どーもです。

ブリヂストンゴルフのニューモデル「ツアーB JGR」シリーズを試打してきました。先代「JGR」シリーズは単純に「JGR」でしたが、今作は「ツアーB」の名を冠するかたちとなりました。とはいえ、「JGR」の遺伝子を継承し進化させたモデルだと思います。ドライバー、FW、UT、2タイプのアイアンと先代通りのラインアップで、そのキャッチコピーは「飛距離モンスター」。その辺も確認できればと思いますが、まずはドライバーからいってみましょう。

まずは見た目から。

先代は「Xドライブ707」を彷彿とさせる形状でしたが、「ツアーB JGR」ドライバーは全くの別モノに生まれ変わっていました。ソールのシルバー部分が「パワーリブ」と命名され、ソールの剛性を上げることでクラウンのたわみを増大しているようです。ウエートもネック側のみに変更されていました。

フェースは先代に比較するとややディープになったようにも見えました。でも、一般的にはシャロー気味だと思います。

ボディもややディープになっていたように感じました。先代同様ハイバックですね。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積はやや大きめで、形状的には丸型ですね。フェース側のへこみ部分は「パワースリット」と命名されていますが、この「パワースリット」加えクラウン中央部内側トゥ・ヒール方向に薄いミゾ「ウエーブ・パワー・スリット」が採用され、ソール剛性と相まってよりボディのたわみが大きくなったようです。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「JGRオリジナル TG1-5」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角10.5度、ライ角59度、長さ45.5インチ、総重量295g、バランスD2。ヘッド体積460cm3。シャフトスペックは、重量53g、トルク4.9、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的には軽めですが、バランス数値以上にヘッドがきいている感じでした。グリップは細め。シャフトはシルバーという色のせいもあるかもしれませんが、見た目でも細く感じました。手でしならせてみると、素直に中間がしなるイメージでしたが、素振りしてみると先端部がややしっかりしている感じでした。

実際に打ってみると、打感等のフィーリングは先代同様弾き系ですね。でも、ボク自身のHSが落ちたせいなのか、先代のような「シャコ!!」っとしたような、フェースが薄そうなイメージは感じませんでした。1発目はプッシュアウトだったので、2球目以降しっかりつかまえることを意識すると、それ以降はしっかりつかまえることができました。重心角が大きめでこのサイズのヘッドでもヘッドが返ろうとしているようにも感じましたが、シャフトの先端部剛性がやや高くなっていて、それを抑えているようにも感じました。先代同様しっかり球は上げてくれると思いますが、「飛距離モンスター」のキャッチコピーにかなわぬふがいない結果に終わってしまいました。これはひとえにボクの問題です。言い訳になりますが、最近クラブを握る機会が減っています。この日も芯を食った感じの打球が全く出ませんでした。先代の試打は倒れる前のモノですが、あんなに振れていたとは。これでは比較になりませんな・・・(汗)

スカイトラックデータの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS42.5m/s、初速59.0m/s、打ち出し角14.9度、バックスピン量3107.9rpm、サイドスピン-276.3rpm、飛距離224.5y
【ベスト】
HS42.1m/s、初速58.5m/s、打ち出し角15.4度、バックスピン量3094.9rpm、サイドスピン-44.2rpm、飛距離225.3y

打感は前述通りですが、なんか芯を食った感じがなかったので・・・。音はやや高めだったかな。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道ですね。フェードしているし! この動画も芯を食ったのかどうかはイマイチ分かりませんでしたが、それでもこれだけ球を上げてくれるし、結構直進性が高いような印象でした。

出球傾向は、ボクのスイングでもほぼストレート。動画はたまたまフェードしていました。打ち出し方向のバラケはありますが、打ち出した方向に真っ直ぐ飛んでくれるイメージで、直進性が高いモデルだと思います。

シャフト挙動ですが、全体的には柔らかめで素直に中間がしなる感じでしたが、その中でも先端部がやや硬めに感じましたね。ダウンからインパクトにかけてヘッドが返ろうとするのを抑えているようなイメージもありました。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/sあたりで、シャットに振れるボディターンタイプにおすすめだと思います。個人的にはガッツリ芯を食ったイメージの弾道を出せず、悔しさの残る結果となりました。軽量モデルは自分で振れてしまいます。その結果、芯を食う確率も減るのかな・・・と改めて実感した次第です。今回試打出来ていませんが、シャフトを合わせればその飛距離性能も体感できそうです。でも、こればかりは想像の域を出ませんので(汗) 芯を食っていない感覚でもこの結果ということを考えれば、逆にミスヒットにめっぽう強いモデルの証明にもなるかもとか思ったりして(笑)

<ブリヂストンゴルフ「ツアーB JGR」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:7▽上がりやすさ:10▽操作性:6▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:7▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=Ti811チタン合金、フェース=6AL-4Vチタン合金、ウエート=グステンネジ
■シャフト(重量/トルク/調子):「JGRオリジナルTG1-5」(S=53g/4.9、SR=52g/5.1、R=51g/5.3/中調子)。「Air Speeder G」(R相当=45g/6.6/中調子)。「Speeder569EVOLUTIONⅣ」(S=59g/4.6/中調子)。「ツアーAD IZ-5」(S=56g/4.4/中調子)。「ディアマナRF50」(S=58.5g/4.3/中調子)。「ATTAS Coool5」(S=57g/4.4/先中調子)。
■価格:「JGRオリジナルTG1-5」装着モデル1本6万3000円+税。「Air Speeder G」装着モデル1本6万8000円+税。「Speeder569EVOLUTIONⅣ」「ツアーAD IZ-5」「ディアマナRF50」「ATTAS Coool5」装着モデル1本7万8000円+税。