どーもです。

ヤマハのニューモデル「インプレスUD+2」シリーズですが、いよいよ今日紹介するアイアンで最後となります。先代「インプレスRMX UD+2」アイアンがこの「UD+2」シリーズの誕生のきっかけになったと思いますが、その後継モデルということで個人的にも興味津々なモデルです。スチールシャフトとカーボンシャフトの両方を試打しましたのでレポした上で、シリーズ総括もしたいと思います。では、いってみましょう!

まずは見た目から。

トゥ・ヒールに長めでいかにも「低深重心を追求しました!」ってな感じの見た目は先代通りですね。でも、今回のモデルはトップブレードが軽量化されているようです。YAMAHA INPRESS UD+2 IRON BACK

フェースはシャローですね。先代よりもややトゥが低くなって、より長方形なボクシー感が強くなっていたように思います。また、今回もL字フェースになっているようです。先代はフェースがミーリング加工されていましたが、今回のUD+2は無くなっていました。YAMAHA INPRESS UD+2 IRON FACE

ソールは超ワイドソールですが、今回のUD+2はソール後部のいわゆるトレーリングエッジが3分の2ほど落とされていましたね。トゥ・ヒール後部が落とされているので、つま先下がり、つま先上がりのライからでも抜けが良さそうですね。YAMAHA INPRESS UD+2 IRON SOLE

ネックはセミグースですね。ボディ形状はいかにも低深重心を追求したような形状ですが、今回のUD+2はソールもラウンド形状になっています。これはより抜けの良さを意識してでしょうね。YAMAHA INPRESS UD+2 IRON SIDE

構えてみるとこんな感じ。ぶっ飛びアイアンはアイアン型UTのような見た目ですが、もう慣れましたね!! でも、その辺を意識してか、若干バックフェースの厚みが抑えられていたようにも感じますね。YAMAHA INPRESS UD+2 IRON TOP

今回試打したのはスチール&カーボンシャフトの両者ですが、まずはスチールシャフトからいっていましょう。

スチールルシャフトは「NSPRO ZELOS7」Rフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角26度、ライ角61.25度、長さ37.75インチ、総重量380g、バランスD0。シャフトスペックは、重量74g、トルク2.8、先調子。YAMAHA INPRESS UD+2 IRON SHAFT1

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的にはスチールシャフト装着モデルでもかなり軽めですね。グリップも細めでした。シャフトをしならせてみると、やはりかなり柔らかめでしたね。素振りしてみると、なんか頼りなさそうなイメージでしたが…(汗)

実際に打ってみると、まぁ、今回のUD+2もロフト角26度のわりにはガッツリ高弾道ですね。ロフト26度と言えばちょっと前の#5と同じですが、この上がり方こそ進化なんでしょうね。これは先代でも感じましたが、今回のUD+2はさらに上がりやすくなっていたようにも感じましたね。でも、スチールシャフトの方がややマイルドな感じがあって、当たり負け感があったのも否めないですね。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、YAMAHA INPRESS UD+2 IRON S ST3D

その各球データはこちら。YAMAHA INPRESS UD+2 IRON S ST

【3球平均】
HS39.7m/s、初速50.9m/s、打ち出し角15.2度、バックスピン量5016.8rpm、サイドスピン-425.9rpm、飛距離169.6y
【ベスト】
HS39.6m/s、初速50.8m/s、打ち出し角16.3度、バックスピン量5036.6rpm、サイドスピン-216.0rpm、飛距離170.3y

打感は弾き系ですね。球離れも早く弾き感満点でしたが、音もカンカンした感じだったので、その辺の影響もあったかもしれません。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちら。YAMAHA INPRESS UD+2 IRON S MST3D

弾道的には、文句なしの高弾道。クラブがしっかり球を上げてくれるような印象ですが、ガッツリ芯を食ったらスピン量は少なめですね。

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。オートマチックにクラブが球をつかまえてくれる感じでしたね。

シャフト挙動は、スチールシャフトですが結構しなる感じで、ボクのイメージでは先がしなってヘッドが走るようなイメージでした。

続いてカーボンシャフトモデルですが、こちらはオリジナルカーボンシャフト「MX-517i」SRフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角26度、ライ角61.25度、長さ38インチ、総重量358g、バランスC9。シャフトスペックは、重量53g、トルク3.9、中調子。YAMAHA INPRESS UD+2 IRON SHAFT2

