どーもです。

2週間にわたって紹介してきたピンのニューモデル「G400」シリーズですが、いよいよ今日紹介するアイアンがオオトリです。新構造キャビティを歌う「G400」アイアンですが、果たしてどんな仕上がりになっているのでしょうか。早速レポしつつ、最後と言うことでボクなりの「G400」シリーズ総括もしたいと思います。では早速レポしてみましょう。

まずは見た目から。

バックフェースデザインは先代「G」アイアンと同じようなイメージですが、ヘッド自体は別モノです。バックフェースの丸くなっている部分は「コア・アイ・テクノロジー」ですが、こことさらにバックフェース上部の黒い部分はエラストマーで衝撃を吸収しているようです。また、バックフェースのポケキャビ部分にもCTPを装着して、ヘッドのブレを最小限に抑えています。さらに、トップブレードにもミゾを入れた「トップレール・アンダーカット」が採用され、フェースのたわみ量がより大きくなっているようです。

フェースの大きさ自体は先代とほぼ同じだと思いますが、形状的には別モノ。「G400」はよりトゥが立っているようなイメージなのと、トップブレードネック側の出っ張りがなだらかになっているようなイメージでした。

ソール幅はちょうど良い感じかな。先代ともほぼ一緒なイメージでした。先代同様トレーリングエッジも結構ラウンド形状に設定されているので、抜けは良さそうですね。

ネックはグースネックになっています。先代はセミグースイメージでしたが、「G400」は完全にグースでした。ヘッド形状もかなりファットで、見た目からも低深重心を視認できるヘッド形状だと思います。

構えてみるとこんな感じ。なんかトゥがツンと立った感じでしたね。グースのフトコロ具合からも、いかにもつかまりが良さそうな見た目ですね。

今回試打したのは、スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR105」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角30度、ライ角61.1度、長さ37インチ、総重量409g、バランスD1.5。シャフトスペックは、重量106.5g、トルク1.7、手元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、重量的には気持ち軽めだったかな。グリップはいい感じの太さでした。素振りしてみると、かなりシャープに振れそうな雰囲気でした。

実際に打ってみると、イメージ通りのドローボールが打ちやすかったですね。ロフト角30度ですが、これだけ球がしっかり上がってくれれば何の文句もないですね!! といいながら、先代「G」のデータと比較してみると、やはりスピン量はこの「G400」のほうが多めでした。見た目からは先代「G」アイアンよりも明らかに低深重心に見えるのですが、なんでスピン量が増えているんでしょうね。先代「G」シリーズの3球平均約3900rpmに対して「G400」は約5300rpm。ボクの振り方だけじゃない要因を感じますね。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球平均はこちら。

【3球平均】
HS39.3m/s、初速50.2m/s、打ち出し角17.5度、バックスピン量5243.4rpm、サイドスピン-990.9rpm、飛距離165.1y
【ベスト】
HS39.1m/s、初速50.2m/s、打ち出し角18.0度、バックスピン量5118.2rpm、サイドスピン-1037.5rpm、飛距離165.4y

打感は弾き系。ウッド系は全て「革新的!!」と思えるほどのマイルドに感じましたが、アイアンは従来通りの打感に感じました。音も「カツッ!!」と小気味のよいサスティン短めの高音系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道です。見た目的にはそれほどスピン量が多いようには感じませんでしたが、少なくともスカイトラックデータ的にはスピン量多めでした。ダウンブローに打ち込むタイプよりもレベルブローのほうが合いそうですね。

出球傾向ですが、ボクのスイングでドロー系。オートマチックにつかまるイメージでした。先代は右に打ち出して戻ってくるイメージでしたが、「G400」は真っ直ぐ打ち出してそこから左にいく感じでした。

シャフト挙動ですが、これは切り返しでクッと手元がしなる感じでした。「ダイナミックゴールド(以下DG)」を意識した動きだと思いますが、個人的にはDGのしなり感のほうが好きですね。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/sあたりにオススメですね。レベルブロー系スイングの方がオートマチックにハイドローを打ちやすいモデルだと思うので、持ち球的にはフェード系のほうが合いそうですね。先代に比較するとややスピン量が多めなので、よりレベルブローだったり払い打ち系の人に合いそうなイメージで、ダウンブローに打ち込むタイプだと若干吹け上がったり、球が上がりにくくなったりする可能性もあるかなと感じました。

「G400」シリーズの総括ですが、ボクの個人的な感覚で言っちゃえば、先代よりもスピン量が多めなモデルだと思います。特に「ALTA J CB」とのマッチングは若干スピン量多めになるじゃないかとも感じてしまいました。ドライバーでは弾道を見る限り、それほどスピン量は気になりませんでしたが、FWはちょっと吹け上がり傾向が強かったようにも感じました。まぁ、フィッティングもしていないモデルなので、仕方がないと言えば仕方がないんですけどね。というわけで、ドライバーは「試打クラブを返却すると同時にオーダーかな!」なんて思っていましたが、フィッティングを受けてから考えます!

<ピン「G400」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ハイパー17-4ステンレス
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「AWT2.0LITE」(S=98g/1.6、SR=93g/1.8/中調子、R=87g/1.9/中先調子)。「NSPRO MODUS3 TOUR105」(X=112g/1.6、S=106.5g/1.7、R=103g/1.9/手元調子)。「ダイナミックゴールド」(S200=129g/1.6/手元調子)。カーボンシャフト「ALTA J CB」(S=63g/4.5/中調子、SR=54g/4.7/中先調子、R=49g/4.9/先調子)。
■価格:スチールシャフト装着モデル1本1万7000円+税、カーボンシャフト装着モデル1本2万円+税。
■発売予定日:2017年9月7日