どーもです。

ヨネックスのニューモデル「EZONE GT」シリーズですが、今回ドライバーとFWを試打出来ました。「Gravity」「Graphite」「Groove」の3つの頭文字のGとTechnologyの頭文字TからGTとなったようです。すなわち、「重心位置」「カーボンシャフト」「フェースの縦ミゾ」にこのGTシリーズの秘密はあるようですね。その辺を確かめてみようと思いますので、早速いってみましょう。

まずは見た目から。

「EZONE XPG」「EZONE XPGタイプHD」ドライバーとは明らかに別モノの雰囲気ですね。ソール形状的にも別モノで、ウエート位置もよりソール後部になっているので、より深重心を意識したモデルだと思います。

フェースはシャローだと思います。「EZONE XPG」「EZONE XPGタイプHD」とは形状も若干変更されていて、この「EZONE GT」はやや角張った形状になっていたと思います。

ただし、ボディ的には両者に比較するとややディープでヘッド自体ややコンパクトさを感じさせるイメージでした。

後ろ姿です。

構えてみるとこんな感じ。形状的には丸型クラウンですが、両者がツヤ消し処理だったのに対しこのニューモデルはピカピカ!! しかも、カーボン素材がわかる仕上げになっていました。

今回試打したのは、オリジナルカーボ「REXIS for EZONE GT」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角9度、ライ角59度、長さ46インチ、総重量298g、バランスD2。ヘッド体積450cm3。シャフトスペックは、重量47g、トルク5.0、先中調子。試打ポジションはSTD。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用でした。

まず持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップのもやや細めでしたね。久し振りに46インチを持ちましたが、個人的に長いのが苦手なので、その辺には敏感になっています。シャフトをしならせてみると、Sでもやや柔らかめな印象で、手でしならせてみると、全体的にしなりが大きいモデルのように感じました。素振りしてみると、切り返しでも結構しなるイメージですが、その分しなり戻りも早そうなイメージでした。

実際に打ってみると、最初の何球かは長さの影響で若干ダフリ気味のショットを繰り返しましたが、タイミングをつかむとその後はナイスショットを連発!! しかも、ボク的には苦手な46インチであり得ないナイスショットの連発でした。弾道的には打ち出しから高めでロースピンのいわゆる棒球を打ちやすいモデルだと思います。このEZONE GTの最大のポイントですが、ボク的にはシャフトにあるようにも感じました。もちろんヘッドありきのマッチングですが、「Graphite」のポイントとしてシャフトも重要なポイントだと思います。そのシャフトですが、ボクの感覚としてはかなりしなり戻りが速いイメージでした。ダウンからインパクトに向けてのいわゆる「逆しなり」が大きく、かつクイックだと思います。最初はそのタイミングが取れず「んっ!?」となりましたが、逆にタイミングがとれると、ウソみたいな弾道を連発!! スカイトラックの飛距離表示でもここ最近見たことない248y(動画弾道データ)と250yに迫る飛距離をマーク! 苦手な長尺でこの結果は、打ったボクもちょっとビックリ・・・w

スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら。

【3球平均】
HS42.5m/s、初速61.7m/s、打ち出し角15.9度、バックスピン量2388.7rpm、サイドスピン-345.7rpm、飛距離243.8y
【ベスト】
HS43.0m/s、初速62.4m/s、打ち出し角15.4度、バックスピン量2609.4rpm、サイドスピン-224.2rpm、飛距離246.6y

打感は結構マイルド系。かなり分厚いフェースに乗っているかのような打感でしたね。音は落ち着いた中音系でした。

弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータはこちら。

弾道的には文句なしの高弾道!! 打ち出しからドーンと大きないわゆる棒球が打ちやすいモデルだと思います。しかも「Groove」の影響かスピン量はかなりいい感じ!! 最近感じていた「分厚いインパクトでスピン量が増える」感覚を覆すモデルでした。

出球傾向ですが、ボクのスイングでもほぼストレート。長尺でしなり戻りのタイミングさえあえば、ほぼストレートから軽いドロー系の弾道が打てると思います。

シャフト挙動ですが、前述通りポイントはしなり戻りの速さだと思います。重量的には軽めかつSにしては柔らかめなイメージですが、まるでムチにようなしなやかなしなりで、これを上手く使えれば「飛び」を実現できることを予感させてくれるし、実感もできましたね。

今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS40~43m/sにオススメ。このクラブは実際に打ってみると不思議なクラブで、スイングタイプを問わずにどんなタイプでも応えてくれそうなフトコロの深さを感じました。この「EZONE 」シリーズですが、XPGシリーズはかなりハードでエッジが立ったモデルにも感じました。そんなエッジさをそぎ落としたXPG タイプHDシリーズが追加で発表されましたが、今回登場したGTシリーズはかなりの扱いやすさととにかく「飛距離」が体感できるモデルになっていると思います。とにかく飛ばしたい人、もしくは飛距離を取り戻したい人は、ぜひ1度試して欲しいモデルだと感じました。

<ヨネックス「EZONE GT」ドライバー>
■KAZ’sインプレッション(10点満点)
▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:10▽打感の柔らかさ:10▽ミスの許容度:9
■ヘッド:ボディ=8AL-1Mo-1Vチタン、フェース=6AL-4Vチタン、クラウン=オープンウィーブカーボン、スリーブ=A7075アルミ合金、ウエート=8gタングステン合金、2gアルミ合金
■シャフト(重量/トルク/調子):「REXIS for EZONE GT」(S=47g、SR=45g、R=43g/5.0/先中調子)
■価格:1本6万3000円+税