どーもです。

連日紹介してきたハラケン「DOCUS」ですが、いよいよ今日紹介する「DCI703F」アイアンが最後です。この「DCI703F」は見た目的にも昨日紹介した「DCI711」に比較すると扱いやすさをイメージさせてくれるモデルですね。その辺の差は見た目通りなのか。確認できましたので、早速レポしてみましょう。

まずは見た目から。

構造的にはキャビティバックですが、よ~く見てみるとアンダーカットキャビティになっていました。バックフェースにしっかりミゾが刻まれているのがわかると思います。

フェースは「DCI711」よりもやや大きめ。全体的に丸みのある形状は女性的に感じました。

ソール幅は「DCI711」とほぼ同じような幅にも見えましたが、バックフェースの厚みの分中央部が幅広になっていました。この形状は唯一無二なんじゃないかな。

ネックはセミグース。ボディ形状的にはプレーンですね!!

構えてみるとこんな感じ。トップブレードの厚みがやや確保されていて、安心感のあるタイプですね。セミグースの影響で、球を包み込んでくれるようなフトコロの深さも視認できるので、その辺は好印象ですね。

今回試打したのは、スチールシャフト「MODUS3 TOUR125」Xフレックス装着の#7。スペックは、ロフト角32度、ライ角63度、長さ37インチ、総重量436.4g、バランスD2.5。シャフトスペックは、重量129.5g、トルク1.4、元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的にはこの「DCI703F」もしっかり重めですね。グリップは若干細めに感じたかな。素振りしてみた感覚ですが、切り返しで手元がクッとしなってタメを作ってくれる感じは「ダイナミックゴールド(DG)」とほぼ一緒ですが、Xフレックスのわりにはステップの影響かDGよりも気持ちしなりが大きいようなイメージでした。

実際に打ってみると、「DCI711」よりも確実に球は上がりやすいですね。シャフト的にはほぼ変わりはないと思うので、単純にヘッド性能の違いでしょうね。これは間違いなくクラブがしっかり球を上げてくれるモデルで、ボク的には扱いやすいモデルです。この「DCI703F」もボクレベルでも弾道がそろうのはうれしいで、結構つかまりがいいモデルですね。これは単純にセミグースモデルというネック形状の結果かもしれません。ドローの曲がり加減がやや多めにも感じましたが、これはオートマチックにつかまる感じでした。「DCI703F」は「DCI711」に比較するとよりオートマチックテーストが強いモデルだと思います。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS38.4m/s、初速48.9m/s、打ち出し角19.2度、バックスピン量5009.6rpm、サイドスピン-868.4rpm、飛距離161.6y
【ベスト】
HS38.6m/s、初速49.2m/s、打ち出し角19.2度、バックスピン量4962.5rpm、サイドスピン-713.8rpm、飛距離163.4y

打感はマイルド系。バックフェースの厚みの見た目通り、ボールのつぶれ感タップリの分厚いインパクトでした。音は中音系でしたね。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的にはかなりの高弾道。これはクラブがしっかり球を上げてくれるイメージで、スピン量も少なめ。間違いなく「DCI711」よりも低重心モデルでしょうね。

出球傾向は、ボクのスイングで軽いドロー系。「DCI711」よりもつかまる感じですが、「DCI703F」はよりもオートマチックにつかまるイメージでした。

そのシャフト挙動ですが、切り返しで手元がクッとしなってタメを作ってくれる「ザ・DG」テーストですが、Xフレックスにしてはややしなりが大きめなイメージでした。これは前述していますが、ステップの入り方の問題かもしれません。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低でもHS43~44m/sは欲しい感じかな。「DCI711」がダウンブローに打ち込む必要がありそうなモデルだったのに対し、この「DCI703F」は払い打ちでも十分打てそうなイメージでした。また、よりつかまりがいいので、フェード系を持ち球にするタイプにおすすめしたいモデルだと思います。とはいえ、ボクレベルのドローヒッターであれば、十分使えそうなモデルでした。これはかなりクラブが働いてくれるモデルだと思います。

<ハラケン「DOCUS DCI703F」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:9
■ヘッド:軟鉄(S20C)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「KBS TOUR90」(S=97g/2.3/先調子)、「NSPRO950GH」(S=98g/1.8/中調子)。カーボンシャフト「DOCUS for Iron」(R=61g/3.8/先調子)。
■価格:「KBS TOUR90」装着モデル6本(#5~PW)セット14万4000円+税、単品(#4)1本2万4000円+税、「NSPRO950GH」装着モデル6本セット13万2000円+税、単品1本2万2000円+税。「DOCUS for Iron」装着モデル6本セット16万8000円+税、単品1本2万8000円+税。