どーもです。

ネタが尽き気味かと思って試打した、家にあった在庫クラブシリーズです。気が付けば新製品発表会ラッシュで危うく日の目を見ないかと思いましたが、無事紹介する機会がきました。そんなわけで今日紹介するのはマルマン「シャトル メガ・ブラッシー」 (以下MB)です。今や「ブラッシー」という名称を耳にする機会もほぼ無くなりましたが、2Wのことです。このMBは一時期本当にティショットでお世話になったモデルですが、改めて打ってみてビックリしちゃいました!! 何にビックリしたのか!? 今回はそこをお伝えしたいと思います。

まずは見た目から。

ソールデザインは今見ても特殊だと思います。トゥ・ヒール後部がへこんでいて直打ちでも抜けが良さそうですが、2Wを直打ちで使うかどうかはわかりませんが・・・

フェースは今見てもかなりシャローですね。若干トゥ側にボリュームがあるような形状だったんですね。それにしても、汚れが酷いですな~!!

ボディもかなりシャローかつ後部に長いストレッチバックな形状だと思います。

後ろ姿もシャロー!!

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積が大きく、ややトゥ側に ボリュームがあるような形状ですが、まぁ丸型クラウンといえるでしょう。トップマークとクラウンにデザインされたラインがフェースセンターではなく、ややネックよりですね。これ、今見ると結構違和感だったりしました。

今回試打したのは、オリジナルシャフト「コンダクタープロ6」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角13度、ライ角59度、長さ42.75インチ、総重量313gでバランスD2。シャフトスペックは、重量63g、トルク3.4、中調子です。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、改めて持ってみると実際の重量以上に重量感のあるクラブだなって。購入したのは2009年末なので約8年前ですが、この8年間で確実に衰えているのかな・・・と実感させられましたね。グリップは当時太めが好きだったので結構太めですが、これも記憶が確かであれば下撒きテープを2重にしていたような気がします。シャフトは重量級でしっかり重さがあるけど、Sにしては結構柔らかめ。当時はこの「重柔」に惚れ込んでの購入だった記憶がよみがえってきました。

で、実際に打ってみると、これが全く打てません。というか、購入当時のあのハイドローが全く打てません(汗) 弾道的には高弾道で曲がりも少ないのですが、いかんせん距離が出ません。弾道を見る限り、スピン量多めで吹け上がっているようにも感じました。スカイトラックでスピン量を確認すると、な、なんと3球平均で

約4200rpm!!!!!

な、なんで!? 何がビックリで、この8年間でそれだけスイングが変わってしまったということにビックリでした。自分では何も変わったつもりはありません。病気でちょっとHSが落ちたかなということは意識していましたが、スイング的に変わった自覚は無かったのですが・・・。ウッド系の出球傾向が以前の腐れフックからスライスと真逆に変わってしまったことからも、全く意識していなくてもボクらアマチュアレベルではスイングは変わるわけです。あれだけ信頼していたMBを久し振りに打ってみて、そんなことを痛感させられました。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS42.3m/s、初速58.8m/s、打ち出し角14.4度、バックスピン量4244.1rpm、サイドスピン120.1rpm、飛距離212.0y
【ベスト】
HS42.7m/s、初速59.2m/s、打ち出し角14.2度、バックスピン量4285.3rpm、サイドスピン61.2rpm、飛距離215.2y

打感はソリッド系ですね。シャコっとした感触で、フェースは結構薄めのモデルなんじゃ無いかと感じました。音はやや高めでした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら。

弾道的には高弾道。この動画の際も「上手く打てたかな・・・」と思ったのですが、バックスピンが約3900rpmとかなり多め。ロフト角13度なのにこのスピン量はアカンですね。重量感があるので煽り打ちおよびフェースが開いて入っている傾向が強くなっていたように感じます。

出球傾向ですが、あのころ連発していたハイドローは影を潜め、今やフェード系と完全に逆球状態でした(汗)

シャフト挙動ですが、今改めて打ってみても面白いシャフトだなって感じました。「重くて柔らかい」シャフトはあまり出会ったことが無いような気がします。1番しなるのは中間だと思いますが、そこから先が結構しなるイメージで、かなりヘッドが上を向くような動きに感じました。

今回改めて試打してみた限りでは、このスペックでHS44~45m/sは欲しい感じですね。この当時はウッド系でもダウンブローに打ち込む必要があるモデルがまだあったと思います。今回改めて打ってみて、この組み合わせはそんなマッチングだったんじゃないかと感じました。スイング的には、当時はおそらくアイアンのようにウッド系も打てていたんじゃないかと。パワーでクラブ挙動をねじ伏せられていたようにも思います。しかし、8年経って改めて打ってみると、まるで歯が立たない!! これはオートマチックに球が上がるクラブが増えたことで、ダウンブロー気味に打ち込むのではなく、レベルブローもしくはアッパーブローで打つことを求められるウッド系が増えた結果かとも思っています。自分が変えたつもりは無くても、人の感性ってすごいので、知らぬ間に変わっていることもあると思います。たまに昔のクラブを打ってみると、本当に今のクラブの進化を感じますね。

<マルマン「シャトル メガ・ブラッシー」FW>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:7▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=マレージング200、フェース=スーパーマレージング鋼
■シャフト(重量/トルク/調子):「コンダクタープロ6」(S=63g/3.4/中調子)