どーもです。

ピンのニューモデル「i200」アイアンを試打出来ました。以前「i-BLADE」アイアンを試打した時に、「久し振りに出会った『狼の皮を被った羊』系アイアン」と思いましたが、この「i200」アイアンもその遺伝子を引き継いでいるアイアンだと感じました。ピンは本当に打ちやすいモデルを作りますね~! では、いってみましょう。

まずは見た目から。

構造的にはディープアンダーカットキャビティですが、そのポケット部分に大型エラストマーを搭載しています。バックフェースデザインは、シンプルですね。

フェースは結構小顔系!! 「i-BLADE」アイアンよりもトゥ・ヒール方向がコンパクトでしたね。

ソール幅は適度に確保されていました。「i-BLADE」アイアンよりは幅が確保されています。

ネックはほぼストレートかな。ソールの丸みが程よく、バンスもありそうですね。

構えてみるとこんな感じ。「i-BLADE」アイアンよりもトゥ・ヒール方向がコンパクトですが、トップブレードはやや厚めですね。見た目はかなりコンパクトですが、なんか安心感がある雰囲気ですね。

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR105」Sフレックス装着モデルの#7のブラックドット。スペックは、ロフト角33度、ライ角61.88度、長さ37インチ、総重量411.6g、バランスD1。シャフトスペックは、重量106.5g、トルク1.7、手元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的にはやや軽め。グリップはやや太めに感じましたね。シャフトをしならせてみるとスチールでも意外としなる感じで、素振りしてみると切り返しでタメを作ってくれそうだけど、シャープにも振れそうな印象でした。

実際に打ってみてまず驚いたのは、その球の上がり方。最近ドーンと上がるプロのような大きな弾道を打てるモデルが多いと思いますが、そんなモデルよりももう1段階高いように感じました。スカイトラックで確認してみると、いずれも打ち出し角が20度近くでした。ロフト角33度とストロングロフト化傾向のなか一昔前のロフトイメージですが、そのわりには飛距離もしっかり確保されています。それと何球か打っていて感じたのは、ミスヒットの寛容性が高いということですね。ガッツリ芯を食った時と明らかに芯を外した時の打感は違うのですが、球はしっかり上がるし、飛距離的には5y程度の誤差(スカイトラック表示)でした。特にフェース下部のミスヒットにはめっぽう強いように感じましたね。そして何より、今のボクレベルでも弾道がそろうといのがうれしい限りです。見た目シャープなわりには、ホントに打ちやすいアイアンで、ボクにとっては「狼の皮を被った羊」系アイアンでした!!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS39.3m/s、初速50.3m/s、打ち出し角20.0度、バックスピン量4542.3rpm、サイドスピン-986.6rpm、飛距離171.0y
【ベスト】
HS39.3m/s、初速50.0m/s、打ち出し角20.1度、バックスピン量4464.1rpm、サイドスピン-1038.5rpm、飛距離171.4y

打感は超マイルド。芯を食ったときは「ムニュ」っとした感覚で、なんか中空構造の打感を思わせますが、実際には中空ではありませんので!! 音はオーソドックスな中音系でしたね。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこんな感じ。

弾道的には、超高弾道。打ち込む意識をもつと若干スピン量は増えますが、それでもこのロフトで5100rpmあたりなら適量だと思います。そういう意味では、ダウンブローを意識せずに打った3球平均のバックスピンが4500rpmというのがいかに低スピンだったかというのを思います。逆をいえば、レベルブローでもダウンブローでも飛距離が確保できるというのはすごいですな!!

出球傾向ですが、ボクのスイングでドロー系。つかまりは相当いいと思います。フェースローテーションを抑えるように意識しても動画弾道なので、ボク的にはかなりつかまりのよいモデルだと思います。

シャフト挙動は、切り返して手元がしなってタメを作ってくれるイメージですね。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS42~43m/sあたりにおすすめですかね。とにかく球を上げてくれる、つかまえでくれるに関してはオートマチック系テーストですが、技術があれば低く抑える、球を逃がすもできるので、ボク的にはいわゆるセミオートマチック系ですかね。それにしてもこのアイアンはすごいですわ~!! こんな見た目のわりにはプロのようにドーンと大きな弾道が打てるし、とにかくミスヒットに強いし、それでいて操作性もあるというまさに我々アマチュアにとっては欲張りなアイアンだと思います。キャロウェイ「スチールヘッドXRプロ」アイアン購入で悩んでいましたが、さらに悩ませるアイアン登場ですわ~!!

<ピン「i200」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:9▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:10
■ヘッド:431ステンレススチール
■価格:スチールシャフト1本1 万8000円+税。カーボンシャフト1本2万1000円+税。
■備考:左用あり