どーもです。

今日紹介するのはミズノのニューモデル「JPX900」シリーズアイアンの「JPX900フォージド」アイアンです。昨日紹介した「JPX900スピードメタル」アイアンに比較すると見た目でも小振りでシャープな形状でした。イメージ的には先代「JPX850フォージド」アイアンよりも小振りでシャープなイメージでしたが、同時に比較していないのであくまでもボクの印象です。では、早速いってみましょう。

まずは見た目から。

構造的にはアンダーカットキャビティかな。昨日紹介した「JPX900スピードメタル」アイアンに比較するとトゥ・ヒール方向の距離も短くやや小振りですね。形状的には先代の遺伝子を正統に引き継いだイメージだったかな。MIZUNO JPX900 FOREGD BACK

フェースは程よい大きさだと思いますが、「スピードメタル」アイアンに比較するとやや小振り。トップラインもスッとストレートになっていましたが、この辺は先代通りかな。ちなみに、素材的には軟鉄にボロン鋼が0.003%含まれた「軟鉄ボロン鋼」なんですって!! 鍛造時にフェースのみを急冷することで強度を30%アップに成功しているんだとか!! 0.003%で30%アップって、ボクの想像以上ですわ!MIZUNO JPX900 FOREGD FACE

ソールはセミワイドですね。「スピードメタル」アイアンのようにネック側狭くトゥに向かってやや広くなっていくような形状ではなく、ネック側からトゥまでほぼ同じ幅です。でも、トゥ側後部がややスッと落とされているような感じでした。また、リーディングエッジが削られていて、これはダウンブローに打ち込んでも抜けの良さをイメージでしてでしょうね。MIZUNO JPX900 FOREGD SOLE

ネックはセミグース。でも、ボディ形状がかなり独特ですわ~! かなりファットなボディで重心震度は深そうな見た目ですね。しかも、かなりバンスもあるように見えました。MIZUNO JPX900 FOREGD SIDE

構えてみるとこんな感じ。「スピードメタル」アイアンに比較するとトップライアンは薄めで、フトコロの深さもやや浅めに見えます。個人的には、この「JPX900フォージド」アイアンのほうがしっくりくる見た目でした。MIZUNO JPX900 FOREGD TOP

今回試打したのは、ミズノオリジナルスチールシャフト「NSPRO950GH HT」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角31度、ライ角61.5度、長さ36.75インチ、総重量420g、バランスD1。シャフトスペックは、重量98 g、トルク1.8、中調子。MIZUNO JPX900 FOREGD SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的にはこちらも軽めですね。グリップもボクには細めでした。これは不思議なんですが、シャフト重量が昨日紹介した「JPX900スピードメタル」アイアンに比較して約20g軽いのに、バランスは一緒。おそらくヘッド重量はこの「JPX900フォージド」アイアンのほうが重いと感じていますが、バランスは一緒。ということはグリップ重量が重いとしか考えられないのですが・・・。シャフトをしならせてみるとNSPRO950GHよりもやや先がしなるような感じです。素振りしてみても振り抜き感はよく、この重量&バランスマジックが謎なんですよね。もしかして、ヘッド重量はこのフォージドアイアンのほうが軽いのかな!?

実際に打ってみる、昨日の「JPX900スピードメタル」アイアン同様その球の上がり方にビックリですわ!! でも、スピードメタルとの違いは、このフォージドアイアンのほうがやや操作性が高いということですね。操作性が高いといっても、ボクレベルでコントロールできるようなレベルでシビアすぎない感じでしたね。つまり、ミスヒットの寛容性も高く、ある程度のミスはクラブがカバーしてくれるイメージでした。そういう意味では、シビア過ぎない程度のセミオートマチック系アイアンかと感じました。

スカイトラックの弾道データはこんな感じでMIZUNO JPX900 FOREGD ST3D

その各球データがこちら。MIZUNO JPX900 FOREGD ST

【3球平均】
HS38.8m/s、初速49.5m/s、打ち出し角19.3度、バックスピン量4643.9rpm、サイドスピン-756.3rpm、飛距離168.0y
【ベスト】
HS39.2m/s、初速49.9m/s、打ち出し角18.7度、バックスピン量4543.6rpm、サイドスピン-544.5rpm、飛距離169.2y

打感は先代同様マイルド系。これも先代同様ですが、ボールのつぶれ感があるほどでは無く若干ですが弾き感もある感じでした。気持ちソリッド系な気配も感じましたが、ボク的には充分マイルド系でしたね。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。MIZUNO JPX900 FOREGD MST3D

弾道的には、このフォージドアイアンも文句なしの高弾道。「スピードメタル」アイアンはオートマチックにクラブが球を上げてくれるイメージで、悪く言えば「勝手に上がってしまう」感が強かった(そこがオートマチック系アイアンの良さでもありますが)のですが、この「フォージド」アイアンはその高さボクレベルでもある程度コントロール出来そうな雰囲気でした。スピン量ですが、こちらもコントロールできる感じでした。

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。つかまりはよさそうなイメージで、ボクにはイメージ通りの弾道を打ちやすいモデルでした。フェースローテーションを「抑える」「抑えない」で、つかまりもコントロールできる感じでした。

シャフト挙動ですが、これはNSPRO950GH HTらしく若干先端部が走るようなイメージでした。昨日の「MZ1190」に比較すると、ややステップは浅めでした。そのせいか、軽量でもこの「NSPRO950GH HT」のほうが手元のしっかり感があったようにも感じました。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/sあたりにオススメ。基本性格的にはセミオートマチック系アイアンかな。シビアすぎない程度の操作性を意識したモデルの感じで、「ある程度球筋も操りたい、でもミスはクラブにカバーしてほしい」というプレーヤー向けだと思います。オートマチック系アイアンからのステップアップにもオススメですが、重量さえ合わせれば中・上級者でも使えそうなイメージでした。実際、今回はシャフトに「モーダス3ツアー105」も用意されているので、その辺も使用も意識しているのかもしれませんね。「JPX」はアベレージ向けかと思っていましたが、この「フォージド」アイアンは結構MPテーストを感じさせるモデルでしたね!!

<ミズノ「JPX900フォージド」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9
■ヘッド:マイルドスチール(S25C)ボロン綱
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO950GH HT」(S=98 g/1.8、SR=97g/1.9、R=94.5g/2.0/中調子)。「MODUS3 TOUR105」(S=106.5g/1.7/手元調子)。カーボンシャフト「Orochi Blue Eye i」(SR=60g/4.4、R=55g/4.6/中調子)。
■価格:スチールシャフト「NSPRO950GH HT」装着6本(#5~PW)セット11万4000円+税、単品(#4 、GW、SW)各1本1万9000円+税。同「MODUS3 TOUR105」装着6本セット12万円+税、単品各1本2万円+税。カーボンシャフト「Orochi Blue Eye i」装着モデル6本セット12万6000+税、単品各1本2万1000円+税。