どーもです。

ブリヂストンゴルフのニューモデル「ツアーB」シリーズですが、今日から紹介するのは来月に発売延期されてしまった2タイプのウエッジ「ツアーB XW-1」「ツアーB XW-2」です。「ツアーB XW-1」はストレートネックでティアドロップ型、「ツアーB XW-2」はグースネックで丸形になっています。まずは「ツアーB XW-1」から紹介しましょう。
※発売延期になったのはブラック仕様で、シルバー仕様はすでに発売されていました。訂正させていただきます(5月30日訂正)

本題の入る前に、ストレートネック(いわゆる出っ歯系)ウエッジとグースネックウエッジについて、一般的なおさらいをしておこうと思います。

まずストレートネックウエッジですが、一般的のその特徴は①操作性が高い②球が上がりやすい③払い打ち系に合う④洋芝に合うと言われています。一方グースネックの特徴は①つかまりがいい②球を低く出しやすい③ダウンブローに打ち込める④球が浮くような元気な芝に合うといいたところでしょうか。

ボクがゴルフを始めた90年後半にはすでにストレートネック系ウエッジが主流になっていましたが、それ以前はグースネックが主流だったと聞いています。この辺はオンタイムで経験していませんが、確かに名器と呼ばれるPING「EYE2」ウエッジ、リンク「スマスターモデル」、ブリヂストンスポーツ「J’s」ウエッジなどはグースばかりですね。90年代に丸山茂樹プロの米ツアー参戦あたりから洋芝対策でストレートネックウエッジを使用し始めたあたりから、ストレートネックが主流になったと聞いています。

とはいえ、マスダゴルフ「STUDIOウエッジ TYPE-G」やPING「EYE2」の復刻番ともいえる「GLIED2.0 ES」など最近またグースネックモデルも再注目の流れができつつあります。そんな流れを敏感に察知してかどうかはわかりませんが、今回この「ツアーB」には2タイプがラインアップされていました。

前置きがかなり長くなりましたが(汗)、まずは見た目からいってみましょう。

バックフェースの六角形の厚みが打感の良さをイメージさせてくれますね。

フェースは小顔で、ティアドロップ型です。リーディングエッジラインのトゥ 側&ヒール側がラウンドしていますね。

ソールはセミワイドっぽいですね。でも、トレーリングエッジのトゥ・ヒール側が微妙に落とされていていました。ネック側の削りはいかにもフェースを開きやすそうなイメージでした。

ネックはストレート。バックフェースのくぼみが真ん中よりもやや高めでトップブレードもやや厚めですね。トレーリングエッジのトゥ側が微妙に削られているのもわかると思います。

構えてみるとこんな感じ。リーディングエッジが丸みを帯びているのがわかると思います。形状的にもティアドロップタイプでトゥがやや立っているようにも見えますが、いかにも操作性が良さそうな形状ですね。

今回試打したのは、スチールシャフト「ダイナミックゴールド」S200装着の52度モデル。スペックは、ロフト角52度、バンス角8度、ライ角63.5度、長さ35.25インチ、総重量459g、バランスD3。シャフトスペックは、重量129g、トルク未発表、元調子です。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、重量的にはしっかり重め。結構ヘッドもきいている感じですね。グリップもやや太めでいい感じ!! もちろん、手でしならせたくらいではほぼしなりませんが、素振りしてみると結構ヘッドがきいているので、ヘッドを感じて切り返しからダウンに入れるイメージだし、ヘッドを放り出すイメージで打てそうな感じでした。

まずは15yイメージのアプローチですが、これは嘘みたいに打ちやすかったかも!! たまたまかもしれませんが、3球の打ち出し方向が0度って、実際に打ったボク自身が1番ビックリだったりして(笑) ただし、ボクレベルではスピン量がバラバラ。この辺は操作性の高さなのかもしれませんが、自分では普通に構えたつもりでも、やや開き気味だったりしていたのかもしれません。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS12.7m/s、初速12.5m/s、打ち出し角29.9度、バックスピン量2427.2rpm、サイドスピン-477.8rpm、飛距離15.6y

続いて、50yイメージショット。この辺のコントロールショットはボクが1番苦手だったりしますが、わずか3球でもバラけてしまいました。やはり操作性が高いので、ボクレベルではちゃんと構えたつもりでも実は開いていたりとかで、かなり意識したつもりですがそれでもバラけていました。それでも、ボク的にはそろっている方なんですけど・・・w

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら

【3球平均】
HS23.0m/s、初速22.6m/s、打ち出し角29.8度、バックスピン量4871.6rpm、サイドスピン-601.6rpm、飛距離48.7y

最後は100yイメージショット。ある程度振れる方がショットも安定するようで、50yイメージのコントロールショットよりもややプッシュアウトしていますが、弾道はそろっていると思います。ヘッド重量を感じやすいので、スイング的にはオートマチックに振りやすいですね。スイングを変えることなく、そのまま打つのはもちろんフェースを開いて打つとかもしやすいと思います。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS28.6m/s、初速35.2m/s、打ち出し角28.0度、バックスピン量7436.1rpm、サイドスピン-1031.4rpm、飛距離97.5y

打感はソリッド系ですね。レンジボールのせいかちょっとコツッとした感じでしたが、音がやや高めな影響もあったかもしれません。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道的には高弾道。100yイメージショットではしっかり球が上がりますが、コントロールでは高さもコントロールできますね。スピン量もコントロールできますが、この動画では100y周辺のグリーン状にしっかり止まってくれました!!

出球傾向ですが、ボクのスイングで基本的には軽いドロー系ですが、これはコントロールできます!! ボクもレンジでいろいろ試してみましたが、逃がすこともできれば、カット打ちも可能で、開いても打ちやすいですね。

振り感ですが、ボク的にはヘッド重量を感じやすいのでオートマチックに打ちやすいと思います。ただし、総重量はしっかり重めなので、この重量を扱えるというのが条件かと思います。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS45m/sは欲しいですかね。基本的にはフェースの開閉もしやすく操作性の高いウエッジだと思います。ある程度のショットはスイングを変えることはなく打てると思いますが、58度とかはロブショットなど多彩なショットを具現化してくれると思います。ただし、フェースの開閉がしやすい分、構えたときにしっかりフェースの向きを意識しないと、ボクのように無意識に開いているとかもありそうです。「ツアーB」シリーズらしいウエッジといったイメージでした。

<ブリヂストンゴルフ「ツアーB XW-1」ウエッジ>
■KAZ’s インプレッション(各10点満点)
▽スピン性能:9▽操作性:10▽抜けの良さ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:8
■ヘッド:軟鉄
■ロフトバリエーション(バンス角):48度(6度)、50度(8度)、52度(8度)、54度(10度)、56度(14度)、58度(8、12度)、60度(6度)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「ダイナミックゴールド」(S200=129g/未発表/元調子)、「NSPRO MODUS3 TOUR120」(S=114g/1.7/中元調子)、「NSPRO950GH」(S=98g/1.8/中調子)。
■価格:シルバーモデル各1本2万円+税、ブラックモデル各1本2万1000円+税