どーもです。

イーデルゴルフの新製品発表試打会がボクのホーム、東京・メトログリーン東陽町で開催されました。イーデルゴルフといえば、ブライソン・デシャンボーが使用した1レングスアイアンですよね。今回この1レングスアイアン「SLS-01」に加え、パターやウエッジも発表されました。しかし、時間の都合でウエッジは写真もなければ試打も出来ていません。申し訳ない!! そんな感じですが、1レングスアイアンを中心にレポしたいと思います。

当日は米国からデビッド・イーデル氏(左)とニール・オスター氏が来日。デビッド氏はご存じ自身の名を冠したイーデルゴルフの社長兼パターデザイナーで、ニール氏はウエッジデザイナーのようです。もちろん英語でのプレゼンでしたが、ボクもよく知っている遅咲きの女性ゴルファー「リサオ」こと大隈里砂さんが通訳でした。

この1レングスアイアンですが、簡単にいってしまえば全番手を同じ長さ、重さでそろえたアイアンで違うのはロフト角だけとうものです。写真は試打で使われていたため一部番手がありませんが・・・w

通常のアイアンは、長さも重さも違いライ角も違います。それによって、ボールを置く位置も変わってきます。実はこれがゴルフの難しさでもあると思いますが(個人的には醍醐味とも思っていますけど)、1レングスアイアンであれば全て同じ長さ重量なので、番手別に悩むことなくよりシンプルにゴルフを楽しめるというアイアンなのです。

デビッド氏は、「フィッティングが重要ですが、必ず信頼できるアイアンセットを提供できます!」と自信たっぷりに語っていました。

写真は#5になりますが、見た目はこんな感じです。外見では分かりませんが、どうやら中空構造になっているようでした。

フェース

構えてみるとこんな感じ。

バックフェースのウエートは通常8gを装着ですが、2~16gまで2g刻みで調整が可能のようです。

同じ長さのアイアンは、シャフトにその秘密があるようです。デビッド氏曰く「専用設計カーボンシャフトがポイント」なんだとか!!

#3~#6のロングアイアンにはつかまりがよく高弾道を実現する専用シャフト、#7~#9のミドルアイアンには方向性と距離感が向上する専用シャフト、PW~SWのショートアイアン(と、呼んでいました!!)には中弾道で精度の高いショットを打てる専用開発シャフトの3シャフトが採用されていました。

実際に37インチ、シャフト重量95gのSフレックスモデルの#5、#8、SWを打ってみました。

まずは#5(ロフト角26度)の打感ですが、これはかなりマイルド。音はパシャッとシャッター音でした。弾道的にはボクのイメージで、やや高めの中弾道イメージでした。ぶっちゃけそれほど球が上がりやすいイメージはありませんでしたが、試打モデルはフィッティングもしていないデフォルトモデルなので、もうちょっと球が上げやすくするにはウエートで調整も可能かと思います。肝心な距離ですが、キャリーで奥のネットに届いていたので、それなりに飛距離は出ていたと思います。

続いて#8(ロフト角37度)ですが、打感・音は#5と一緒。でも、球の上がりはバッチリ高弾道!! これは上がりやすいですね。距離的にも、あくまでもボクのイメージですがロフト角のイメージ通りでした。

最後にSW(ロフト角55度)ですが、ボク的に一番違和感があったのはこのSWなんです。だって長いんですもん!! 見た目はロフトが寝ていますが、普通のSWに慣れているボクにとっては違和感というか「飛びすぎるじゃないか?」という不安たっぷりでした。しかし実際に打ってみると、これが嘘みたいに100yチョイなんですよね。何球打ってもその距離なので、「ほ~!!」と妙に感心してしまいました。

1レングスアイアン初体験の感想は、「なかなか画期的じゃん!!」でした。#5あたりは短くても距離が出るのはうれしいですね。ただ、個人的に違和感があったのはやはりSWなど本来短いクラブが長いこと。長いものが短くなる分には振りやすさがあると思いますが、短いものが長くなるのはどうなんでしょうね。まぁ、全てのアイアンが同じポスチャーで打てるというのが売りでしょうが、なんとなくイメージができあがっているゴルファーにとって最初は違和感としかいいようがないでしょうね。まぁ、それも「慣れ」でしょうけど!!

