どーもです。

ピンのニューモデル「G400」シリーズを試打出来ました。ドライバーで3モデル、FWで3モデル、UTで2モデル、アイアンで1モデルと計9モデルですが、ドライバーはデフォルト「G400」でカスタムシャフト4本も試したので、計12本の大量試打となりました。1回でまとめ打ちはハナからムリと踏んで、ドライバーとそれ以外の2回に分けました。というわけでまずはドライバーですがスタンダードモデルの「G400」ドライバーからいってみましょう。

ピン「G400」新製品発表会で紹介したとおり、ドライバーは「G400」「G400 SFT」 「G400 LST」の3モデルがあります。これは先代「G」シリーズからの継承ですが今回最大の変更点は、ヘッド体積が460cm3から445cm3に変更されていること。これって、ピンにしてはなかなかの冒険だったんじゃないかと思いますね。ピンはずっとブレることなく低深重心を貫いてきていますからね。ここに来てのヘッド体積変更は、意外といえば意外でした。テクノロジー的なうんちくは新製品発表会レポをご参照下さい。

というわけでまずは「G400」の見た目から。

ソールデザインですが、先代「G」から一新されました。「G30」「G」と続いた青も変更されイメージ的にはかなり渋くなった感じですね。ソール後部のウエートに加え、そのさらに後ろにタングステンウエートを装着してるいので、ヘッド体積が小さくなってもピンのブレないコンセプトの低深重心は意識しているようです。

フェースですが、ヘッド体積が小さくなった分フェースも小さくなった上に気持ちディープにもなっていたとように感じました。クラウンのタービュレーターが変更されているのも視認できます。

「G30」「G」の流れからみるとヘッドは別モノですね。シャローでヒップダウンした形状がいかにも低深重心を意識させてくれましたが、ボディは若干ディープかつヒップアップしていますよね。「G400」はピン史上最も低深重心モデルとうたっていますが、見た目は的には「G」よりも気持ち高くなっているのかなと感じさせますよね。

後ろ姿も別モノですね。「VORTEC」も見直しされていますが、若干ヒップアップしているのもわかると思います。

構えてみるとこんな感じ。「タービュレーター」「ドラゴンフライ・テクノロジー」クラウンも見直しされているようです。ヘッドが小さくなった分、投影面積もやや小さめになっていました。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「ALTA J CB」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角59度、長さ45.75インチ、総重量303.2g、バランスD2。ヘッド体積445cm3。シャフトスペックは、重量55g、トルク4.7、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、やや軽めに感じましたね。グリップもやや細め。シャフトをしならせてみると、中間から先のしなりが1番大きかったかな。素振りしてみると、Sのわりにはやややわらかめで、しなり感を感じやすいモデルに感じました。

実際に打ってみると、まず驚いたのは球の上がり方です。超高弾道っす!!! 「吹け上がりか!?」って感じちゃうくらいの上がり方ですが、そのわりには結構前にいっているようにも感じました。でも、スカイトラックで確認するとスピン量は3球平均約3300rpmと、最近低スピンモデルが多い中では若干多め。これが、ヘッドの重心位置の影響なのか、シャフトの影響なのか、それともボクのスイングも問題なのか、はたまたレンジボールの影響なのか。その原因がどこにあるかはわかりませんが、弾道を見る限りは文句無しの弾道でした。打感と音は後述しますが、これまでのピンとは別モノでしたわ~!!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球平均はこちら。

【3球平均】
HS41.9m/s、初速60.9m/s、打ち出し角15.7度、バックスピン量3289.9rpm、サイドスピン-111.6rpm、飛距離236y
【ベスト】
HS42.2m/s、初速61.2m/s、打ち出し角15.4度、バックスピン量3327.9rpm、サイドスピン-190.4rpm、飛距離236.7y

打感は、一般的にはかなりマイルドよりのソリッド系ですが、これはピンにしては(失礼!)思い切った革新だと思います。音もかなり落ち着いた感じでの中高音系に変わっていました。現在「G30」を使用中ですが、ハッキリいって弾き系で音もカンカンした感じですが、この打感の変化はまさに「革新!!」です!!

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には文句なしの高弾道で、ボク的に超高弾道でした!! この動画はややつかまり過ぎなイメージで左に出ていますが、ボク的にはしっかりつかまったいい感じのショットでした。球のヨレ感がなくグッドイメージ!

出球傾向ですが、ボクのスイングでもほぼストレートですね。打ち出し方向の問題はありますが、曲がりは少ないと思います。

シャフト挙動ですが、ボクのイメージでは中間から先あたりがしなるイメージですが、シャフトのしなりを感じやすいモデルだと思います。Sでも若干柔らかめだったかな。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/sあたりにオススメかな。基本性格的にはオートマチック系で、とにかく直進性が高いモデルだと思います。若干スピン量が多めにも感じますが、個人的には重心位置を疑っています。その理由は明日アップするカスタムシャフト試打のデータを見てもらえればわかると思いますが、ほぼ同等なんですよね。もしくはボクの打ち方の問題かもしれません(汗) でも新製品発表会でコースボール(確かタイトリスト「プロV1」)を打った時も、トラックマンデータで3300~3500rpmだったんですよね。まぁスピン量はあくまでもデータ的なモノで、見た目的にはドーンと大きな弾道で直進性が高い球が打てるモデルだと思います。

<ピン「G400」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=811チタン、フェース=フォージドT9Sチタン
■シャフト(重量/トルク/調子):「ALTA J CB」(TS=60g/4.4、S=55g/4.7/中調子、SR=50g/5.5/中先調子、R=45g/5.9/先調子)。
■価格:1本6万3000円+税
■発売予定日:2017年9月7日