どーもです。

今日紹介するのはフォーティーンのニューモデル「HI877」UTです。アイアン型UTで黄色のボディと「HI877」というネーミングから通称「バナナ」と呼ばれているモデルですね。同社の説明によると「ウッド型UT、アイアン型UTのメリットが融合した革新的高機能」と説明されていましたが、これはどう見てもアイアン型UTだと思います。まぁ、そんな感じですが、さっそくいっていみましょう。

まずは見た目から。

構造的には中空タイプですね。バックフェースが全体的にこんもりふくらんだ感じで、この感じが上から見たらバナナってな感じなんでしょうね!14 HI877 BACK

フェースはシャローで、トゥ・ヒールに長めなイメージ。バーチカルラインが結構斜めなんですね!!14 HI877 FACE

ソールはワイドソールですが、トゥ・ヒールがスパッと落とされた半月型になっていました。よ~く見ると、リーディングエッジも微妙なカーブが着けられていましたね。14 HI877 SOLE

ネックはセミグース。フェース下部にボリュームがあるような形状ですね。14 HI877 SIDE

構えてみるとこんな感じ。この黄色はやっぱり強烈なイメージですね。フトコロが深くつかまりがよさそうなイメージでした。14 HI877 TOP

今回試打したのは、オリジンルカーボンシャフト「FT-16i」Sフレックス装着モデルの21度モデル。スペックは、ロフト角21度、ライ角59.5度、長さ40.15インチ、総重量348g、バランスD0。シャフトスペックは、重量65g、トルク3.5、中調子。14 HI877 SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的には軽めですね。グリップもやや細めですが、これも許容範囲内。シャフトをしならせてみると昨日の「FT-17i」よりは若干柔らかめで、中間から先にかけてしなる感じでした。素振りしてみても、D0のわりにはやや先が動くような感じでしたね。

実際に打ってみると、見た目アイアン型UTですがウッド系UTの良さも感じられて、これはメーカー言うとおり革新的なUTに感じました。ウッド系UTのつかまりの良さとアイアン型UTの操作性の高さを融合したようなUTだと実感できました。欲をいえば「もうちょっとだけ球が上がりやすければ・・・」という感想はありましたが、まぁ、アイアン型UTの操作性を意識したらこうなるのは致し方無しでしょうね。クラブ作りはどこに妥協点を置くのかでしょうから、このバナナはウッド系のつかまりとアイアン系の操作性の高さを融合させたのではないかと思います。

スカイトラックデータの弾道データはこんな感じで、14 HI877 ST3D

その各球データはこちらです。14 HI877 ST

【3球平均】
HS39.9m/s、初速55.6m/s、打ち出し角12.3度、バックスピン量3881.6rpm、サイドスピン-476.7rpm、飛距離195.8y
【ベスト】
HS40.5m/s、初速56.3m/s、打ち出し角12.4度、バックスピン量3686.3rpm、サイドスピン-692.6rpm、飛距離199.9y

打感は弾き系ですね。「シュパッ!!」と歯切れのいい打音が印象的でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。14 HI877 MST3D

弾道的には、高めの中弾道イメージですね。見た目はアイアン型UTなので、まぁ、想像の範疇といえばそれまでですが、前述通りボク的には正直もうちょっと上がりやすければな~なんて感じてしまいました。でも、アイアン好きな方にとってはグッドイメージかもしれませんね!!

出球傾向ですが、ボクのスイングでやや強めのドロー系。このバナナもクラブがオートマチックにつかまえてくれるイメージですが、フェースローテーションを抑えるようなイメージで打てば真っ直ぐ、カット打ち系を意識すればフェードも打てました。この辺はアイアン型UTの操作性の高さなんでしょうね!

シャフト挙動ですが、昨日の「FT-17h」に比較するとやや柔らかめで、先が動く感じでしたね。ボクの感覚では先中調子系の動きのイメージで、その分つかまりも良かったように感じました。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/sあたりにオススメ。スイングタイプ的には、球の上がりを考えるとある程度ダウンブローに打ち込めるタイプのほうが良さそうなイメージでしたね。でもつかまりを考えれば、ボディターンタイプのスライサー向けのようにも感じます。ヒッタータイプならNSPRO950GHが合うんじゃないかなとか思ったりして!! このバナナ、シャフトによっていろんな性格を見せてくれそうな気配を感じましたわ~!!

<フォーティーン「HI877」UT>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:8▽操作性:10▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:8
■ヘッド:ボディ=ST-22スチール、フェース=AM355P
■ロフトバリエーション:18度、21度、24度、27度、30度
■シャフト(重量/トルク/調子):「FT-16i」(S=65g/3.5、SR=60g/3.5、R=45g/4.5/中調子)
■価格:1本3万2000円