どーもです。

禁断の高反発モデル、キャスコ「ゼウス インパクト」ドライバーを試打してきました。飛距離が出なくなったことでゴルフをリタイアする人も多いと思います。でも競技ゴルファーでなければ、そんな問題もクラブが解決してくれます。実は「ゼウス インパクト」ボールもあるようですが、今回試打できたのはドライバーだけです。では、早速レポしてみましょう。

まずは見た目から。

ホワイトボディですが、ソールデザインを見ると昔のパーシモンを思い出すのはボクだけでしょうか。ネック側にウエート装着でいかにもつかまりが良さそうですね。

フェースはシャローかつ大きめですね。形状的にもトップラインがほぼフラットなのが特徴的でした。

でも、ボディは意外にもハイバックなんです。

後ろ姿ですが、こうして見るとトゥ側が上がっていました。ウエートとの相乗効果でつかまりは良さそうなイメージですね。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積が大きめですね。試打時には全く気付いていませんでしたが、実はヘッド体積が485cm3とルール越えとなっていました。

今回試打したのは、オリジナルシャフト「ゼウス インパクト」SRフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角60.5度、長さ46.25インチ、総重量273g、バランスD0。ヘッド体積485cm3。シャフトスペックは、重量43g、トルク5.1、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町で、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、当然ですがかなりの軽量級ですね。グリップもかなり細めでした。シャフトをしならせてみると、これは素直に中間がしなるイメージでした。素振りしてみると、SRでもかなり柔らかめですが、超デカヘッドのわりにはヘッドが軽いイメージで、切り返しでヘッドが遅れるようなイメージが無かったのは好印象でした。

実際に打ってみてまず驚いたのは「音」です。ガッツリ芯を食った感じでも、まるで金属バットのような打音で、レンジ試打の際に周りが「なんだ!?」って振り返りましたから…(汗) レンジは反響するのでその分増幅されますが、コースなら気にならない感じなのかな。それはそれとして、もう1つ驚いたのは「直進性の高さ」。フッカーのボクが打ってもほぼストレートで、とにかく曲がりが少ないんです。ただし、このスペックなので、振っていって芯を食うとバックスピン量が3800rpmくらいまで増えて距離をロスしてしまいました。もちろん、これは体力の低下で振れなくなってきているシニアからグランドシニア向けですから、そうなるのも必然といえば必然でしょう。それにしても、この直進性の高さはスゴイかも!!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS42.6m/s、初速60.7m/s、打ち出し角15.2度、バックスピン量2848.4rpm、サイドスピン-193.5rpm、飛距離236.6y
【ベスト】
HS42.3m/s、初速61.4m/s、打ち出し角14.5度、バックスピン量2479.4rpm、サイドスピン-320.5rpm、飛距離238.7y

打感は弾き系。これって結構フェースが薄いんじゃないかな。全体的に薄めのフェースをインパクトでしっかり受け止めるためにヘッド体積も485cm3になっているのではないかと感じました。音は、前述通りです。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道的には高弾道ですね。打ち出しから高めで、そのままドーンと飛んでくれる感じ。ボク的に普通に打って「芯食った!!」という手応えのショットは、軒並み3500rpm~3800rpmでしたが、ちょっとゆっくりめに振って芯を食った手応えだとスピン量は良い感じでしたね!!

出球傾向ですが、ボクのスイングでもほぼストレート。この直進性の高さは、ぜひ適合モデルで実現させて欲しいと思っちゃうくらいですが・・・(笑)

シャフト挙動は、素直に中間がしなる感じでした。もちろんボクには結構軽めかつ柔らかめですが、それでもシャープに振れるイメージでした。振り感は、何気に好きかも・・・。そうそう、シャフトもかなり長めですが、ヘッドが大きいせいか、試打時には気付いていませんでした。原稿を書くためにスペックを確認して、「あれっ、長いんだ!!」って!!

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS38~40m/sあたりにオススメかな。ルール適合外モデルですから、とにかく飛ばしたいという方はぜひお試し下さい。シニアもしくはグランドシニア層で今まで超えていたハザードが超えなくなっちゃったから「もうゴルフやめようかな・・・」なんて考えている方たちにぜひ試して欲しいモデルですね。ボールも合わせて使えば、ゴルファー寿命を延命できるモデルじゃないかと思います。1日でも長くゴルフを楽しんでいただくために、こういうモデルもアリだとボクは思います!!

<キャスコ「ゼウス インパクト」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=811チタン、フェース=15-3-3-3チタン
■シャフト(重量/トルク/調子):「ゼウスインパクト」(SR=43g/5.1/、R=41g/5.2、R2=39g/5.3/中調子)。USTマミヤ「マジカルアッタス」(34g/7.8/中調子)。
■価格:「ゼウスインパクト」装着モデル1本10万円+税。「マジカルアッタス」装着モデル1本12万円+税。