どーもです。

今週ずっと紹介してきた「ミズノプロ」シリーズですが、いよいよ今日紹介する「ミズノプロS18」ウエッジがオオトリになります。「T7」ウエッジが出たときに「ミズノプロ」シリーズはまだ発表されていませんでしたが、この「T7」と今日紹介する「ミズノプロS18」がウエッジの2ラインになります。見た目では「ミズノプロS18」の方が顔も大きめなので、「ミズノプロ518」もしくは「918」に対応するウエッジのイメージでした。では、早速レポしてみましょう。

まずは見た目から。

この「ミズノプロS18」ウエッジも「T7」同様軟鉄鍛造ウエッジになっています。サテン仕上げのモデルもありますが、今回借りたのは「ブルーIP」仕上げモデルです。「ミズノプロS18」はバックフェース下部の膨らみがトゥ・ヒール方向に振られているので、高慣性モーメントでミスヒットに高い寛容性を意識したモデルだということが視認できると思います。

フェースはミッドラージ。「T7」に比較すると明らかに顔が大きめですね。形状的には「T7」のティアドロップタイプに対して丸型。安心感がある顔つきだと思います。

ソールはセミワイド。トレーリングエッジが微妙に削られているので、抜けは良さそうですね。なお、56~58度はバンスによってトレーリングエッジの削り方が変わっているようです。

ネックはストレートですね。この「ミズノプロS18」は逆テーパーブレードを採用。トップブレードにボリュームを持たせることで、スピンをかかりやすくする構造になっていました。

構えてみるとこんな感じでした。「T7」に比較すると1周り大きくなった印象で、形状的にも安心感のある見た目になっていると思います。

今回試打したのは、スチールシャフト「ダイナミックゴールド120」S200フレックス装着の52度モデル。スペックは、ロフト角52度、バンス角9度、ライ角63度、長さ35.5インチ、総重量456.7g、バランスD3.5。シャフトスペックは、重量118g、トルク未発表、元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールは2ピースボール使用。

まず持ってみた感覚ですが、ちょうど良い感じでした。グリップもちょうど良い感じの太さでした。素振りしてみると結構ヘッドが効いている感じなので、切り返しでスッとヘッドを落とせるイメージでした。

実際に打ってみましたが、まずは15yイメージのアプローチ。

スカイトラック弾道データはこちらで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS12.5m/s、初速12.3m/s、打ち出し角29.7度、バックスピン量2975.2rpm、サイドスピン-466.3rpm、飛距離15.1y

いつものようにボディターンを意識してのアプローチでしたが、「T7」に比較するとオートマチックに打てるイメージでしたね。同じタイミングで試打していませんが、スピン量が「T7」の3球平均2620.7rpmに対して2975.2rpmと約350rpm増えています。この距離でこれだけスピン量が変わるのはすごいことだと思いますが、もしかして逆テーパーブレードの効果ですかね!?

続いて、50yイメージのショット。

スカイトラック弾道データはこちらで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS24.3m/s、初速24.0m/s、打ち出し角25.2度、バックスピン量5605.3rpm、サイドスピン-1054.7rpm、飛距離51.3y

この距離はボク的に最も苦手な距離ですが、「T7」に比較すると左右のバラケ方の幅がより狭くなっていました。これはクラブを信じてヘッドをスッとおろしてやれれば、あとはクラブが何とかしてくれるのかな!?

次はフルショット。

スカイトラック弾道データはこちらで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS30.4m/s、初速35.7m/s、打ち出し角29.3度、バックスピン量8677.0rpm、サイドスピン-827.1rpm、飛距離98.8y

打感はマイルド! ミズノらしい柔らかさで、音も澄んだ中高音系。かなり心地よかったですわ~!

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道。「T7」以上に球が上がりやすいイメージでしたね。また、スピン量ですが、「T7」の8316rpmに対して「ミズノプロS18」は8443rpmとほぼ同等ですが、コントロールショット時のスピン量は「ミズノプロS18」の方が総じてスピンはかかっていました。逆テーパーブレードは気持ち芯を外した感じやコントロールショットでもスピンがキッチリかかるということですかね。

出球傾向ですが、ボクのスイングで基本的ではややドロー気味だったかな。見た目の弾道的には最高到達点からやや左に落ちていくイメージで、オートマチックにつかまるイメージですね。もちろん、カットすれば右にも行きますけど、「T7」よりも遊び幅は多かったように思います。

シャフト挙動ですが、これはシャープに振れるイメージですね。従来のダイナミックゴールドと同じようなイメージで、切り返しでヘッド重量を感じやすいのでそのままおろしてやれば手元がクッとしなって自然にタメを作ってくれるイメージでした。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS43m/s以上にオススメ。重さ的にはそれほど重量級だとは感じませんでしたが、まぁ、この重量を18H振れるほうが間違いないでしょうね。「T7」のコンセプトをそのままに、顔を大きくすることでやや安心感を追加し、気持ちオートマチック度も増したモデルだと思います。「T7」は「ミズノプロ118」を中心に「同518」に合わせたいモデルですが、この「ミズノプロS18」は「ミズノプロ918」を中心に「同518」で合わせたいモデルだと思います。

<ミズノ「ミズノプロS18」ウエッジ>
■KAZ’s インプレッション(各10点満点)
▽スピン性能:10▽操作性:8▽抜けの良さ:10▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:9
■ヘッド:軟鉄(S25C)
■ロフトバリエーション(ロフト角/バンス角):44度/4度、45度/5度、46度/6度、47度/7度、48度/8度、49度/6度、50度/7度、51度/8度、52度/9度、53度/10度、54度/8、12度、55度/9、13度、56度/6、10、14度、57度/7、11、15度、58度/8、12、16度、59度/9度、60度/10度
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「ダイナミックゴールド」「ダイナミックゴールド120」「MODUS3 TOUR120」ほか。カーボンシャフト「TS-i」「OTi85」「MCI80」「ツアーAD75」ほか。
■価格:スチールシャフト「ダイナミックゴールド」「ダイナミックゴールド120」装着モデル1本2万1000円+税、「MODUS3 TOUR120」装着モデル1本2万2000円+税。カーボンシャフト「TS-i」装着モデル1本2万3000円+税、「OTi85」装着モデル1本2万8000円+税、「MCI80」装着モデル1本2万6000円+税、「ツアーAD75」装着モデル1本2万7000円+税。
■発売予定日:2017年9月15日