どーもです。

今日紹介するのはかなり昔のモデルになりますが、ボクのゴルフ人生でも屈指の名器だと思っているアイアン、テーラーメイド「300フォージド」を紹介したいと思います。この「300フォージド」は「P770」アイアンの試打時に引き合いに出しましたが、その際に改めて試打してみようと宣言したクラブです。家の在庫クラブを確認していたら「こんなクラブあったんだ!!」というのも発見しましたので、随時紹介していこうと思います。

発売は2001年だったと思いますが、ボクはこの「300フォージド」アイアンと出会ったのはちょうどもう12年ほど前の2005年辺りだったと思います。「Xプロト」アイアン購入でお役御免になりましたが、手放さず在庫しておきました。まさか、こんな形でまた日の目を見るとは思ってもいませんでした。

改めて見た目からいってみましょう。

構造的にはキャビティアイアンですが、さすがに傷だらけですわ~!! これじゃ値段がつかないでしょうね。

フェースが小振りです。ミゾに砂が入っているじゃないですか! しかも、リーディングエッジにへこみもあるし・・・。って、そういう話じゃないか!! 顔は今見てもいい顔でしてますわ~!

ソール幅は今のアイアンに比較するとかなり狭めです。今のアイアンだと、マッスルバック並みの狭さですね。ダウンブローに打ち込んでの抜けの良さを意識しているんだと思いますが、15年ほど前はキャビティでもこんな感じだったんですよね。

ネックはストレート。形状的にも流麗な感じですね!

構えてみるとこんな感じ。小顔ですね。トップブレードも薄めで、これだけ小顔系アイアンは、今ならマッスルバックしかないでしょうね。

今回試打したモデルは、スチールシャフト「ダイナミックゴールド」S300装着モデルの#7。スペックは、ロフト角35度、ライ角61度、長さ36.5度、総重量445.8g、バランスD2。シャフトスペックは、重量130g、トルク1.7、元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボールです。

まず持ってみた感覚ですが、これはしっかり重めですね。今持ってみると、こんな重量振っていたんだって、改めて思いますね。グリップも太め。過去のブログを読み返してみると、下撒きテープを2重にしているようなので、太めなのも納得。シャフトをしならせてみても手ではほとんどしなりませんが、振ってみるとシャープに振れる印象でした。

実際に打ってみると、やっぱり打感がいいですね!! 吸い付くようなあのマイルドかつ分厚いインパクトは、やっぱり気持ちいいですね。小振りな見た目通り、操作性が高いというか、フェースを返しやすいので今のボクが打っても強めのドローというかほぼフック。スカイトラックデータでも3球とも軒並み-1300rpm辺りという驚愕の結果でした。今のクラブが、いかに直進性が高くなっているかというのを改めて感じましたね。やはりこのころのアイアンは、まだ重心高が高いのかダウンブローに打ち込んでいく必要はありあそうにも感じましたね。最低でもレベルブローに打てないとダメっぽいモデルで、こういうクラブで当時ラウンドできたのは、クラブがプレーヤーを育ててくれた部分もあったのかなと感じたのでした。それと今のクラブと比較すると、ミスヒットの寛容性も低いですね。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS37.5m/s、初速47.9m/s、打ち出し角18.2度、バックスピン量5154.3rpm、サイドスピン-1321.3rpm、飛距離155.3rpm
【ベスト】
HS37.8m/s、初速48.2m/s、打ち出し角18.5度、バックスピン量4664.0rpm、サイドスピン-1370.1rpm、飛距離158.2y

打感はかなりマイルド。前述通り、吸い付くような分厚いインパクトが特徴ですね。音は中低音でいかにも上級者が好みそうな音でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道ですが、しっかり球を上げ切るにはそれなりのパワーが必要そうなのと、ある程度ダウンブローに打ち込める技術が必要に感じました。こういうクラブに出会えたのが、ボクのゴルフを育ててくれたのかも・・・とか思ったりしてw

出球傾向は、ボクのスイングで強めのドローというかフックですね。これだけ小振りな顔つきだとフックが出るのも納得ですが、ある種ボクのゴルフの基礎を作ってくれたアイアンといっても過言では無いでしょう。

今回ボクが試打した限りでは、HS的には最低でも45m/sは欲しい感じですね。今のボクには若干重めで、1ラウンド使い切る体力の自信は無いですが、それでも記念に手放さずに殿堂入りしておこうと思います(笑)

まさに、クラブがプレーヤーを育ててくれるという言葉がピッタリのモデルだと思うし、前述通りボクのゴルフの基礎を作ってくれたアイアンです。今や化石モデルですが、この300フォージドの遺伝子を受け継いだモデルがまた登場して欲しいですね。

<テーラーメイド「300フォージド」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:9▽操作性:10▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:7
■ヘッド:軟鉄
■シャフト(重量/トルク/調子):「ダイナミックゴールド」(S300=130g/1.7/元調子)