どーもです。

ムジーク話題のUT「オンザスクリューI.C.E」(以下ICE)と、まだ打てていなかったアイアンを試打できました。まずはI.C.Eですが、これはアイアン型UTとなっています。「アイアン型UT」=「難しい」とか「上級者向け」とか、多くのアマチュアゴルファーはそんなイメージを持っていると思います。しかし、このI.C.Eはその概念を根底から覆してくれるモデルだと思います! そんなわけで、早速レポしてみましょう。

まずは見た目から。

見た目では分かりませんが、なんとこのI.C.E、フルチタンボディなんです。バックフェースだけ見ると、本当に簡単なのかちょっと疑問に感じちゃいますけどね。でも、なんかシュッとして良い感じのオーラを出していますよね。おそらく中空構造だと思います。

フェースはやや大きめで、シャローです。これだけシャローだとしっかり球が上がりそうなイメージが持ちやすいと思います。

そして、このソールがポイント。かなりのワイドソールですが、実はこのソール全体がタングステンウエートになっていて、さらにトゥ・ヒールにウエート装着となっていました。ちなみに、タングステンウエートは90gですが、さらに最大18gの可変ウエート装着が可能なんだとか!!

かなりファットなボディですね。ネックは限りなくグースに近いセミグースかな。ホーゼルも短めなのでガッツリ球が上がりそうなイメージですな!

構えてみるとこんな感じ。いわゆるアイアン型UTとは全く違った趣ですよね。これならボクらレベルでも安心して使えそうなイメージを持たせてくれると思います。

今回試打したのは、フジクラ製カーボンシャフト「MCI80」Sフレックス装着の#3。スペックは、ロフト角21度、ライ角60度、長さ39.75インチ、総重量358.2g、バランスD2.5。シャフトスペックは、重量86g、トルク2.9、中調子。

まず持ってみた感覚ですが、これはかなり軽量モデルですね。グリップも細めに感じましたが、シャフト自体もかなり細めに感じました。シャフトをしならせてみると、中間から先にかけて最もしなるイメージでした。また、Sフレックスにしては結構柔らかめなイメージもありました。素振りしてみると、やはり中間から先がしなってヘッドが走るような感覚でした。

実際に打ってみましたが、とにかく第一印象は座りがいいことでした。すっとセットしたときに、ヘッドが左右にブレないんです。これ、意外と重要な要素だと思うんですよね。個人的には座りがいいモデルは安心して構えられるし、アライメントも取りやすいと思います。そんなわけで実際に打った感覚ですが、とにかく扱いやすいですわ~! 直打ちでは、正直この見た目からもうちょっと球が上がってもいいかとも感じましたが、ボクのスイングはあまり球が上がる方ではないので、直打ちでこの高さであれば十分上がりやすいモデルだと思います。とにかく低重心モデルなのでスピン量が少なく、ある程度ダウンブローに打ち込んでいっても吹け上がる印象は全く感じませんでした。ただし、ボクのスイングでは若干つかまりすぎの傾向がありましたね。これはシャフトとのマッチングだと思います。その辺を意識しながらややカットめに打ってみると、これがウソみたいなストレートボール!! このスペックなら、もしかしたらアウトサイドイン系のほうがいいのかも。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.5m/s、初速54.9m/s、打ち出し角15.1度、バックスピン量3728.7rpm、サイドスピン-574.7rpm、飛距離195.8y
【ベスト】
HS39.9m/s、初速55.6m/s、打ち出し角15.0度、バックスピン量3686.7rpm、サイドスピン-638.3rpm、飛距離199.3y

打感は弾き系ですが、芯を食うとマイルド感もある感じです。そういう意味では芯を食った、外したがわかりやすいモデルだと思います。打音はやや高めだったかな。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には十分高弾道だと思います。とにかくスピン量が少ないので、ややカットめかつダウンブローに打っていってもいいかなと思いました。

ティアップして打ったらどうなんだろうと思い実践!!

そのスカイとトラックデータはこちらです。

ティアップして打つと、ボクのスイングでも球はオートマチックに上がりましたわ~!

出球傾向は、ボクのスイングで強めのドロー。これはボクのスイングの問題が大きいと思いますが、少なくともシャフトとのマッチングはあるかなと思います。かなりヘッドが走るイメージでしたが、同じMCIでも90g台のSとかで打ってみたらまた違う印象かな・・・なんて思いました。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS38~40m/sあたりにオススメかな。スイング的には払い打ちのボディターンタイプで、持ち球的にはスライサーに良さそうです。少なくともこの組み合わせであれば、HS遅めのグランドシニアやHS速めの女性ゴルファーがドーンと飛ばせるモデルなんじゃないか感じました。もちろん、シャフトによってはハードヒッターがより簡単にこの距離を打てるモデルにも豹変する気配もあります。ヘッド自体はかなり扱いやすいモデルで、アイアン型UTのイメージを変えてくれるモデルだと思います。問題はやはり「アイアン型UTは難しい」という先入観でしょうね。ぜひ1度、どこかでお試し下さい!

<ムジーク「オンザスクリューI.C.E」UT>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=6-4チタン、ソール=タングステンウエートソール
■ロフトバリエーション:#2=18度、#3=21度、#4=24度、#5=27度、#6=30度
■価格:オープン価格(ヘッドパーツ単体販売)