どーもです。

シンカグラファイト「ループ」シャフトを試打出来ました。今回試打したのは「プロトタイプGK」「同CL」「同IP」「同AI」と「バブルライト」の5タイプ。今日明日の2連載でお届けしつつ、試打クラブに装着されていたヘッドのレポをお届けしたいと思います。まずは、「プロトタイプGK」「同CL」からいってみましょう。

「プロトタイプGK」(以下GK)は60g台のニューラインアップのようですが、いつ発売されたかは未確認です。見た目はこんな感じ。「ループ」デザインは水玉模様が特徴ですが、シャフト地の色と水玉の色でそれぞれに違いますが、この「GK」は黒地に緑の組み合わせ。

今回試打したのは、「GK」のSXフレックスモデル。ヘッドは「BALDO COMPETIZIONE568 DRIVER 460」「同420」(以下それぞれ「460」「420」)の2モデルでした。

シャフトスペックは重量68g、トルク3.3。ループは、調子を発表していないので公式には不明です。クラブ自体のスペックは「460」がリアルロフト角9.7度、ライ角59度、長さ45.5インチ、総重量315.8g、バランスD3。硬さの目安となる振動数は266cpm。「420」は、長さ45.25インチ、総重量316.4g、バランスD3で振動数は266cpm。

両者とも持ってみた感覚ですが、シャフト自体が結構しっかり感があるイメージですが、思ったよりも細めでシャープに振れるイメージでした。手でしならせてみると中間がしなる感じで、素振りしてみると超ニュートラル。いずれもどこかが走るというような感覚はなかったですね。ヘッドの性格をガッツリ生かしてくれるような感じで、プレーヤーのスイング通りの出球を具現化してくれそうな雰囲気でした。

まずは「460」を実際に打ってみると、素振りのイメージ通り超ニュートラルです。シャフトのどこかが走るといった感じは全くなくホントに自然なしなり感というか、さすがにボクはしなり自体が少なめに感じました。強いて言えば、ダウンスイングからインパクトにかけての先端の動き方が特徴かな。ヘッドが上を向くような感覚がなく、ヘッドがインパクトゾーンで真っ直ぐボールを押し出すようなイメージでした。この動きが特徴だと思いますが、結果的にロースピンボールを実現できると思います。ただし、シャフトが球を上げてくれるイメージは無く、しっかりスイングで球を上げられるタイプにおすすめですね。

「460」のスカイトラック弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

<3球平均>
HS41.8m/s、初速60.8m/s、打ち出し角16.8度、バックスピン量2416.6rpm、サイドスピン-400.3rpm、飛距離241.3y

「420」でも実際に打ってみましたが、これはヘッド特性の違いからかもしれませんが、「460」以上に先端部の硬さがあったように感じました。その分叩けるようにも感じましたが、こっちの組み合わせはちょっとシビアかな。スイングのミスにもよりリニアに反応しちゃうので、今のボクにはちょっとシビアに感じちゃいました。また、どうしても先端部の硬さを意識してしまうのと球の上がりがイマイチなので無意識にちょっと叩きにいったりしてしまう動きにもリニアに反応しちゃうバリバリマニュアル系でした。

「420」のスカイトラック弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

<3球平均>
HS42.5m/s、初速61.7m/s、打ち出し角14.8度、バックスピン量2534.5rpm、サイドスピン-109.0rpm、飛距離242.6y

今回ボクが試打した限りでは、超ニュートラルなロースピンシャフトですね。インパクトゾーンでヘッドがボールを押してくれるようなイメージが最大の特徴だと思います。SXでもそれほど硬さは感じませんが、いわゆるオートマチック感(お助け感かな?)はありませんので、いわゆるアスリートゴルファーやスイングがしっかりかたまった上級者向け。超ニュートラルな性格なので、ヘッド特性でクラブ性格も変わってくると思います。「420」はシビアでしたが、「460」のように大型の扱いやすいヘッドを合わせれば、心強い味方となる1本が作れるかもしれませんね。

<ループ「プロトタイプGK」シャフト>
■シャフト(重量/トルク):SR=67g/3.5、S=68g/3.4、SX=68g/3.3、X=69g/3.2、XX=69g/3.1
■価格:1本6万4000円+税

続いては「プロトタイプCL」ですが、見た目は黒地にシルバーの水玉でした。

試打モデルフレックスは「S」で、シャフトスペックは重量64g、トルク3.9。試打モデルのヘッドは「JBEAM BM420SE」。スペックはロフト角10度、ライ角不明、長さ45.5インチ、総重量314g、バランスD2、振動数261cpm。ヘッド体積は438cm3。

まず持ってみた感覚ですが、グリップが太めでシャフトの手元に重量感がある感じでした。実はこちらも「GK」Sフレックスモデルを試打しましたが、「GK」に比較すると手元のしっかり感がある感じでした。シャフトを手でしならせてみるとこれも超ニュートラルな印象ですが、素振りしてみると「GK」よりも手元にしっかり感があるようなイメージでした。

実際に打ってみると、やはり「GK」Sフレックスモデルに比較して手元の重量感&しっかり感がある感でした。その分切り返しで重量を感じてダウンに入れるので、力まずに振り切れるイメージでしたね。でも、インパクトゾーン付近でのヘッドの動きは「GK」同様押してくれるイメージでした。それもそのはずで、どうやらこの「CL」が先に発売され、「GK」はその進化バージョンのようです。「CL」は手元のしっかり感がありながら、インパクトゾーンでヘッドが上を向かずに押してくれる感じすね。対する「GK」はインパクトゾーンでのヘッド挙動はそのままで、手元のしっかり感をおさえたイメージでした。

「CL」のスカイトラック弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

<3球平均>
HS42.4m/s、初速61.5m/s、打ち出し角14.3度、バックスピン量2289.9rpm、サイドスピン50.1rpm、飛距離235.1y

なお「GK」のスカイトラック弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

<3球平均>
HS42.6m/s、初速61.9m/s、打ち出し角14.2度、バックスピン量2019.2rpm、サイドスピン-67.3rpm、飛距離237.6y

弾道的にはほぼ一緒ですが、フィーリングは別モノ。これが数値で表せないゴルフクラブの怖さでもあり、醍醐味ですね。ただし、各球データを見てもらえればわかりますが、「CL」はスピン量がバラけていました。これはインパクトがバラけている証拠ですよね。ボクにはフィーリングも含め「GK」のほうが合っていたように感じましたが、いずれもロースピン系シャフトであることは間違いないでしょうね。

<ループ「プロトタイプCL」シャフト>
■シャフト(重量/トルク):SR=64g/3.9、S=64g/3.9、SX=65g/3.8、X=65g/3.7、XX=受注生産
■価格:1本6万円+税