どーもです。

ピンのニューモデル「G400」シリーズですが、今日は「G400クロスオーバー」ハイブリッド(HB)です。昨日紹介したウッド型HBに対してこのクロスーバーはアイアン型HBです。アイアン型HBはイメージ的に難しさが先行しそうですが、実際に売ってみると意外と打ちやすさがあるモデルでしたね。では、早速レポしてみましょう!

まずは見た目から。

 先代「Gクロスオーバー」はブラックボディで精かんなイメージでしたが、「G400クロスオーバー」はシルバーボディに変更されていました。形状的にもネック側上部の出っ張りがなだらかになっていましたし、バックフェースのへこみ部分も、より深くより低く変更されていました。

フェースは先代同様トゥ・ヒール方向に長めなのは同じですが、前述通りネック側トップラインの出っ張りがなだらかになっていたので、より普通のアイアン形状に近いイメージになっていました。

ソールは先代に比較するとやや幅が狭めになっていたかな。打ち込んでも、若干手前から入ってもどちらでも対応してくれそうな雰囲気に感じました。トゥ側には20gのタングステンウエートが装着されていました。

ネックはグースネックですね。ボディ形状もかなりファットで、中空構造です。こうしてみると大きな変更点はソール幅だけでなく、ソール形状も変わっていることに気付きました。先代はバンスが設定されていたように感じましたが、「G400クロスオーバー」はフラットソールに変更されていました。

構えてみるとこんな感じ。結構独特な形状だと思います。トップラインは厚めで当たり負けはしないイメージですね。グースの影響かボールを包み込んでくれるようなイメージで、いかにもつかまりは良さそうに感じられるモデルだと思います。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「ALTA J CB」Sフレックス装着モデルの4U。スペックは、ロフト角22度、ライ角60.7度、長さ39.13インチ、総重量350.9g、バランスD0。ヘッド体積は未発表。シャフトスペックは、重量59g、トルク3.4、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽めかかな。グリップも気持ち細めに感じました。D0バランスのわりにはヘッド重量を結構感じるタイプで、手でしならせてみると意外と先端部がしなるイメージでした。素振りしてみると、やはり結構ヘッドがビュンと動くイメージでした。

実際に打ってみると、アイアン型UTのイメージが変わる感じの打ちやすさを体験できると思います。クラブがしっかり球を上げてくれますね!! 先代「Gクロスオーバー」はやや難しさもあったように感じましたが、「G400クロスオーバー」はかなり打ちやすさを優先したモデルだと思います。つかまりもいい感じですが、ボクには若干つかまりすぎないイメージだったかなとはいえ、とにかく打ちやすいモデルだと思うので、先代で挫折した方もぜひ再挑戦して欲しいモデルだと思います。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球平均はこちら。

【3球平均】
HS40.4m/s、初速54.0m/s、打ち出し角14.8度、バックスピン量3397.9rpm、サイドスピン-315.9rpm、飛距離190.1y
【ベスト】
HS39.8m/s、初速55.5m/s、打ち出し角15.2度、バックスピン量4373.7rpm、サイドスピン-187.6rpm、飛距離195.0y

打感ですが、このクロスオーバーは弾き系です。先代同様のイメージですが、フェース素材がマレージングに変更されていましたことを考えると、まぁ仕方がないのかなと。音も先代同様サスティンが短めで小気味のいいやや高めの音でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道ですね。これまでのウッド系はやや吹け上がり傾向に見えましたが、この「G400クロスオーバー」はさすがにそんな感じには見えませでした。先代に比較するとややスピン量は多めですが、それでも見た目的にはなんら遜色のない弾道だったと思います。

出球傾向ですが、ボクのスイングでドロー系。つかまりはいい感じで、先代同様オートマチックにつかまるモデルだと思います。

シャフト挙動ですが、正直理由は分かりませんがインパクト時に先端部がグニャとした感じがありました。NSPRO950GHで感じるグニャリ感とはまた違った感触で、なんか妙なしなり感というか、気持ち当たり負けしているようにも感じたのですが、気のせいかな・・・!?

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/sあたりにオススメ。アイアン型HBの概念を打ち破ってくれそうな、扱いやすいモデルだと思います。基本性格的にはオートマチック系ですね。もちろんウッド型HBに比較すると弾道は決して高くはないのですが、ある程度操作性もあると思います。先代よりもかなり扱いやすさを前面に出したモデルだと思うので、先代で痛い目を見た人も先入観抜きに改めて再挑戦して欲しいですね。

<ピン「G400クロスオーバー」HB>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:7▽上がりやすさ:9▽操作性:9▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:8
■ヘッド:ボディ=17-4ステンレス、フェース=マレージング綱(C300)
■ロフトバリエーション:3U=19度、4U=22度、5U=25度
■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト「ALTA J CB」(TS=68g/2.9、S=59g/3.4/中調子、SR=53g/3.6/中先調子、R=49g/3.6/先調子)。「ピンツアー173-85」(X=87g/2.2/手元調子、S=82g/2.3/中元調子、R=73g/2.4/中調子)。スチールシャフト「AWT2.0LITE」(S=98g/1.6、SR=93g/1.8/中調子、R=87g/1.9/中先調子)。「NSPRO MODUS3 TOUR105」(X=112g/1.6、S=106.5g/1.7、R=103g/1.9/手元調子)
■価格:カーボンシャフト装着モデル各1本3万5000円+税、スチールシャフト装着モデル各1本3万1000円+税。
■発売予定日:2017年9月7日