どーもです。

キャロウェイゴルフのニューモデル「エピック」シリーズのアイアンですが、「エピック スター」「エピック プロ」の2モデルが設定されています。今日紹介するのは「エピック スター」アイアンです。見るからに飛びそうな雰囲気ですが、果たしてその通りなのでしょうか。その辺も含め検証してみたいと思います。

まずは見た目から。

バックフェースのカーボン素材が、なんか飛びそうなオーラを感じさせます。ボディは新しい「エクソー・ケイジ構造」でより軽量化に成功しているようです。その結果余剰重量を再配置することで慣性モーメントを上げると同時に、タングステン・インナーウエートを番手別に配置しているようです。

フェースはセミラージ。やや大きめで安心感のある顔ですね。形状的にはややネック側の縦幅が狭い分、トゥ側が気持ち大きめに見えました。ちなみに、360度カップフェースになっていました。

ソールは思ったほどワイドではないですね。ボク的にはセミワイドでもなく、#7としてはちょうどいい幅に感じました。

ネックはセミグース。ボディはセミワイド系で若干太り気味に見えました。

構えてみるとこんな感じ。トップブレードが厚めなのと、セミグースによるフトコロの見え方と相まって、つかまりが良さそうなイメージを受けますね。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「Speeder EVOLUTION for GBB」Sフレックス装着モデルの#7。スペックは、ロフト角26度、ライ角62度、長さ37.5インチ、総重量359.5g、バランスD0。シャフトスペックは、重量63g、トルク3.6、先中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。

まず持ってみた感覚ですが、重量的には軽量級でグリップも細め。シャフトもやはりSにしては柔らかめで、手でしならせてみると中間から先あたりが結構しなっていました。素振りしてみると、軽量モデルな分振れてしまいますね。切り返しでヘッドを感じにくい感はありますが、意外とシャープに振れる印象でした。

実際に打ってみると、ちょっと打感が特殊というか、かなり弾き系ですね。パキッとした乾いた感じの小気味のよい弾き系で、球離れも速い感じでした。でも、しっかり球は上がります。そして、かなりつかまりもよかったですね。軽量モデルの影響だと思いますが、気持ちよく振ると振れちゃうので、かなりフックも出てしまいました。ボクはもともと打点がばらけやすいタイプなので、軽量モデルは自然に振れてしまう分打点がばらける傾向も強かったように感じます。これはいわゆるアンダースペック症候群ですね。今回カーボンシャフトモデルしか手配できなかったので、これは仕方がないかな。肝心な飛距離ですが、スカイトラックのデータ的にはHSのわりにはいまひとつにも感じましたが、見た目では奥のネットまでギリギリ届くか届かないかだったので、十分ぶっ飛び系アイアンだと思います。

スカイトラックの弾道データはこんな感じで、

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS38.9m/s、初速49.8m/s、打ち出し角16.0度、バックスピン量4105.5rpm、サイドスピン-943.3rpm、飛距離168.0y
【ベスト】
HS39.2m/s、初速50.3m/s、打ち出し角15.5度、バックスピン量4179.2rpm、サイドスピン-1035.4rpm、飛距離169.1y

打感は前述通りなので、ここでは省略します。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には高弾道ですね。クラブがしっかり球を上げてくれるイメージで、スピン量は少なめ。球離れが速めなイメージでした!!

出球傾向ですが、ボクのスイングでドロー系。ただし、いつもの感覚で振っていくとフック。ゆったりめに振った方が曲がりは少なく、ボクの感覚ではカット打ち系の方がよりストレートに近い弾道が得られるように感じました。

シャフト挙動ですが、ダウンからインパクトにかけてややヘッドが走るイメージでした。でも、切り返しでヘッド重量を感じないんですよね。これ、結構不思議な感覚でした。ダウンスイングの半分くらいからヘッドを感じるイメージで、こんな感覚は初めてだったかも!!

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS38~40m/sあたりにおすすめ。基本性格的にはいわゆるオートマチック系アイアンで、ゆったり振れるボディターンタイプのスライサーがしっかりつかまった弾道を得られるモデルだと思います。かなりスピン量が少なめなモデルですね。ぶっちゃけここまでスピン量が少ないとある程度叩ける方がいいかななんて思っちゃいましたが、実際にはクラブがしっかり球を上げてくれるので、ドーンと高弾道のいわゆる棒球が楽しめるぶっ飛び系アイアンだと思います。

<キャロウェイ「エピック スター」アイアン>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:9▽上がりやすさ:10▽操作性:7▽構えやすさ:8▽打感の柔らかさ:6▽ミスの許容度:10
■ヘッド:ボディ=(#5~9)17-4ステンレス+タングステン・インナーウエート、(PW、AW、GW、SW)高比重合金+タングステン・インナーウエート、フェース=17-4ステンレス
■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト「Speeder EVOLUTION for GBB」(S=63g/3.6、SR=61g/3.9、R=58g/4.2/先中調子)。スチールシャフト「NSPRO ZELOS7」(S=77.5g/2.6/先調子)。
■価格:カーボンシャフト「Speeder EVOLUTION for GBB」スチールシャフト「NSPROZELOS7」装着モデル5本(#6~PW)セット各16万円+税、単品(#5、AW、GW、SW)各1本3万2000円+税。