どーもです。

タイトリストのニューモデル「917」シリーズですが、今日紹介するのは「917D3」ドライバーです。個人的には昨日紹介した「917D2」でも先代「915」シリーズに比較すると結構男前なイメージだっただけに、さらに小振りな「917D3」は果たしてボクレベルで打てるのかが心配になってしまいます。試打するときはなるべく先入観を取り払って最初の1発に集中するのですが、この「917D3」は先入観が入りまくりだったかもしれませんね。そんな感じでしたが、早速いってみましょう。

まずは見た目からいっていましょう。

「917D3」はヘッド体積440cm3で、これも先代「915D3」ドライバー同様。ソールデザインおよび形状は昨日紹介した「917D2」と一緒ですが、まぁ、当然と言えば当然ですな。でも、若干コンパクトになっていました。TITLEIST 917D3 DRIVER SOLE

フェースはディープフェース。トップライン中央部がこんもりした形状ですね。形状的には先代「915」シリーズとほぼ一緒で、タイトリスト伝統の形状かと思います。TITLEIST 917D3 DRIVER FACE

ボディはそれほどディープには感じませんでしたが、「917D2」に比較するとややコンパクトで、その分重心深度も浅めな印象を受けますね。TITLEIST 917D3 DRIVER SIDE

後ろ姿。TITLEIST 917D3 DRIVER BACK

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積がやや小さめで、形状的にも洋ナシ型ですね。トゥ側の処理が逃げ顔っぽいのに、デフォルトポジション「A1」でもかなりフェースが開いているような見た目でした。TITLEIST 917D3 DRIVER TOP

今回試打したのは、オリジナルシャフト「タイトリストスピーダー517」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角9.5度、ライ角58.5度、長さ45.5インチ、総重量307g、バランスD3.5。ヘッド体積440cm3。シャフトスペックは、重量54g、トルク4.6、先中調子。試打ポジションはデフォルトの「A1」でウエートは「ニュートラル」でした。TITLEIST 917D3 DRIVER SHAFT

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用。

まず持ってみた感覚ですが、昨日の「917D2」同様重量的にはやや軽めだけどグリップはいい感じの太さでした。シャフトをしならせてみると、やはり中間から先のあたりがしなるイメージで、素振りしてみるとやや柔らかめで結構ヘッドが走るようなイメージは、これも「917D2」と同じようなイメージでした。

ところが実際に打ってみると、「あれれっ!?」でした。何が「あれれっ!?」って、とにかく打点がシビアでしたね。「917D2」も若干シビアさを感じましたが、それ以上にこの「917D3」はシビアな印象でしたね。自分では芯を食ったような打感でも、スカイトラックのデータを確認すると「あれ、飛距離が出ていない」ってな感じ。しかも操作性が高いので、これはヒッタータイプが左を気にせず叩けるモデルかなと。ボクレベルだと、右も左も出ちゃう結果になっていまいました。

ちなみにこの「917D3」も「A1」ポジションで「SURE FIT CG」を「ドロー&フェード」で打ってみました。結果は「フェード」は論外!! ボクでは完全にスライスしか出なかったですね。「ドロー」でもフェード系で、個人的にベストポジションは「D3」「ドロー」でした。

スカイトラックの弾道データはこんな感じでTITLEIST 917D3 DRIVER ST3D

その各球データがこちら。TITLEIST 917D3 DRIVER ST

【3球平均】
HS42.9m/s、初速60.2m/s、打ち出し角14.6度、バックスピン量2399.2rpm、サイドスピン-223.5rpm、飛距離230.4y
【ベスト】
HS43.9m/s、初速60.2m/s、打ち出し角14.4度、バックスピン量2737.8rpm、サイドスピン-39.1rpm、飛距離231.2y

打感はソリッド系。音も含めてフィーリングは「917D2」同様ですね。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。※「A1」「ニュートラル」ポジションTITLEIST 917D3 DRIVER MST3D

弾道的には高めの中弾道。でも「917D2」同様、球を上げ切るにはある程度パワーが必要かと思いました。スピン量も少なめなので、打点が安定していないとロースピン過ぎてドロップしちゃうこともあれば、逆に3000rpmオーバーもあるという結果になってしまいました。

出球傾向ですが、これはもうスイング通り。完全なマニュアル系でボクレベルでは意図しない逆球も出ちゃいました。ドロー意識してドスライスとか、逆にフェードを意識してプルフックとか、もうレンジでこれだとボクレベルでは怖くて実戦投入NGなレベルでした。最低限打点が安定していないと、使えないモデルだと思います。

シャフト挙動ですが、中間からやや先の部分がしなってダウンでヘッドを加速してくれる感じで、これは「917D2」とほぼ同じようなイメージ。でもヘッドの違いか、フェースの開閉がしやすいイメージだけど、それはボクレベルには想定外の逆球にもつながりますからね・・・(涙)

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/sあたりにオススメ。でも「この「917D3」は最低限打点が安定していないとNGなイメージでした。ボクのように打点が安定しないレベルは、手出ししない方がいいかもしれません。この味つけに「さすがタイトリスト!!」とか思っちゃったりして。デフォルトポジション試打でも、基本性格的にはマニュアル系テーストで、球筋も操りたい上級者向けだと感じてしまいました。ヘッドとシャフトのマッチング以前の問題で、「もっとレベルを上げからね!!」とクラブに声をかけられた気分でした。

ニューモデル「917」シリーズですが、個人的には先代よりもやや男前な味付けで、ボク的には以前のタイトリストに戻ったようなイメージでした。先代「915D2」はなんかアベレージゴルファーでも打てそうな雰囲気で、「915D3」はややシビアなイメージでした。でも、今回の「917D2」は男前でややシビアな感じ、「917D3」は先代のイメージで手を出すとケガしそうなくらいシビアなモデルってな感じでした。個人的には「タイトリスト復活!!」なんですけどねぇ!!

<タイトリスト「917D3」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:8▽操作性:10▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:6
■ヘッド:チタン
■シャフト(重量/トルク/調子):「タイトリスト スピーダー517」(S=54g/4.6、SR=51g/4.8、R=48g/5.0/先中調子)。「ツアーAD TP5」(S=57g/4.4/中調子)、「同TP6」(S=65g/3.2/中調子)、「同TP7」(S=73g/3.0/中調子)。「ディアマナ BF50」(S=57.5g/5.0/中元調子)、「同BF60」(S=65.5g/3.9/中調元子)、「同BF70」(S=73.5g/3.4/中元調子)。「アッタスパンチ5」(S=57g/5.3/中調子)、「同6」(S=67g/4.0/中調子)、「同7」(S=77g/3.0/中調子)。「スピーダーエボリューションⅢ569」(S=59g/4.5/先中調子)、「同661」(S=66.5g/3.8/先中調子)、「同757」(S=75.5g/3.0/先中調子)。
■価格:「タイトリストスピーダー517」装着モデル1本7万5000円+税。「ツアーAD TP」「ディアマナBF」「アッタスパンチ」「スピーダーエボリューションⅢ」装着モデル1本9万7000円+税。