どーもです。

昨日まで紹介したドライバー&UTですが、そのシャフトには東京・池袋のゴルフ工房「CHIP GOLF」のオリジナルシャフト「ADC-01」シリーズを装着でした。このシャフトはホントに面白いシャフトなんです。今の流行キーワードは「軽硬」だと思いますが、このシャフトは真逆の「軽柔」。しかも、短尺って!! まるで時流に逆らうようなシャフトだったりします。でも、その結果は昨日までのレポ通り!! そんなわけで、今日はシャフトにフォーカスしてレポしたいと思います。

「CHIP GOLF」ですが、同店の安達さんを紹介いただいたのは、まだ同店が世田谷にあったころだったりします。紹介してくれたのは「ひぐっつぁあん」ことラウドネスの故樋口宗孝氏でした。ひぐっつぁあんは道具に対する探求心もハンパ無く、「これ、ええで~!!」と最新情報をいつも仕入れていましたが、安達さんはそんなひぐっつぁんが全幅の信頼を寄せていたクラフトマンです。安達さんもひぐっつぁん人脈なので、改めてひぐっつぁんに感謝です。

さて、「ADC-01」シリーズですが、これはCHIP GOLFとファイアーエクスプレスの共同開発のようです。基本コンセプトは「短尺」。ボク自身43インチの3Wまでは、自分でも使いこなせている手応えは持っているつもりです。しかし、これが2~2.5インチ長いドライバーになると・・・。この2~2.5インチの差が大きいんですよね。ゴルフってホント、不思議ですね。

今回試打した「ADC-01 SL-W」ですが、フレックス的にはUNIフレックス。スペックは重量38g、トルク6.5、全体調子とまるでレディースというか、それ以下ですよね。でもですよ、これが不思議なんですわ~! 

全体的にはこんな「感じ。

実際に打ってみると振れば振っただけしなるけど、しっかりしなり戻ってくれる感じなんです。クラブの総重量は291gと最近の軽量ブームの中ではそれほど驚くほどではありません。でも、バランスがなんと

「C2」!!!!!!

 「いくら何でも軽すぎなんじゃないの!?」って。手元に重量があるって事なのかな。これだけバランスが軽いと振り回せちゃいます。でもバランスが軽いためヘッドが暴れる感覚も無いので、手元に集中すれば良いスイングができるわけです。つまり、振り抜けばいいわけです。

人間の感覚ってすごく敏感で、ヘッドがよじれたりすると微調整しちゃうんですよね。でも、このバランスだとそれを感じることもないし、しかも短いから振り抜ける。普段試打しているドライバーが45.25~45.5インチですが、43.25インチのフニャフニャシャフト(失礼しました!!)でほぼ変わらない飛距離(スカイトラックデータで)には、正直目から鱗がごっそり落ちましたわ~!!

もちろん、これはボク用にフィッティングしたものでなく、あくまで試打クラブ。正直インパクト時の捻れ感は感じましたが、この辺は長さを43インチにするとかで解決できそうですからね。

ん~、もしかすると「軽柔短の時代が来るかも・・・」なんて思ったりして!!

続いて「ADC-01 SL-U」ですが、ロフト24度UTの長さで一般的なのは39~39.25インチあたりだと思います。今回したモデル38.5インチ。個人的にはドライバーよりもこのUTのほうが衝撃でした。

全体的にはこんな感じ。

スペックですが、フレックスはUNIフレックス、重量は52g、トルク4.3、全体調子。こちらもレディースまでとは言いませんが、少なくとも今のボクでもかなりアンダースペックはイメージでした。試打クラブのスペックも総重量は337gでバランスはC4と結構軽めです。

でも実際に打ってみると、これがまたビックリ!! ドライバーでも書きましたが振れば振っただけしなって、クセがなくクイックにしなり戻ってくれる印象でした。このUTもバランスが軽いのでヘッドが暴れる印象が無く、振り抜くことさえ意識すれば結果的に飛んでくれるモデルだと思います。試打クラブはロフト角24度でしたが、それでいつものロフト角21度なみのの飛距離195~200yをマークしていましたから、確実に1クラブ上の番手の飛びでした。

今回「軽柔短」を打ってみて、ボクらアマチュアにはピッタリなんじゃないかなと感じました。反発規制導入以降、各社それぞれ飛ばしの理論を展開しています。でもボクらレベルは、まず芯を食うことが飛距離アップの最短距離だと思います。そういう意味で短尺は芯を食いやすくなると思います。その上でHSを上げるには総重量を軽くするのが一番ですが、単純に総重量を軽くするとクラブの操作を手元でできてしまう「アンダースペック症候群」に陥る可能性もあります。でも、バランスも軽くすることでこの「アンダースペック症候群」を軽減しているのではと感じました。しかも、しなり戻りもかなりクイック、まるでムチのようなしなりです。これは柔らかいからこそ体感できると思います。

長尺化、重ヘッドなどさまざまな理論に基づいてゴルフクラブが誕生していますが、「軽柔短」もありかなと。これだけの結果出ていますからね。どうしても短くなると飛ばないイメージがありましたが、一概にそうでもないことも体験できました。特に小柄な方には朗報かもしれないですぜぇ~!!

<チップゴルフ「ADC-01」シャフト>
■スペック(重量/トルク/調子):「ADC-01 SL-W」(UNI=38g/6.5/全体しなり)。「同SL-U」(UNI=52g/4.3/全体しなり)。
■価格:「ADC-01 SL-W」4万5000円+税。「同SL-U」3万円+税。