どーもです。

テーラーメイドのニューモデル「グローレF」シリーズ、通称「F2」ですが、いよいよ今日紹介するアイアンがラストです。このアイアンもぶっ飛びアイアンですわ~!! ロフト角31度と若干立ち気味ですが、それでもこの飛びには、もう、「参りました!!」というしかありませんね。「グローレF」シリーズの進化をまさに感じさせるアイアンですが、レポの上ボクなりのシリーズ総括もしてみたいと思います。

まずは見た目から。

バックフェースデザインは、かなりスッキリした感じですね。「グローレのライオンがいない!!」とか思ったら、トゥトップのFマークのそばにいました。でも、これじゃ気付かないかな・・・wTM GLOIRE F2 IRON BACK

フェースはやや大きめでセミラージですね。どうやらフェースはL字フォージドフェースになっているようです。形状的には先代とほぼ同じようなイメージですが、若干ネック側の縦幅が高くなっているようにも見えました。TM GLOIRE F2 IRON FACE

ソール幅はセミワイド。スピードポケットは健在ですね!!TM GLOIRE F2 IRON SOLE

ネックはセミグース。こうしてみると、ソール幅が広めに確保されているのがわかると思います。TM GLOIRE F2 IRON SIDE

構えてみるとこんな感じ。先代に比較するとやや小振りに見えるのが不思議ですね。トップラインは厚めに確保されていて、トゥが立ったように見えるのも「グローレF」アイアンの遺伝子ですかね。TM GLOIRE F2 IRON TOP

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO930GH」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角31度、ライ角62度、長さ36.75インチ、総重量414g、バランスD2。シャフトスペックは、重量94g、トルク2.0、中調子。TM GLOIRE F2 IRON SHAFT1

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

まずは持ってみた感覚ですが、総重量的にはやや軽め。グリップはアイアンもいい感じの太さで、結果的にドライバーだけ細めに感じました。シャフトをしならせてみると中間から先にかけてしなりましたね。素振りしてみると、NSPRO950GHが気持ち軽くなった感じのフィーリングですが、気になるのはインパクト時のグニャリ感かな・・・

実際に打ってみると、いきなり1発目から芯を食ったいい当たりで「おっ!! いいじゃん!」ってな感じ。その後も2発連続芯を食った満足のいく当たりで、なんと、3球でデータ取り試打終了!! これはGST-3B投入以来初の出来事でした。ロフト31度とストロング気味ですが、28度なんてモデルもありますよね。それらに比較すると寝ているということになりますが、そんなロフトが立ったモデルとなんら遜色がない飛距離ってのはれしいですね。しかも、ガッツリ球を上げてくれるので安心感もあります。ん~、これはこれで、名器の予感・・・!! 気になっていたインパクト時のグニャリ感は無いといったらウソになりますが、NSPRO950ほどではなく、それほど気にならなかったです。ヘッドとのマッチングもあるでしょうからね!

スカイトラック弾道データはこんな感じで、TM GLOIRE F2 IRON S ST3D

その各球データはこちら。TM GLOIRE F2 IRON S ST

【3球平均】
HS39.9m/s、初速51.1m/s、打ち出し角16.4度、バックスピン量5312.0rpm、サイドスピン-1069.4rpm、飛距離168.1y
【ベスト】
HS40.1ms、初速51.5m/s、打ち出し角16.9度、バックスピン量4893.3rpm、サイドスピン-1212.3rpm、飛距離172.0y

打感は弾き系でしたね。やや硬めな印象もありましたが、シャフトとのマッチングなのかいい感じに弾いてくれているようなイメージでした。音もチッとサスティン短めで小気味のいい感じの音でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。弾道ラインが消えかけていますが・・・(汗)TM GLOIRE F2 IRON S MST3D

弾道は高弾道。ロフト角31度ですが、クラブがしっかり球を上げてくれましたね。データ取りの3球は、最近課題にしているフェースローテションを抑えて運ぶイメージの試打でしたが、この動画では若干ダウンブローを意識してみました。結果スピン量は増えていますが、飛距離が伸びるという不思議な結果に! 余程芯を食ったってことですかね!! ちなみにこの動画も、実は1球目なんです。ここまでで4球という史上最短のデータ取りでしたが、いくつか確認のためにその後何球か打ちました。でも、これだけ結果が出たアイアンも初めてですな!

