どーもです。

テーラーメイドのニューモデル「M2」シリーズですが、いよいよ今日紹介するアイアンで一区切となります。そんな「M2」シリーズシメとなるアイアンですが、このアイアンも昨日紹介したレスキュー同様オートマチックな1本ですね。今日はこの2代目「M2」シリーズの総括もしたいと思いますが、まずはアイアンをレポしましょう。

まずは見た目から。

バックフェースですが、初代「M2」アイアンはソールからフェース上部に向かって2本のバーが伸びているようなデザインでしたが、2代目はトップラインからソールに向かって2本のバーが伸びている逆のデザインになっていました。構造的には、360度アンダーカットキャビティですが、トップラインのフィールリブが初代の3本に対して4本に増えているようです。

フェースは初代同様ラージフェースですが、形状的には初代と全くの別モノ。ネック側が極端に低く、その分三角形に近いイメージでした。トゥ側の重量が重くなって重心角が大きくなり、つかまりが良くなるのかな!? 「フェーススロット」も健在ですね!!

ソール幅は初代に比較するとやや狭くなったようですね。「スピードポケット」もしっかり踏襲されていました。

ネックはセミグースですね。

構えてみるとこんな感じ。初代同様若干フックフェース気味でした。トゥが極端に立っているように見えて、初代以上につかまりがよさそうなイメージでした。 

今回試打したのはスチールシャフト「REAX90 JP」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角28.5度、ライ角62度、長さ37.375インチ、総重量414.5g、バランスD1.5。シャフトスペックは、重量99g、トルク1.8、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフの2ピースレンジボールです。

まず持ってみた感覚ですが、スチールシャフトモデルでも重量的にはやや軽めですね。グリップも気持ち細めに感じました。シャフトをしならせてみると、スチールシャフトですがややしなりは大きめなイメージで、1番しなるのは中間でしたね。素振りしてみるとスチールシャフトにしてはややしなりが大きめなイメージなのと、バランス以上にヘッド重量を感じました。それからダウンからインパクトにかけて意外とフェースがオートマチックに返るフィーリングがありました。

実際に打ってみると、素振りで感じた通りオートマチックアイアンでした。クラブがしっかり球を上げ、かつつかまえてくれます。ダウンからインパクトにかけてフェースが自然に返ろうとするので、ボクのスイングだとその動きを封じる必要はありましたが、そこさえ意識すればいい感じのドローが打てました。というくらいフェースターンを感じられるモデルですね!!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS39.2m/s、初速50.2m/s、打ち出し角17.2度、バックスピン量4610.4rpm、サイドスピン-1161.4rpm、飛距離168.0y
【ベスト】
HS39.4m/s、初速50.6m/s、打ち出し角16.7度、バックスピン量4735.9rpm、サイドスピン-1030.7rpm、飛距離169.5y

打感は弾き系。ティアップしたボールをセット時にフェースで弾くと結構柔らかめなイメージですが、実際に打ってみると弾き感満載。球離れも速いイメージで、初代よりも若干カンカンしたイメージでした。音は中高音系ですね。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には、文句無しの高弾道。初代以上にオートマチックに球を上げてくれる感じでした。これが最大の進化かもしれませんね。

出球傾向は、ボクのスイングで強めのドロー系。初代以上にクラブが仕事をしてくれるイメージでした。

シャフト挙動ですが、スチールシャフトでも結構しなりが大きいイメージですね。中間のしなりが大きいイメージですが、思った以上に先端部も動くイメージでした。これはヘッドとの相性かもしれませんが、このマッチングは結構球の上がりもつかまりもいい感じでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/sあたりにおすすめ。基本性格的にはかなりオートマチックテーストなアイアンですね。実際に打ってもらえばわかると思いますが、ホントにダウンからインパクトにかけてフェースが返ろうとするのが体感できると思います。そういう動きがNGなゴルファーもいるかもしれませんが、アマチュアゴルファーの多くはスライサーなので、このクラブの動きに身をゆだねれば自然の球をつかまえられるでしょう。そういう意味では、スライサーの救世主かもしれませんね!!

2代目「M2」の総括ですが、初代に比較するとやはり扱いやすさという意味では総じて上がっていると思っています。特にウッド系はオリジナルシャフトとのマッチングがかなりいい感じでした。各メーカーとも数年前までオリジナルシャフトモデルだとボクレベルでもアンダーに感じるモノが多く、専用開発とはいえ「・・・」なモノが多かったように感じてきました。でも、ここ数年の進化は目覚ましいものがあり、中でもこのマッチングは素晴らしいですね!! 個人的にはFWの印象が強烈すぎたかな!!

明日からはアスリートモデルであろう「M1」シリーズの紹介です。このブログを書いた時点では、まだ「M1」シリーズの試打は出来ていませんので、ボク自身試打が楽しみです。

<テーラーメイド「M2」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:10
■ヘッド:(#4~#8)ボディ&フェース=ステンレススチール(455SS)、(#9~AW)ボディ&フェース=ステンレススチール(17-4SS)、(SW)ボディ&フェース=ステンレススチール(431SS)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「REAX90 JP」(S=99g/1.8、R=97g/1.9/中調子)。カーボンシャフト「TM7-217」(S=59g/3.0、R=56g/3.2/中調子)。
■価格:スチールシャフト装着モデル6本(#5~PW)セット9万6000円+税、単品(#4、AW、SW)各1本1万6000円+税。カーボンシャフト装着モデル6本セット10万8000円+税、単品各1本1万8000円+税。
■発売予定日:2017年3月9日
■備考:左用あり