どーもです。

タイトリストのニューモデル「718T-MB」アイアンを試打出来ましたので、レポしたいと思います。タングステンウエートを装着した中空タイプのハイブリッドマッスルバックですが、先代「716T-MB」アイアンを試打したときもその打ちやすさには驚いたのを覚えています。そのT-MBがどう進化したのか。確認すべく試打してみましたので、早速レポしてみましょう。

本題に入る前に、報告しておきます。先々週にMRI検査を受け、先週その結果が出まして、医者から「もう大丈夫」のお墨付きをいただきました。皆さんにもご心配かけましたが、やっと完全復帰です! ゴルフの方はまだまだリハビリが必要な感じですが…(笑)  何はともあれ、やっと完全復帰。今後ともよろしくお願いいたします!

というわけで、まずは見た目から。

デザイン的には先代とほぼ一緒ですね。バックフェースの厚みが先代はラウンド形状でしたが、「718T-MB」はストレートに変更されていました。

フェースは小振りでシャープなイメージですね。形状的にも、雰囲気的にも先代同様かな。

ソール幅は狭めでした。これは打ち込んでの抜けの良さを意識してでしょうが、よ~く見るとリーディングエッジが削られていました。これならちょっと手前から入っても突っかからないような安心感もありますよね!! それからウエートの黒い部分ですが、先代はソール全体を覆っていたように記憶していますが、「718T-MB」はトゥ・ヒールバックに寄せられていました。これは慣性モーメント増大を意識してでしょうね。

ネックはストレート。ボディは中空らしくやや厚みがありますが、構えてみるとそれほど厚みは感じないんですよね。これはすごいことだと思います。

構えてみるとこんな感じ。かなり小顔で、顔だけ見ると背筋がピッと伸びそうなイメージですね。トップブレードも薄めで、見た目からはシビアさしか感じない形状でした。

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR120」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角33度、ライ角63度、長さ37インチ、総重量425.7g、バランスD2。シャフトスペックは、重量114g、トルク1.7、手元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、重量的には思ったよりも軽めに感じました。数値的には重めなんですけど、なぜかそれほど重量を感じませんでした。シャフトをしならせてみると、さすがにこのクラスのスチールシャフトは手でしならせる程度ではロクにしなりませんでした。素振りしてみると、切り返しからダウンにかけて手元がしなってタメを作ってくれるイメージでした。

実際に打ってみると、先代以上に打ちやすいイメージでした。先代は球の上がりやすさはあったと思いますが、ミスヒットの寛容性はそれほど高く感じなかったのと、見た目通りの操作性だったように記憶しています。でも「718T-MB」アイアンはミスヒットの寛容性が格段に上がっているように感じました。また、操作性も先代ほどリニアではなく、ボクレベルでも十分に扱えるようなイメージにさせてくれるモデルになっていたように思います。フォルム的にはかなりシビアさを感じさせるモデルですが、見た目でもかなり打ちやすさを想像させてくれるマッスルバックで、これぞマッスルバックの入門モデルというか・・・。もはやこの打ちやすさはマッスルバックのカテゴリーを越えたネオマッスルバックモデルといってもいいんじゃないかなと思いました。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS38.6m/s、初速49.1m/s、打ち出し角19.2度、バックスピン量5015.9rpm、サイドスピン-842.3rpm、飛距離162.5y
【ベスト】
HS38.9m/s、初速49.6m/s、打ち出し角20.1度、バックスピン量3543.7rpm、サイドスピン-846.7rpm、飛距離162.8y

打感はソリッド系。ボールのつぶれ感をしっかり感じながら弾き感もしっかり感じられるちょうどいい感じ。先代はややパキッとした感じで弾き感がやや勝っていたようにも記憶していますが、「718T-MB」アイアンはホントに弾き感とマイルド感がちょうどいい感じでした。音も違和感のない中音系ですね!!

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道的には嘘みたいな高弾道ですね。打ち出し角20度って・・・!! まぁ、これだけウエートを搭載していれば納得ですが、それでもこれだけシャープなフォルムでこれだけ上がるのは想像できないですよね。いい意味で想像外な弾道を打てるモデルだと思います。

出球傾向は、ボクのスイングで基本的にはドロー系。でも、ボクレベルで球筋を操れるシビアすぎない程度の操作性はあったと思います。いつもの感覚で打っていくと基本ドローですが、フェースローテーションを抑える意識で打つと、動画のようなストレートも打てました。

シャフト挙動ですが、ボク的には切り返しからダウンにかけて手元がしなってタメを作ってくれるイメージですね。ダイナミックゴールドよりもしなりが少ないようなイメージでしたが、これはヘッドとの相性ですかね!?

今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低でもHS43~45m/sは欲しい感じかな。このフォルムですから、見た目で「ちょっと自分には・・・」と感じてしまう傾向はあると思いますが、実際に打ってみるとまぁラクに打てると思います。そういう意味ではこのアイアンも、ある種「狼の皮を被った羊」アイアンだと思います。これだけ球が上がれば払い打ちでも打てそうな雰囲気はありますが、まぁ見た目で尻込みしないタイプのほうがいいでしょうね。

いずれにせよ、今回の「718T-MB」アイアンは確実に打ちやすくなっていました!! いわゆるオートマッチ系アイアンの打ちやすさではありませんが、クラブがミスをカバーしつつプレーヤーのイメージ通りの球筋を具現化してくれる実力のあるモデルだと感じました。試してみる価値アリですぜぇ!!

<タイトリスト「718T-MB」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:9▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ステンレス+タングステンウエート
■シャフト(重量/トルク/調子):「ダイナミックゴールドAMT」(S200=105~132g/1.4~1.8/手元調子)。「NSPRO MODUS3 TOUR120」(S=114g/1.7/中元調子)。「NSPRO950GH」(S=98g/1.9/中調子)。
■価格:「ダイナミックゴールド」「NSPRO950GH」装着モデル6本(#5~PW)セット19万2000円+税、単品(#2、#3、#4、50度)各1本3万2000円+税。「NSPRO MODUS3 TOUR120」装着モデル6本セット19万8000円+税、単品各1本3万3000円+税。