どーもです。

ダンロップスポーツで取り扱うクリーブランドブランドのウエッジ3モデル「RTX-3ブレード」「RTX-3キャビティ・バック」「RTX Fフォージド」ウエッジを試打できました。今回は横浜・緑野ゴルフクラブで芝からのグリーン周りの寄せも試せましたので、その辺もしっかりレポしたいと思います。まずは、「HOT LIST試打ラウンド」でも扱った「RTX-3ブレード」ウエッジからいってみましょう。

「RTX-3」シリーズの56度、58度にはソール形状で「V-LG」「V-MG」「V-FG」の3タイプが用意されていますが、今回試打したのはあらゆるライに対応可能な「V-MG」です。ということで、まずは見た目からいってみましょう。

いかにもってな感じですね!! マッスルバックに合いそうなシンプルかつ無骨なデザインになっていました。

フェースも小振り!! ネックからリーディングエッジにつながるラインを含め、まさに「流麗」という表現がピッタリだと感じました。バーティカルラインの外側(トゥ側)にもミーリングが施されていました。

ソールですが、センターよりややトレーリングエッジ側にV字ソールの頂点がきています。なお「V-LG」はV字頂点がよりリーディングエッジ側によったローバンスモデル、「V-FG」はよりトレーリングエッジ側によったハイバンスモデルになっています。

ネックはストレート。いわゆる出っ歯形ウエッジですが、いかにも操作性が良さそうなイメージですよね!

構えてみるとこんな感じ。形状的にはティアドロップタイプですね。ネック自体はストレートですが、構えてみるとちょっとグースっぽく見えますよね。でもリーディングエッジが丸く突き出しているので、ボールをしっかりひろってくれそうなイメージも受けますね。

今回試打したのは、スチールシャフト「ダイナミックゴールド」S200装着モデルの52度モデル。スペックは、ロフト角52度、ライ角64度、バンス角10度、長さ35.125インチ、総重量470.2g、バランスD3。シャフトスペックは、重量119g、トルク1.2、手元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボールの使用です。

まず持ってみた感覚ですが、重さ的にはしっかり重量級! グリップの太さは、個人的には好きな太さでした。ワッグルしてみると、結構ヘッド重量を感じましたね。素振りしてみても、ヘッド重量を感じながら振れるのはなかなか好印象ですね。

まずは15yイメージのアプローチ。

1球目はちょっと打ち過ぎちゃいましたが、素直にヘッド重量を感じなから落としてやれば意外と距離はそろいました。でもこの距離でも・・・というか、この距離だからこそ操作性の高さを感じましたね。ちょっとカットに入ればフェード回転になるし、フェースを返せばフック回転もかかります。ブレードタイプのウエッジなので操作性が高いのは想像していましたが、その想像以上のシビアさがあったのも否定できません。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS13.4m/s、初速13.2m/s、打ち出し角27.9度、バックスピン量3214.3rpm、サイドスピン-338.6rpm、飛距離16.8y

続いて50yイメージ。

何度も書いていますが、個人的に最も苦手な距離です。このウエッジ試打がないと練習もしていないので・・・(汗) でも、奇跡的に3球ともいい感じ。アプローチのイメージから行くと、左右にとっちらかることも覚悟していただけに、この結果には満足以外の何もないですわ~!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS23.4m/s、初速22.8m/s、打ち出し角28.2度、バックスピン量5319.7rpm、サイドスピン-276.6rpm、飛距離48.3y

最後は100yイメージ。

この3球もいい感じでしたが、たまに飛びすぎで最大108yまで飛んでしまうという事態もありました。ウエッジで飛びすぎは命取りですが、まぁ、その辺は腕の問題もあるでしょうからね。スピンコントロールできるとおもしろそうなイメージも感じました。ボクが普通に打つと、スピン量はだいたい8000~8300rpmでした。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS29.3m/s、初速35.3m/s、打ち出し角27.0度、バックスピン量8173.3rpm、サイドスピン-742.8rpm、飛距離97.3y

打感はかなりマイルド系。フェースの乗り感が強く、ボールのつぶれ感もしっかり感じるモデルです。

100yイメージの弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道。この動画データは満足のいくものですが、スイング通りの出球だし、いいスイングをすればいい結果につながるという、まさにバリバリマニュアル系ウエッジですね。

出球傾向は、スイング通り。多彩な技を具現化してくれるマニュアル系ウエッジですが、ボクレベルでは意図しないスイングのミスもしっかり出球に反映しちゃう感じで、ちょっとシビアすぎるイメージがあったのも否定できません。

最後に5yイメージの芝からのアプローチですが、「V字ソール」の抜けがいいですね。芝から打って気付いたのは、多彩な技を具現化してくれるミソはこのソールにあるんじゃないかということ。他を試していないので比較できませんが、少なくともこの「V-MG」ソールはちょっとロフトを立てる感じでも、ソールを滑らせて球を上げるような感じでも、開いても抜けがいいですね。「あらゆるライに対応」というキャッチコピーはまんざらでもないと実感できました。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックで最低でもHS45m/sは欲しいかな。結構重量級なので、まずはこの重量をしっかり振り切れるのが最低条件でしょうね。ヘッド重量が結構ありそうなので、軽量シャフトに合わせる場合には調整が必要かな・・・。何はともあれ、多彩な技を使って攻略したい技巧派向けの1本でしょう。個人的には好きなシェイプですが、さすがにボクレベルでは扱いきれなさそうなオーラも感じます。片思いに終わりそうなウエッジでした。

<クリーブランド「RTX-3ブレード」ウエッジ>
■KAZ’s インプレッション(各10点満点)
▽スピン性能:9▽操作性:10▽抜けの良さ:10▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:7
■ヘッド:軟鉄
■ロフトバリエーション(バンス角):48度(8度)、50度(10度)、52度(10度)、54度(11度)、56度(8、11、14度)、58度(6、9、12度)、60度(9度)
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「ダイナミックゴールド」(X100=120g、S200=119g/1.2/手元調子)、「NSPRO950GH」(S=96g/2.0、R =93g/2.3/中調子)。
■価格:各1本1万5000円+税