出球傾向は、ボクのスイングで見た目的にはイメージ通りのドロー系。でも、スカイトラックデータ的にはサイドスピンが1000rpm越えなんですよね。そんなに曲がっている感じは無かったのですが・・・(汗)

シャフト挙動ですが、これはNSPRO950GHをそのまま若干軽くした感じでしたね。素直に中間がしなるイメージで、ほぼNSPRO950GHと一緒といっても過言ではないと思います。前述通り、例のグニャリ感は無いといったらウソですが、950GHほど感じなかったのはヘッドとのマッチングでしょうね。

続いて、カーボンシャフト「GL6600」Sフレックス装着モデルの#7。こちらのロフト角、ライ角は一緒ですが、長さは37インチ、総重量375g、バランスD1。シャフトスペックは、重量58g、トルク2.9、先調子。TM GLOIRE F2 IRON SHAFT2

まずもってみた感じですが、総重量的には軽めです。でも、グリップはほぼ同じ太さに感じましたね。シャフトしならせてみると、中間から先がしなる感じで、Sにしてはやや柔らかめなイメージもありました。素振りしてみると、切り返しでのヘッドの感じ方が今イチでしたが、シャフトの中間から先が気持ちよく走ってヘッドを加速してくれそうなイメージでした。

実際に打ってみると、ボクには軽いモデルなのと切り返しでヘッドをあまり感じないせいか、手元操作できちゃうので打ち出し方向がややバラケ気味でした。でも何球か打っている打ちにタイミングが分かって、弾道もそろいましたね。とはいえ、イメージ的にはボクのスイングだとちょっとつかまりすぎだったかな。こちらはボディターンの払い打ちで持ち球がスライスの人にオススメですね!!

スカイトラック弾道データはこんな感じで、TM GLOIRE F2 IRON C ST3D

その各球データはこちら。TM GLOIRE F2 IRON C ST

【3球平均】
HS40.1m/s、初速51.4m/s、打ち出し角18.4度、バックスピン量5252.6rpm、サイドスピン-1225.1rpm、飛距離170.6y
【ベスト】
HS40.9ms、初速52.4m/s、打ち出し角17.8度、バックスピン量5347.6rpm、サイドスピン-1488.2rpm、飛距離174.2y

打感は弾き系ですが、シャフトの影響かちょっとマイルド感もあってスチールシャフトモデルのフィーリングとは別モノでした。音もやや低めに感じましたね。

弾道はこんな感じで、

そのスカイトラックデータがこちら。TM GLOIRE F2 IRON C MST3D

弾道的には、スチールシャフトモデルよりもさらに高弾道!! これはシャフト影響もありそうですね。スピン量も増えていますが、それでもこの飛距離って・・・!!

出球傾向ですが、ボクのスイングではドローというにはおこがましいフック系ですな。スチールシャフト同様ダウンブローを意識したので、こうなるのは想定の範囲内でしたが、このサイドスピンは想定をちょっと越えたかも・・・(汗)

シャフト挙動ですが、これはダウンで中間から先が気持ちよくしなって球をしっかり上げてくれると同時に、つかまえてくれるイメージでした。自分で球をつかまえられる人だと、ちょっとオートマチックにつかまりすぎの傾向が強くなるかもしれません。

今回ボクは試打した限りでは、スチールシャフト装着モデルでHS40~42m/s、カーボンシャフトモデル38~40m/sあたりにオススメですかね。スチールシャフトモデルは、ボクレベルのヒッターまでなら充分使えそうなイメージもありましたが、コースでの力みまで考えればこのアイアンの性格を十分に堪能できるのはボディターンの払い打ち系で持ち球がフェードもしくはスライスの方でしょうね。一方カーボンシャフトモデルですが、これはボディターンの払い打ち系で持ち球がスライスの人向けと言い切れるモデルですね。いずれにせよ、このロフトで170y飛んでくれるのはアマチュアゴルファーにとっては夢のようなクラブですわ!! 安定して飛ばしたいプレーヤーにオススメのモデルだと思います。

さて、「グローレF」シリーズ、通称F2シリーズの総括ですが、ボク的には4代目にして「初代を越えるシリーズ」が登場したと思います。2代目は革新的過ぎた感じ、3代目はいい感じでしたが初代を越えるほどでは無かったと思います。でも、今回の4代目は飛距離、フィーリングなど全てで初代を越えたんじゃないかと思います。特にドライバー、FW、レスキュー、アイアンの全てで役割を明確にしたような印象を強く感じましたね。でも、なんと言ってもやっぱり飛距離ですかね。これが1番わかりやすいですからね。中でもドライバーの飛距離はハンパないですな!! 個人的には、シリーズとしても名器ばかりのシリーズだと感じましたわ~!

<テーラーメイド「グローレF2」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
◎スチールシャフトモデル▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:10
◎カーボンシャフトモデル▽飛距離:10▽上がりやすさ:10+α▽操作性:7▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ9▽ミスの許容度:10
■ヘッド:(#4~PW)ボディ=軟鉄(8620)、フェース=クロム鋼(4140)、(AW、SW)ボディ&フェース=軟鉄(S25C)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO930GH」(S=94g/2.0、R=93g/2.1/中調子)。カーボンシャフト「グローレGL6600」(S=58g/2.9、R=56g/3.1/先調子)。
■価格:スチールシャフト装着モデル5本(#6~PW)セット11万円+税、単品(#4、#5、AW、SW)各1本2万2000円+税。カーボンシャフト装着モデル5本セット12万円+税、単品各1本2万4000円+税。
■備考:左用なし