どーもです。

連日紹介して来たテーラーメイド話題のニューモデル「M」シリーズですが、いよいよ今日紹介する「M1」アイアンがオオトリです。初代「M1」にはアイアンは設定されていませんでしたが、2代目はアイアンまでラインアップ。これで「M1」シリーズもドライバーからアイアンまでフルラインアップとなったわけです。その実力やいかに。早速、レポしてみましょう。

まずは見た目から。

2代目「M2」アイアンに比較すると、やや小振りでしたね。バックフェースバーの形状は似たような感じですが、ややトゥトップが低くなっているのと、フェース下部がよりラウンド形状になっていました。

フェースはミッドラージでした。形状的にも2代目「M2」アイアンの三角形チックなフェースに対してトゥトップが低くより長方形でボクシーな形状になっていました。ネックにスリットが入っていましたが、これはライ角調整用なのかな・・・!?

ソール幅自体は2代目「M2」アイアンとほぼ一緒に感じましたが、リーディングエッジとトレーリングエッジが微妙に削られていて、よりダウンブローに打ち込んで抜けの良さを意識しているように見えました。

ネックはやはりセミグースでした。ヘッド形状はやはりトレーリングエッジがよりラウンド形状になっていました。

構えてみるとこんな感じ。若干小振りですが、見た目的には2代目「M2」アイアンにそっくりですね。あれだけ違う形状だったのに、構えてみるとほぼ同じように見えるのも不思議ですね。それからネックの削り(フルーテッドホーゼル)が見える方は無いというこの気配りもいいですね!!

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO930GH」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角30.5度、ライ角61.5度、長さ36 .75インチ、総重量408.9g、バランスD2。シャフトスペックは、重量98g、トルク2.0、中調子。試打ポジションは「STD」です。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフの2ピースレンジボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽めに感じましたね。グリップも気持ち細め。シャフトをしならせてみると中間が素直にしなる感じ。素振りしてみると意外とヘッドが返る感じもありましたね。

実際に打ってみると、ガッツリ高弾道かつつかまりも良く、2代目「M2」アイアンがそそのままひとまわりコンパクトになったような感じでした。ボク的にはウッド系のシビアさを感じると、このアイアンの性格がシリーズではちょっと性格が違うようにも感じてしまいました。でも。シャフトにはダイナミックゴールド(DG)も設定されているようなので、今回試打は出来ていませんがウッドと合わせて使うならDGのほうがいいかもしれません。ウッド系はかなり上級者かつヒッター向けの性格でしたが、このアイアンは、ボクが打った限りではオートマチック系アイアンに感じましたね。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS39.6m/s、初速50.8m/s、打ち出し角17.3度、バックスピン量4531.5rpm、サイドスピン量-1052.8rpm、飛距離171.8y
【ベスト】
HS39.4m/s、初速50.6m/s、打ち出し角18.1度、バックスピン量4502.2rpm、サイドスピン-1048.1rpm、飛距離171.9y

打感は弾き系。2代目「M2」アイアン以上に弾き感があるような感じで、「あれ今のは芯食ったか!?」と思うような今イチ不安になるような打感がしっかり芯を食った当たりのようで、若干とまどいがあったのも付記しておきましょう。音もやや高めですが、チッとサスティンが短めで小気味の良い音でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には文句無しの高弾道。クラブがしっかり球を上げてくれるモデルだと思います。このロフト角でこれだけ球が上がって、しかもバックスピン量少なめは、クラブが良い仕事をしてくれているということでしょうね。

出球傾向ですが、ボクのスイングは強めのドロー。ドローというのもおこがましいですが、アマチュアなので敢えてドローと言わせてもらいましょう(笑) これもしっかりクラブが球をつかまえてくれる印象ですね。素振りの時からダウンでヘッドが自然に返りたがっているのがわかる位でしたので、持ち球がスライス系の方にオススメですね。

シャフト挙動は素直に中間がしなる感じですが、前述通りダウンでヘッドが返ろうとするのが分かるくらいでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/sあたりにオススメですね。2代目「M1」で初めて設定されたアイアンですが、ボク的にはウッド系のシビアかつハードな性格に対して、アイアンの性格は真逆に感じました。かなりオートマチック系テーストです。そこに若干の違和感を持ちましたが、まぁ、アイアン単体で使うならありかなと。前述通りDGモデルも設定されているので、それを打てば良かったかなと若干反省しています。

結論的付けてしまえば、少なくとも2代目で初めて設定された「M1」アイアン(「NSPRO930GH」Sフレックス装着モデル)は、ウッド系とは性格を異にするモデルです。ウッド系のあのハードさのイメージで挑むと拍子抜けしそうです。ボク的には「M2」のウッド系に合わせるのもありかなと感じました。

2代目「M1」シリーズの総括ですが、初代に比較するとウッド系はやや「M2」寄りになったような印象でした。シビアに感じると書きましたが、初代に比較すると若干打ちやすさも意識していたような印象でしたね。まぁ、メーカー的に位置付けは変わっていなくても、素材をごっそり見直したことでそう感じたのかしれませんが、それも立派な進化でしょう。ただし、前述通り新設されたアイアンは全く性格が別モノですね。今回DGモデルを打っていませんが、少なくとも試打モデルはウッド系のハード&マニュアル系テーストに対して、ソフト&オートマチック系テーストと真逆に感じました。

<テーラーメイド「M1」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:9
■ヘッド:(#4~#7)ステンレススチール(450SS)、(#8~AW)ステンレススチール(17-4SS)、(SW)ステンレススチール(431SS)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO930GH」(S=98g/2.0/中調子)、「ダイナミックゴールド」(S200=127g/1.7/手元調子)。カーボンシャフト「TM5-117」(S=64g/2.8、R=57g/3.1/中調子)。
■価格:スチールシャフト装着モデル6本(#5~PW)セット9万6000円+税、単品(#4、AW、SW)各1本1万6000円+税。カーボンシャフト装着モデル6本セット10万8000円+税、単品各1本1万8000円+税。
■備考:左用カスタム対応