どーもです。

本間ゴルフのアイアン型UT「ツアーワールドTW-U」を試打できました。見た目的にもかなりシビアそうなオーラを感じます。これは個人的な身勝手というかわがままなのですが、ロングアイアンのような難しいクラブは見た目的にも安心感を感じさせてほしいのですが、ミドルからショートアイアンでは安心感のある形状よりも若干小振りでシビアなほうが好きなんですよね(笑) わがままだろう~!! というわけで、早速レポしたいと思います。

まずは見た目から。

 先代「ツアーワールドTW-U」とは別モノですね。17年モデルはかなりコンパクトですが、トゥ・ヒールバックにウエートが設定されているのでより高慣性モーメントを意識したモデルになっていると感じさせます。なお、構造的には先代同様中空構造です。

フェースはかなり小振り! 形状的にも完全にアイアンですわ~!! 形状的には意外にも「ツアーワールドTW737P」アイアンに近いイメージでした。イメージ的には「同TW737V」シリーズのほうがマッチング的には良さそうですけどね。

ソール幅は先代に比較するとやや狭めですかね。先代はトレーリングエッジが削られていましたが、17年モデルはリーディングエッジも微妙に家削られて、ダウンブローに打ち込んでも突っかかりにくさを意識したのかな、なんて思いました。

ネックはストレートかな。ボディはややファット気味ですが、先代に比較したら気持ちスリム化されていますね。バンスも良い感じに設定されているように感じました。

構えてみるとこんな感じ。もう見た目的には完全にアイアンですね。まんま、ロングアイアンのイメージでした。そういう意味で、ボクにとっては「むむっ!!」と構えてしまいそうな形状だったりします。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「VIZARD IB-95」Sフレックス装着モデルの#3。スペックは、ロフト角21度、ライ角59.5度、長さ39.125インチ、総重量395g、バランスD1。シャフトスペックは、重量94g、トルク3.2、手元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感じですが、重量的にはやや軽めでグリップもやや細め。見た目のイメージではややシャープで、シャフトも気持ち細めに見えました。シャフトを手でしならせていると中間あたりが1番しなるイメージでしたが、素振りしてみると切り返して力まずにスッとヘッド重量を感じて穏やかな切り返しが出来そうなイメージでした。

実際に打ってみると、先代よりもしっかり球は上がりやすくなっていたと思います。先代は結構低めな中弾道イメージでしたが、17年モデルは見た目はシビアさがありますが、球が上がりやすいという最低限の扱いやすさは確保されていると感じました。しかし、やっぱりシビアですわ~!! 操作性もしっかり確保されたモデルだと思うので、打点はある程度安定しているほうがよりこのクラブの性能を堪能できると思います。それでも、先代よりはややミスヒットの寛容性は高くなっているようにも感じましたけどね!

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS40.9m/s、初速53.2m/s、打ち出し角13.7度、バックスピン量3899.6rpm、サイドスピン-349.6rpm、飛距離185.5y
【ベスト】
HS40.1m/s、初速53.7m/s、打ち出し角14.1度、バックスピン量4171.0rpm、サイドスピン-238.6rpm、飛距離187.0y

打感弾き系でしたね。中空構造なのでもっとムニュッと感じを想定していただけに、球離れがやや速めに感じた打感はちょっと意外でした。打音もややカンカンして感じでした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的にはやや高めの中弾道でした。この見た目でこの弾道なら文句なしでしょうね!!

なお#4も借りられたので打ってみました。こちらのスペックはロフト角24度、ライ角60度、長さ38.625インチ、総重量400g、バランスD1。弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

ロフト角3度の差ですが、その距離は約10y。イメージ的には良いか感じだったかな!!

出球傾向は、ボクのスイングでドロー系。でも、操作性はかなり良さそうなイメージでした。つかまりがいいクラブは逃がすことも出来ると思いますが、まぁ、ある程度ミスヒットの寛容性も意識したモデルだと思います。特に感じたのは、フェース下部のミスヒットの寛容性の高さでした。余程のトップをしない限りは、意外とクラブが球を上げてくれると思います。

振り感ですが、個人的には好きなシャフトですが、ヘッドがこれだけ見た目がシビアなモデルだとそっちのほうがちょっと気になっちゃうかな。それでも落ち着いた切り返しができるモデルで、ダウンブローに打ちやすいモデルなんじゃないかと感じました。結構しっかり感があるイメージでした。

今回ボクが試打した限りで、このスペックでHS43~45m/sは欲しい感じですね。基本性格的にはマニュアル系だと思いますが、ある程度のミスはクラブがカバーしている寛容性の高さも兼ね備えたモデルだとも思います。とはいえ、この見た目ですからね。もはやロングアイアンが消えかけている昨今、この「ツアーワールドTW-U」のこの見た目は果たして手に取ってもらえるのか、クラブ選びの上で選択肢に入ることができるのか、という疑問は拭いきれませんでした。見た目で敬遠されてしまいそうな雰囲気ですが、1度打ってみることをおすすめします。その上で個々の判断を仰ぎたいモデルだと感じました。

<本間ゴルフ「ツアーワールドTW-U(2017)」UT>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:9▽操作性:10▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:8
■ヘッド:軟鉄
■ロフトバリエーション:2U=18、3U=21度、4U=24度、5U=27度
■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト「VIZARD IB95」(X=96.5g/3.25、S=85g/3.3、SR=93.5g/3.35/手元調子)。スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR105」(X= 112g/1.7、S=106.5g//1.8、R=103g/2.0/手元調子)※カーボンシャフトは番手別設計。スペックは3U。
■価格:カーボンシャフト装着モデル1本2万9000円+税、スチールシャフト装着モデル1本2万2000円+税。