どーもです。

週をまたぎましたが、今日紹介するのはヨネックスのアイアン用ニューシャフト「REXIS KAIZA Xi」(以下カイザ)。ここ数年でアイアン用カーボンシャフトはかなりの進化をしていますよね。ボクも三菱レイヨン「OTi」にリシャフトしていますが、最近メーカーも自社シャフトにこだわっているように思います。ホンマゴルフ「ツアーワールドIB」シリーズもそうですが、このカイザもまさにそんな1本ですね!! では、早速いっていましょう!

今回試打したのは、ヨネックス「N1-CB」アイアンの#7ヘッドです。アイアン自体の見た目は一緒なので、そちらをご参照下さい!

技術的には、カーボンの約3倍の柔軟性を持つグラスファイバーにカーボンナノチューブを複合した新素材「タフGファイバー」を採用しているようです。この新素材採用によってコントロール性とフィーリングの良さはもちろん、ロングアイアンの寛容さを達成しているようです。

というわけで、ここではシャフト自体の見た目を紹介しましょう。デザインはこんな感じのブラック&グレーで、多くは語りませんが「ん!? これって…」とか思ったりして!!YONEX REXIS KAIZA Xi MAIN

全体はこんな感じでした。YONEX REXIS KAIZA Xi WHPLE

今回試打したのはヨネックス「N1-CB」アイアンに「REXIS KAIZA Xi 95」Sフレックス装着の#7でした。スペックは、ロフト角32度、ライ角61.5度、長さ37インチ、総重量413.5g、バランスD2。シャフトスペックは、重量81~104g、トルク2.0~2.1、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

まずは持ってみた感じですが、総重量的には軽め。シャフト自体見た目も径が細めに見えましたが、持ってみるとグリップもやや細めに感じました。比較用に「モーダス3ツアー125」装着モデルもお借りしていたましたが、やはりカイザはグリップが細めでしたね。シャフトをしならせてみると、結構しっかり感がある感じで、中間がしなる感じでした。素振りしてみると、結構手元にしっかり感があるような感じもしましたが、ヘッドがいい感じに効いていましたね。

実際に打ってみると、しっかり球は上がりましたが、結構ハードな印象でした。手元にしっかり感があるようなイメージなので、自分でダウンブローに打ち込めるタイプじゃないと難しそうなイメージもありましたね。切り返しで力むと軽いのでプレーンを外れてしまうような印象もありましたが、ヘッドがいい感じに効いているので、スッと下りてきたところを加速してやればいい感じに打てました。このシャフトはスイングを作ってくれるシャフトかもしれませんね!!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、YONEX KAIZA Xi ST3D

その各球データはこちら。YONEX KAIZA Xi ST

【3球平均】
HS38.3m/s、初速48.8m/s、打ち出し角15.5度、バックスピン量5839.5rpm、サイドスピン-639.6rpm、飛距離157.0y
【ベスト】
HS38.8m/s、初速49.4m/s、打ち出し角14.6度、バックスピン量5916.9rpm、サイドスピン-851.1rpm、飛距離159.6y

なお、同じタイミングで打った「モーダス3ツアー125」装着モデルの弾道データはこんな感じで、YONEX MODUS125 ST3D

その各球データはこんな感じでした。YONEX MODUS125 ST

【3球平均】
HS38.1m/s、初速48.5m/s、打ち出し角16.0度、バックスピン量5670.8rpm、サイドスピン-754.9rpm、飛距離156.6y
【ベスト】
HS38.6m/s、初速49.2m/s、打ち出し角16.1度、バックスピン量5410.7rpm、サイドスピン-1096.8rpm、飛距離157.9y

データ的にはほぼ一緒ですなぁ…(汗)

打感はソリッド系。シャフトが変わってもこの辺のフィーリングは一緒で、音も中音系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこんな感じでした。YONEX KAIZA Xi MST3D

弾道的には高弾道でした。番手別ウエートフローのようですが、#7は「モーダス3ツアー125」と遜色ない球の上がり方ですね。ボクの感覚的には、前述通りプレーヤーがダウンブローに打ち込める技術が必要なイメージでした。

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。結構叩けます。叩いても曲がりはあんな感じなので、なかなかしっかりしたシャフトかな…なんて思っちゃいました。

肝心な挙動ですが、ボクの感覚ではやはり中調子の感覚でしたね。手元にしっかり感がありましたが、しなるのは中間で先はややしっかり感があったかな。その分自分でダウンブローに打つ必要もあるかなと思いました。手元がしなると自然に打ち込めますが、逆に手元にしっかり感があるとかち上げてしまうのが人間のアジャスト能力だと思っていますので!!

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS42m/sあたりにオススメかな。110g以上のスチールシャフトでキッチリ振り切れるなら、この「カイザ」は不要でしょう。重量的に軽いので、振れる人だとプレーンから外れてブレが大きくなる可能性も捨てきれないと思います。でも、「逆もまた真なり」です。総重量的には軽めですが、かなりしっかり感があるので、自分でダウンブローに打てるタイプでHS42m/sあたりの人には非常強い味方になってくれそうな気配を感じましたね。ヘッド重量を感じやすいので、切り返しで力まずにヘッド重量を感じつつ加速出来る人向けですが、逆の人であればスイングを矯正してくれるかも!?

<ヨネックス「レクシス カイザXi」シャフト>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:9▽操作性:9▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:7
■シャフト(重量/トルク/調子):「レクシス カイザXi95」(X=83~106g、S=81~104g/2.0~2.1/中調子)、「同105」(X=93~116g、S=91~114g/1.8~2.0/中調子)。
■素材:タングステン配合グラファイト+タフGファイバー
■価格:1本1万2000円+税