どーもです。

今日紹介するのはミズノのニューモデル「JPX900」アイアンです。「JPX900」アイアンは2タイプ用意されていますが、「フォージド」タイプは従来通りですが、これまでのデフォルトモデル(「JPX850」アイアン)が「スピードメタル」アイアンに変更されていました。今日紹介するのはその「スピードメタル」アイアンです。では、いってみましょう。

まずは見た目から。

見た目はアンダーカットキャビティですが、構造的にはワンピースのカップフェース構造らしいです。先代に比較するとややトゥ・ヒール方向に長め、かつ縦幅が短くトゥも低くなっていました。見た目的には先代のデフォルトモデルとは別モノですね。MIZUNO JPX900 SPEED METAL BACK

フェースはセミラージ。やはりトゥ・ヒールに長めですね。先代同様トップラインは特徴的ですね。バーチカルラインのネック側からネックにかけてキュッとなっていました。MIZUNO JPX900 SPEED METAL FACE

ソールは広めかな。ネックはセミワイドですが、トゥ方向に向かって広くなっているようなイメージでした。MIZUNO JPX900 SPEED METAL SOLE

ネックは完全なグースネック。先代に比較してもファットなボディで、見た目からも重心深度がかなり深そうに見えました。MIZUNO JPX900 SPEED METAL SIDE

構えてみるとこんな感じ。トップラインはかなり厚めですね。トゥ側に向かって厚めになっているのでつかまりの良さもイメージできますし、グースネックの影響でフトコロもかなり深いのも相まって、見た目的には超つかまりが良さそうなイメージでしたね。MIZUNO JPX900 SPEED METAL TOP

今回試打したのは、ミズノオリジナルスチールシャフト「MZ1190」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角31度、ライ角61.5度、長さ36.75インチ、総重量420g、バランスD1。シャフトスペックは、重量119g、トルク未発表、中調子。MIZUNO JPX900 SPEED METAL SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的には軽めですね。グリップもボクには細めに感じました。シャフトをしならせてみると、NSPRO950GHに比較してもステップが強調されている影響か、若干NSよりも全体的にしなるように感じました。素振りしてみると振り抜き感もよく、シャフト重量が119gもあるとは思えない重量感でちょっと不思議な感覚でしたね。

実際に打ってみるとその球の上がり方にビックリですが、最近はもうこのロフトでもガッツリクラブが球を上げてくれるのは当たり前になりつつありますね。見た目のイメージ通りつかまりもかなり良く、深重心の影響かミスヒットの寛容性もかなり高かったですね。また、低重心のせいか弾道の見た目でもスピン量少なめなのが分かると思います。実際にスカイトラックの3球平均でも約4700rpmとロフト角を考えればかなり少なめでした。先代「JPX850」アイアンから「スピードメタル」と名称変更したくなるのも、なんか分かるような気がしました。

スカイトラックの弾道データはこんな感じでMIZUNO JPX900 SPEED METAL ST3D

その各球データがこちら。MIZUNO JPX900 SPEED METAL ST

【3球平均】
HS38.7m/s、初速49.2m/s、打ち出し角20.2度、バックスピン量4757.8rpm、サイドスピン-705.7rpm、飛距離167.6y
【ベスト】
HS39.2m/s、初速49.8m/s、打ち出し角19.2度、バックスピン量4811.5rpm、サイドスピン-833.0rpm、飛距離169.4y

打感は意外と柔らかくマイルド系。これは意外でした。飛距離にこだわったアイアンとうことで、弾き系フィーリングを想像していましたが、いい意味で期待を裏切られました。この辺はさすがミズノですね!!

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。MIZUNO JPX900 SPEED METAL MST3D

弾道的には文句なしの高弾道。この弾道は「んっ!? 上がりすぎかな?」と思ったほどでしたが、確認してみるとなんと打ち出し角23度。これだけ上がるとスピン量少なめとはいえさすがに飛距離ロスになるじゃないかと心配したりして・・・

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。つかまりはかなりいいイメージで、フェースローテーションを抑えるようなイメージで打ってもヘッドが返るような感じもありました。ドライバー同様、重心角が大きいモデルだと思います。

シャフト挙動ですが、このシャフトは初めて打ちましたが、119gと重量級モデルにしては若干しなりが大きいイメージでした。ステップがあるせいかもしれませんね。しなりポイント的には素直に中間がしなる感じでしたが、NSのようなインパクト時のグニャリ感というか、もしかしたら当たり負け感があるようにも感じました。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/sあたりにオススメ。基本性格的にはオートマチック系アイアンだと思います。クラブがガッツリ球を上げてくれるし、つかまえてくれるので、払い打ち系のスライサーでもハイストレートもしくはハイドロー弾道が打てるアイアンだと思います。しかもミスヒットの寛容性が高く、フェースにさせ当たればあとはクラブが何とかしてくれる感じさえありました。見た目は普通のアイアンですが、お助け系要素満載のアイアンだと思います。

<ミズノ「JPX900スピードメタル」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:6▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ステンレススチール(SUS630)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「MZ1190」(S=119g/未発表/中調子)
■価格:スチールシャフト5本(#6~PW)セット7万5000円+税