まず持ってみた感ですが、ぶっちゃけスチールシャフトよりもこのカーボンシャフトモデルのほうが第一印象はいい感じでした。総重量的にはスチールシャフトモデルよりも当然軽めですが、シャフトをしならせてみるとカーボンシャフトモデルのほうが手元にしっかり感がある感じでしたね。素振りしてみるとより振り抜き感も良く、なぜか捻れ感も少ないように感じました。

実際に打ってみると、もちろん高弾道です。クラブがガッツリ球を上げてくれる感じは変わりませんが、ヘッドとシャフトのマッチングはカーボンのほうがいいのか、振り感はマジでカーボンシャフトに軍配でしたね。スチールシャフトモデルではナイスショットの確率がイマイチでしたが、このカーボンシャフトモデルはほぼ100%満足のいくショットを連発でした。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、YAMAHA INPRESS UD+2 IRON C ST3D

その各球データはこちら。YAMAHA INPRESS UD+2 IRON C ST

【3球平均】
HS40.6m/s、初速52.0m/s、打ち出し角15.7度、バックスピン量5022.9rpm、サイドスピン-277.5rpm、飛距離175.1y
【ベスト】
HS41.2m/s、初速52.7m/s、打ち出し角14.6度、バックスピン量4602.4rpm、サイドスピン-461.8rpm、飛距離179.9y

打感は弾き系で、球離れが早めなのはスチールシャフトモデルとほぼ一緒でした。音もカンカンした感じで高めでした。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックでデータはこちら。YAMAHA INPRESS UD+2 IRON C MST3D

弾道的には、文句なしの高弾道。ガッツリに芯を食ったショットですが、スチールシャフトよりもスピン量少なめで、コレ、ぶっちゃけビックリ!!

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。オートマチックに球をつかまえてくれるのはスチールシャフトと同じような感じでした。

シャフト挙動ですが、ボクの感覚では結構手元にしっかり感があるような感じでしたね。先端部も結構しっかり感があって、メーカーの言うとおり中調子だったように感じました。個人的には、スチールシャフトよりもこのカーボンシャフトのほうが好印象だったことは間違いですね。

今回ボクが試打した限りでは、両方ともHS38~42m/sあたりにオススメですが、スチールシャフトは払い打ち、カーボンシャフトはよりダウンブローに打てるタイプに合うんじゃないかと感じました。持ち球的には、どちらもフェード系もしくはスライサーに合うと思いましたね。もう何度も書いちゃますが、ボクのスイングにはカーボンシャフトモデルのほうがいい感じでした。このロフト角設定で、ここまで文句なしの高弾道が打てるだけでもビックリですね。とにかく1yでも飛ばしたいというアマチュアアベレージゴルファーには力強い味方になってくれる1本だと思います。

今回「インプレスUD+2」シリーズを試打してみて、とにかくオートマチックテーストなシリーズだというのがボクの正直な感想でした。払い打ちのスライサーがハイドローを打ちやすいモデルだと思いますが、そっちの方向にかなり振り切ったモデルですね。

振り返れば、先代「インプレスRMX UD+2」アイアンの登場で、ぶっ飛びアイアンというカテゴリーも出来たんじゃないかと思います。その先陣を切ったモデルだけに、このぶっ飛びカテゴリーの先陣を突っ走って欲しいシリーズですね!! マジで、とにかく飛ばしたいというアマチュアアベレージゴルファーには心強いモデルだと思います!

<ヤマハ「インプレスUD+2」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
◎スチールシャフト:▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:10
◎カーボンシャフト:▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:10
■ヘッド:(#5~PW)ボディ=S45C、フェース=SAE8655 (AW、AS、SW)ボディ&フェース=S20C
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO ZELOS7」(R=74g/2.8/先調子)。カーボンシャフト「MX-517i」(SR=53g/3.9、R=52g/4.0/中調子)。※カーボンシャフトスペックは#7数値
■価格:スチールシャフト、カーボンシャフト装着モデル4本(#7~PW)セット9万6000円+税、単品(#5、#6、AW、AS、SW)各1本2万4000円+税