.2rpm、飛距離207.3m(222.3y)
【ベスト】
HS43.3m/s、初速60.0m/s、打ち出し角16.2度、バックスピン量3684.5rpm、サイドスピン-210.8rpm、飛距離208.7m(228.2y)

打感はかなりマイルド。いわゆる分厚いインパクトを体感できると思います。音は中高音系に感じました。

弾道はこんな感じです。カメラの動画撮影機能がやっと分かってきたようです(笑)

そのスカイトラックデータはこちら。ANALYSE BUNMPER MST3D

弾道的には、超高弾道。ロフト角が12.5度と多めに加え、レンジボールなので3925rpmと多めになっていますが、見た目的には決して吹け上がっているような弾道には見えませんでした。手応え的にもガッツリ芯を食って、真っ直ぐ押しているような感覚の弾道です。※207.8m=227.2y

出球傾向ですが、これはボクのスイングで軽いドロー系。動画はフェード系でしが・・・(汗) 打ち出し方向のバラツキはスイングの問題だと思いますが、このバンパーはホントに曲がり幅が少ないですわ~!

シャフト挙動は手元調子っぽい動きでしたが、いかんせん切り返しでヘッドの存在感が消えるので、手元のタメ感は今ひとつ感じられませんでした。全体的にやや柔らかめな印象ですが、ヘッドの相性もあってスイング通りの球筋が出やすいと思います。意図的にインサイドアウト、アウトサイドインで振ってみましたが、そのとおりの弾道が出ます。でも、やっぱりつかまりは良さそうに感じました。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/sあたりにオススメかな。このバンパードライバーを打てば、重心距離の意味が分かると思います。ルール適合外ですが、ゴルフ人口を増やすため、もしくはゴルフ人口減少に歯止めをかけるきっかけになる可能性を秘めたクラブなんじゃないかと思いましたね。スーパーアスリートの中田英寿氏でさえ、「ドライバーは曲がるから使わない」と言っていましたが、このクラブをオススメしたいですな。まぁ、ルール適合外なのでデサントが使わせないと思いますけど・・・(汗) でも、ゴルフを楽しみたいというアマチュアゴルファーにとっては、まさにオススメのクラブ。重心距離が短くなると飛距離が落ちると言いますが、アマチュアの場合は曲がるからであって、このバンパードライバーなら曲がり幅が抑えられるので結果的に飛距離アップも期待できると思います。多分ミート率も上がると思いますので、その分の飛距離アップも期待できるので、誰でも飛距離アップが期待できるんじゃないかと思いました。

ちなみに、「BUMPER」の由来はボウリングのガーターを防ぐ「バンパーレーン」なんだとか!! ボウリング初心者がガーターを出さずにピンをより多く倒せるようにというモノですが、このドライバーにもゴルフに不慣れな人がOBを出さずにゴルフを楽しんで欲しいという願いが込められているようです。

ビバ、バンパー ドライバー!!

<アナライズ「バンパー」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:10