どーもです。

週をまたいでしまいましたが、ツアーエッジ「EXOTICS EX9ツアー」シリーズに対応すると思われる「EXOTICS EXi」アイアンを紹介しましょう。「EXOTICS EXd」アイアンの兄弟モデルでしょうが、見えた目ではこの「EXIOTICS EXi」アイアンのほうがやや小振りですから、おそらく「EXOTICS EX9ツアー」に対応するモデルだと勝手に推測しました。では、早速いっていましょう。

まずは見た目から。

構造的にはデュアルアンダーカットキャビティのようです。「EXOTICS EXd」アイアンはトゥ・ヒールにウエートを振っているような構造でしたが、この「EXOTICS EXi」はハーフキャビティを感じさせるような見た目でしたね。TOUR EGDE EXi BACK

フェースはやや小振りでしたね。「EXOTICS EXi」アイアンはネック側の高さが確保されていて、よりボクシーなイメージに感じました。TOUR EGDE EXi FACE

ソールも狭めですね。「EXOTICS EXd」で採用されていた「PSIパワーグリッド」はこの「EXOTICS EXi」にも採用されていました。トレーリングエッジは、「EXOTICS EXd」アイアンとは全くの別モノですね。TOUR EGDE EXi SOLE

ネックはストレートに近いセミグースかな。ボディ形状も「EXOTICS EXd」アイアンとは別モノでした。TOUR EGDE EXi SIDE

構えてみるとこんな感じ。顔は「EXOTICS EXd」アイアンに比較すると小振りですが、それでもトップブレードの厚みはそこそこ確保されていました。つかまりが良さそうなイメージですね。TOUR EGDE EXi TOP

今回試打したのは、スチールシャフト「KBS TOUR90」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角31度、ライ角62.5度、長さ37.25インチ、総重量416.4g、バランスD4。シャフトスペックは、重量102g、トルク2.3、中調子です。TOUR EGDE EXi SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的には良い感じだけど、ヘッドがかなり重めに感じましたね。まぁ、バランスもD4なので、当然といえば当然でしょうけどね。グリップはFW、HB同様ボクが好きな太さでした。シャフトをしならせてみると、いかにも中間がしなるようなイメージでしたが、素振りしてみるとダウンからインパクトにかけてちょっと先が動く感じがありました。

実際に打ってみると、まずはその高弾道ぶりにビックリ!! 「EXOTICS EX9ツアー」シリーズはドライバー&FWがかなり男前な弾道でしたが、HB、アイアンはしっかり球が上がるので、安心感のあるモデルだと思います。特にこのアイアンはガッツリ高弾道なので、「んっ!? これって、本当にツアーモデル対応でいいのかな!?」と不安になってしまうほどでした。実際、ツアーモデル対応でいいのかな? もしかしたら、ボクが勝手にそう思っているだけで、メーカー的位置づけは違うかもしれませんね。見た目ややトゥ・ヒール方向に長めな印象もありますが、つかまりは良い感じでしたね。オートマチックにハイドローが打ちやすいモデルだと思います。

スカイトラック弾道データはこんな感じで、TOUR EGDE EXi ST3D

その各球データはこちら。TOUR EGDE EXi ST

【3球平均】
HS38.1m/s、初速48.6m/s、打ち出し角18.3度、バックスピン量5984.8rpm、サイドスピン-730.3rpm、飛距離160.6y
【ベスト】
HS38.4m/s、初速49.0m/s、打ち出し角18.5度、バックスピン量5090.4rpmm、サイドスピン-584.3rpm、飛距離162.6y

打感はソリッド系。これは「EXOTICS EXd」アイアンに近いイメージでした。音も中高音系で心地良い響でしたね。

弾道はこんな感じ。

そのスカイトラックデータがこちら。TOUR EGDE EXi MST3D

弾道的にはガッツリ高弾道。ボク的には上げるつもりは一切無かったのですが、それでもガッツリ上がってくれますね。原稿を書くために以前レポした「EXOTICS EXd」アイアンのデータを確認すると、打ち出し角が「EXOTICS EXd」の16度に対して「EXOTICS EXi」は18度。ロフト角は0.5度寝ていますが、それでも打ち出し角が2度高くなっていました。しかも、スピン量も減っていますからね!! ボクにはこの「EXOTICS EXi」のほうがあっているのかもしれません。

出球傾向ですが、ボクのスイングでドロー系。基本的につかまりの良いモデルですね。HBほどコントラーブルには感じませんでしたが、若干操作性もあるように感じました。

シャフト挙動ですが、ダウンからインパクトにかけてやや先が動く感じもあって、その動きがしっかり球をつかまえてくれるように感じましたね。ヘッド重量がかなり重めなので、切り返しで力まずスッとヘッドを落とせるイメージは良い感じでしたね。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS42~43m/sあたりにオススメ。クラブが球を上げてくれるので、これは払い打ちタイプでもしっかり球が上がりそうですね。またある程度クラブが球をつかまえてくるので、払い打ちタイプのフェードヒッターがオートマチックにハイドローを打ちやすい気配は感じましたが、ボクレベルのヒッターでも充分使えそうな雰囲気は体感できました。「EXOTICS EXd」アイアンほどオートマチックではありませんが、この「EXOTICS EXi」アイアンは使い手を選ばないかなりフトコロの深さがあるアイアンのように感じました。

というわけで、ツアーエッジ「EXOTICS EX9ツアー」シリーズを総括していましょう。ドライバー&FWはかなり男前な弾道ですが、HB&アイアン(アイアンはツアーモデルではないかもしれませんが・・・)は結構打ちやすさも兼ね備えたモデルですね。少なくとも、クラブが球を上げてくるという、最低限の寛容性はあると思います。ただし、気になったのではバランス。FWが軽めのバランスでドライバーのイメージで振ると、結構振れちゃったりします。数値を見るとどうしても気になってしまいますが、これだけ違うと感覚でも「あれっ!?」と思うじゃないかと、いらぬ心配をしてしまいました。

<ツアーエッジ「EXOTICS EXi」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:7▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9
■ヘッド:431ソフトステンレス
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「KBS TOUR90」(S=102g/2.3/中調子)。カーボンシャフト「UST MAMIYA RECOIL 460 F3」(R=65g/5.1/先中調子)
■価格:スチールシャフト装着モデル6本(#5~PW)セット7万2000円+税。カーボンシャフト装着モデル6 本セット9万円+税。