それから、全く長さが同じなので、試打の際には番手を確認しないといけない感じでしたね。まぁさすがに構えてみて#5とSWを間違えることは無いでしょうけど、実際のラウンドでも例えば#6と#7とか隣番手で見た目が微妙な番手はコースで間違えたりして・・・とか心配しちゃいましたが、そんなのボクだけかな(笑)

と、まぁ、今回はこんな感じですが、1レングスアイアンは改めて絶対に試打しますので少々時間をください!!

続いてはパターですが、去年のゴルフフェアで初めて見ましたが、やっと試打することが出来ました。

イーデルゴルフのパターは全てが「トルクバランス」になっています。「トルクバランス」ってなんぞや!? パターシャフトを手や台に置いたとき、フェース面が上を向くのが「フェースバランス」で、これはマレットタイプやネオマレットタイプに多いです。そしてトゥが真下を向くのが「トゥバランス」でT字パターがその代表で、斜めになるのが「トゥヒールバランス」と呼ばれます。大抵のパターはこのいずれかに属する訳ですが、このイーデルゴルフのパターはなんとトゥが上を向くという不思議なモデルなんです。これを同社では「トルクバランス」と呼んでいますが、オデッセーでは「ストロークバランス」と呼んでいるモデルですね。

では何がメリットなのか?

デビッドによれば「パッティングストローク中のシャフトのねじれが極限まで最小化されるんだよ!!」でした。ハッキリいって意味が分からなかったので、わかりやすく説明してもらうと、要は「フェースの開閉が起こりにくくなって、スクエアにインパクト出来るんだよ!!」との事でした。

2016年ゴルフフェアでもデモフィッティングをしていましたが、今回詳細を確認してきました。

まずは見た目ですが、写真は「E-3」パターです。

フェース

構えてみるとこんな感じ。

フィッティングですが、大まかに紹介しておきます。

まずは「マレット」(E-1)「ブレード」(E-3)その中間(E-2)の3タイプヘッドからヘッドを選択します。これも形状によって、例えば「アドレスが右を向く傾向がある人はE-3」とか逆に「左を向きやすい人はE-2」とか形状で向き不向きがあるようです。

フィッティングではフェース面に鏡をつけて実際に構え、1mほど先からペンライトでボールを照らし、そのボールを外して光がセンターなのか、右なのか、左なのかを確認し形状を選びます。

これでほとんどの人は合うようですが、これでもセンターに光が行かない人はネック形状を選択するようです。

そして最も驚いたのはラインの位置!! どこにラインを引くかで、なんと構えまで変わってくるんです!!

例えば上の写真のようにヘッド後部にラインを入れるとフェースが上を向く傾向が強くなります。実際にペンライトで照らした光は上を向いていました。人間の感性って思った以上に繊細なんだな~とつくづく感心させられました。

もちろん、長さ、ライ角を合わせ、グリップ内のインナーウエートとカウンターウエートを調整し、最後は転がりを見て、ソールに装着されたウエートを調整して終了のようです。

フェース面には93個もの「ピクセル」と呼ばれる小さな特殊合金製で円柱状の物体がインサートされています。これはなんと1つ1つ手作業なんだとか!! この効果は、ボールと接触したピクセルだけが均等に反応するので、どこに当たっても距離感、方向性がそろうんだとか!

また、最新モデル「THE BRICK」パターはL字パターとキャッシュインパターを合体させて現代風にアレンジし、完璧なトルクバランスのパターに仕上がっているようです。

Eシリーズとの最大の違いは「ピクセル」が無いこと!!

構えてみるとこんな感じ。

「BRICK」は「レンガ」を意味しますが、まさにレンガのように直方体なのが特徴ですね。結構手元に重量感があるので、手首を使いすぎる傾向のあるタイプに合いそうな雰囲気でしたね。

こちらのパターは実際にお借りしましたので、実戦投入してレポしたいと思います!!

ウエッジは今回打てていませんので、こちらも機会を見て打てればと思います。