どーもです。

今週お届けしてきたブリヂストンゴルフのニューモデル「ツアーB JGR」シリーズですが、いよいよ今日紹介する「HF2」アイアンがオオトリです。このアイアンは先代「JGRフォージド」アイアンの後継モデルですね。昨日紹介した「HF1」アイアンに対して気持ち操作性を意識したモデルに感じますが、果たしてそのとおりなのか。早速レポしたいと思います。

まずは見た目から。

先代に比較するとややフェース下部のボリュームがやや増えて、より「HF1」アイアンに近い形状になっていたように感じました。「HF2」もバックフェースのスイートエリア辺りのボリュームが確保されていました。

フェースはブリヂストンらしい伝統の形状だと思います。先代に比較するとやや小振りになって、ネック側の縦幅が確保されたように感じました。

ソールはセミワイドかな。「HF1」の後に「HF2」を見るとかなり狭く見えますねw

ネックはグースネックかな。ボディは「HF1」がそのままボリュームダウンした感じ!

構えてみるとこんな感じ。ややトップブレードが太くなったようにも感じました。

今回試打したのは、スチールシャフトシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR105」Sフレックス装着モデルの#6。スペックは、ロフト角27度、ライ角61.5度、長さ37.5インチ、総重量410.5g、バランスD1。シャフトスペックは、重量106.5g、トルク1.7、元調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、総重量的にはやや軽めで、グリップも気持ち細めだったかな。さすがにこのクラスのスチールシャフトになると手でしならせるくらいではあまりしなりませんね。素振りしてみると、切り返して手元がクッとしなって若干タメを作ってくれるような感じでした。

実際に打ってみると、ロフトイメージ通りの球の上がり方かつ飛距離だったと思います。「HF1」とは確実に1番手飛距離が違うイメージでしたが、ロフト角を確認して納得です。3度違いは大きいですわな~!! 「HF1」を昨日オートマチック系アイアンと書きましたが、「HF2」の方がよりつかまりがよかったようにも感じました。しかし、ボクレベルでも逃がすことができそうな雰囲気だったし、実際にできました。そういう意味ではある程度の操作性も兼ね備えたアイアンだと思います。この辺は先代の遺伝子を正当に引き継いだイメージですね。飛距離重視の「HF1」、ある程度の操作性を意識した「HF2」と思った間違いないと感じました。操作性といっても基本性格的にはオートマチック系アイアンで、「球を上げてくれる」「球をつかまえてくれる」という要素においてはオートマチック系といえると思います。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS38.8m/s、初速49/4m/s、打ち出し角15.3度、バックスピン量54155.9rpm、サイドスピン-795.0rpm、飛距離165.5y
【ベスト】
HS38.8m/s、初速49.5m/s、打ち出し角15.7度、バックスピン量4111.6rpm、サイドスピン-956.5rpm、飛距離166.1y

打感はマイルド系。これはかなりマイルドでしたね!! マイルドかつ分厚いインパクト感はなんか爽快感もありましたわ! 音は落ち着いた中高音系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道。「HF1」同様クラブがしっかり球を上げてくれて、しっかりつかまえてくれますね。ロフトイメージ通りの弾道だったと思います。

出球傾向は、ボクのスイングで良い感じのドロー。弾道を見る限り、「HF1」よりもつかまりがいいようにも感じましたが、逆に逃がすこともできるので、シビアすぎない程度の操作性を意識したモデルだと思います。動画弾道ももっと左に曲がるかなと思いましたが、思ったほど左には行きませんでした!!

シャフト挙動ですが、切り返しで手元がクッとしなる感じですね。ボク的にはダウンブローに打ちやすいシャフトだと思います。でも、個人的にはもうちょっと重さが欲しかったかな・・・

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~42m/sあたりにおすすめ。基本性格的にはオートマチック系アイアンですが、シビア過ぎない程度に操作性も意識したモデルだと思います。このアイアンもボディターンタイプのフェードヒッターにおすすめしたいモデルですが、「HF1」は飛距離重視、「Hf2」はある程度の操作性重視といった感じのすみ分けだと感じました。

今回「ツアーB 」の名前を冠する方となった「JGR」ですが、基本的には先代「JGR」シリーズが正当に進化したモデルだと思います。病気をしたせいもありますが、打ち手のボクが著しく劣化したためキャッチコーピーの「飛距離モンスター」を実証できなかったのが悔しいですが、平均値が高次元で達成されたシリーズだと思います。FWで書いたと思いますが、シリーズ全体を試打して感じたのは、「HF1」以外はそれほど個性が強くないということです。逆を言えば、プレーヤーの受け入れ間口が広く、誰の色に染まりそうな感じのシリーズだったと思います。「ツアーB」となったことで、ステップアップを意識した向上心あるプレーヤーにおすすめのシリーズなのかもしれませんね。

<ブリヂストンゴルフ「ツアーB JGR HF2」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ(#4~9)=軟鉄+ポリマー、(PW、AW、SW)=軟鉄。フェース(#4~9)=Ultimate Strong Metal 2.0、(PW,AW、SW)= 軟鉄
■シャフト(重量/トルク/調子):スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR105」(S=106.5g/1.7、R=103g/1.9/元調子)、「NSPRO950GH」(S=98g/1.8/中調子)。カーボンシャフト「JGRオリジナルJG1-IR」(S=62g、R=60g/3.2/中調子)。
■価格:スチールシャフト「NSPRO MODUS3 TOUR105」装着モデル6本(#5~PW)セット10万8000円+税、単品(#4、AW、SW)各1本1万8000円+税。「NSPRO950GH」装着モデル各1本1万8000円+税。カーボンシャフト「JGRオリジナルJG1-IR」6本セット12万円+税、単品各1本2万円+税。